2019年07月21日

郊外移住の日本版CCRC(Continuing Care Retirement Community)

日曜日のNHK大河ドラマ「いだてん」を見るのがお決まりになっている我が家だが、21日は参院選投開票の報道で番組はお休みでした。「いだてん」は第二部に入り、中村勘九郎の金栗四三から阿部サダヲの田畑政治に代わった。初のオリンピック参加の先導者であった嘉納治五郎にたいして新聞記者である田畑は、水泳選手の応援をしていたツテで寄付金を集め、嘉納にも軽口を叩いたりする。兎に角、パワフルで、奇想天外です(視聴率に反映せずですが)。

年表を見比べると、嘉納は丁度、我孫子に別荘を持ったばかりで、東洋初のIOC委員となった事になる。IOC役員にとクーベルタンから要請があって、借金をしてオリンピックの費用を工面していたのだと、ドラマを見て認識した。そういう多忙の最中に我孫子にきて癒されていたようだ。嘉納治五郎の日誌にその痕跡が読み取れる。定年退職の年齢で、IOC委員になったので、欧米で開催の会議に行くのも船であり、我孫子での別荘ライフを楽しみにしていたというのも頷けます。今でいうクライングガルテン(農ある暮らし方、栽縁生活)を楽しむには我孫子は最高の場所といえましょう。

今後も高齢化は急速に進展する中で、気になるのは「終の住みか」です。厚生労働省の発表によると2060年まで一貫して高齢化率は上昇していくことが見込まれており、2060年時点では約2.5人に1人が65歳以上の高齢者となる見込みとのことです。その問題を解決するために、昨今注目を集めている「日本版CCRC」。「CCRC(Continuing Care Retirement Community)」とは、アメリカで普及している定年後の高齢者を対象とした生活共同体のことで、自立生活が可能なうちに入居し、その後介護が必要な状態になっても住み続けることができるものです。平成26年9月に「まち・ひと・しごと創生」本部が内閣に設置され、その戦略会議の中で希望する高齢者が健康時から移住し、自立した社会生活を継続的に営める「日本版 CCRC」の導入が話し合われました。

「まち・ひと・しごと創生」本部事務局が発表した「日本版CCRC」生涯活躍のまち構想では「東京圏をはじめとする地域の高齢者が、希望に応じ地方や『まちなか』に移り住み、地域住民や多世代と交流しながら健康でアクティブな生活を送り、必要に応じて医療・介護を受けることができるような地域づくり」を目指すとあります。従来の高齢者向け施設は、要介護状態になってからの入所・入居が通例でしたが、「日本版CCRC」では、高齢者は健康な段階から入居して健康長寿を目指すことを基本としています。

それでは、自分に合った暮らしを見つけるにはどうすれば良いのでしょうか。「まち・ひと・しごと創生」本部では、生涯活躍のまち探しのサポートとして居住・就労・生活支援等に関わる情報提供や相談に対応する窓口「移住・交流情報ガーデン」を開設。また地方自治体や関係省庁とも連携した「全国移住ナビ」で、移住者の体験談などに触れる機会づくりを行っています。

これが実現できれば、地方への新しい人の流れができ積極的に就労や社会活動に参画することにより、地方の活性化も期待できるのではないでしょうか。さらに増加傾向にある空き家や空き公共施設などの地域資源の活用にも一役買うこともできそうです。

湯沢町は1980年頃からリゾートマンションの建設が相次ぎ、購入者のほとんどが東京の住民だったことから当時は東京都湯沢町などと呼ばれていました。関越自動車道に上越新幹線と首都圏からのアクセスも良く、映画「私をスキーに連れてって」の大ヒットによるスキーブームも後押しし、湯沢町には90年以降も続々とリゾートマンションが建設されたのです。そして地価狂乱のバブル崩壊後、湯沢町のリゾートマンションの価格は、バブル期の10分の1以下に落ち込んでいるといわれています。その理由としては所有者の高齢化やスキー人口の減少が考えられます。リゾートマンションや別荘の売買をHPで見ると、湯沢エリアのリゾートマンションは10万円台で売買されている物件もありました(2018年3月現在)。値下がりして空き部屋が多かった湯沢町のリゾートマンションでしたが、最近はリタイア後のセカンドライフを楽しむために湯沢町に移住するシニアの方が増えているといいます


長年住み慣れた環境からセカンドライフの場所として新たに選択した湯沢のリゾートマンション。住んでみた全員から「すべて良い! マイナスポイントは一つもない」と笑顔で答えてくれました。マンション購入の際には、「管理費、修繕費、などの固定費は25,000円以下を希望する方が多いです」とのことです。もし物件の購入の検討をするのなら、管理費などの固定費は確認しておきたい事項です。豪華な共有部分の比率が高いリゾートマンションは管理費などが割高でも、贅沢な施設が使い放題で毎日が温泉三昧なら管理費、修繕費などの維持費も、使い方によってはむしろお得に感じるかもしれません。首都圏で高い賃貸料を払い続けるなら、郊外に移住して老後をゆったり過ごすと金銭的にも楽が出来る計算もありそうです。

つづき
posted by Nina at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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