2019年06月20日

各自治体での議会審議の変化変遷

平成29年6月2日に参議院本会議において可決・成立し、同年6月9日に平成29年法律第54号として公布された法改正により条例が改正が出来て、議員のうちから監査委員を選任しないことが出来るとなった。既に自治体によっては改正条例が出て議選監査委員を廃止するところも出ている。我孫子市では執行部から議選監査委員を取りやめるとの議案になって提出の予定があったが、改選議会でその是非を図ることになって、今議会での議案提出は撤回となった。  

地方自治法第196条により、これまでは監査委員は識見を有する者及び議員から選任するとされてきた。そのため、議会によっては監査委員である場合に決算委員会から除くとなり、監査委員の議員は決算を除くように議会の規則にしている議会が少なくなかった。監査委員の任期にあると質問したい部分があってもできないので、議選監査委員を選出しないで済むなら、その方がいいとの考えに至る一因にもなって、議会選出をやめている議会もでてきている。議会議員の立場としてしっかりと決算審査をしていくという中でチェックしていくことが望ましいとの見解に収斂していく。

他方、市民からの陳情で「通年議会」の移行をとの件があがっている。平成24年の地方自治法の改正における「通年会期制度の創設」を契機として、議会運営を弾力的かつ活発化するため、会期の通年化を実施する議会改革も行われるようになっている。議会の役割である監視とかチェック、牽制、さらに政策立案をどう目指して、市民の負託に応えて市民福祉の向上をどう図っていくか、迅速に対応との要求が強まっている。

そういった流れの中で、予算・決算にしても議会全体で審査をするよう議会事態の変化が表れてきている。つまり予算審査と決算審査を同一議員が行うことは、決算審査時の指摘事項が当初予算に反映されているか、総合的・一体的な審査が強化されるとの考えの反映である。予決算の全体審議は、既に平成18年3月の地方自治法の改正により、従来、所属できる常任委員会が一つに制限されていたところ「少なくとも一つの常任委員となる」よう改正されたことを契機に各議会で議会改革の見直しがされてきている。

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丸亀市への委員会視察によって議会の資料を得て、予・決算の審査を「監査委員」を除く全員で行っていると知ることとなった。そこで調査を始めてみると、佐倉市なども予・決算関連議案に関する審査状況について、全体審議に移行している幾つかの議会事例をピックアップして検討しているのが分かった。その論点を抜粋すると、以下のようであった。

1. 特別委員会の構成委員
(1) 予算審査のための特別委員会 @ 全ての議員で特別委員会を構成している市議会 ;千葉市,習志野市,四街道市,富里市
※ 習志野市議会は、議長を除く全ての議員が、[一般会計]を審査する委員会と、[特別会計]を審査する委員会の、いずれかの委員会に所属する。
(2) 決算審査のための特別委員会 @ 全ての議員で特別委員会を構成している市議会 ;千葉市,習志野市,四街道市 ※ 習志野市議会は、議長を除く全ての議員が、[一般会計]を審査する委員会と、 [特別会計]を審査する委員会のいずれかの委員会に所属する。

2. 特別委員会の審査に要する日数
(1) 当初予算審査;千葉市,習志野市,富里市 ※ 千葉市議会は、分科会3日と全体会1日の合計4日間で開催している。
B 5日間 ;四街道市 《参 考》 常任委員会で審査している八街市議会及び白井市議会は、通常、1日で開催してい る常任委員会を2日に延長し、審査している。
(2) 補正予算審査 補正予算を特別委員会で審査しているのは習志野市議会であり、1日で審査している。
(3) 決算審査 @ 4日間;千葉市,習志野市,四街道市,富里市

3. 質疑時間等の制限
(1) 千葉市議会;制限時間なし。但し、千葉市は各会派2名までとしている。
(2) 習志野市議会;制限時間なし。但し、委員長裁量で制限する場合がある。
(3) 四街道市 ;会派単位で制限時間を設けている。 @予算審査 会派構成人数×7分 A決算審査 教育費・民生費(一般会計) 会派構成人数×5分 教育費・民生費(特別会計) 会派構成人数×2分 その他予算(一般・特別会計) 会派構成人数×4分
(4) 富里市 ;@予算審査 会派構成人数×20分。 A決算審査 制限なし

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佐倉市の調査であがっている千葉市、習志野市,四街道市,富里市 では予・決算を議員全体審査(議長は除く)に移行しており、監査委員議選の廃止など議論がされたと考えられる。他に全国でどのような動きがでているのか、ネット検索アットランダムな情報収集ところ、数時間の検索では次の議会で、予・決算全体審議を行っていると議会HPに掲載があるので、監査委員を返上していると思われる。

https://www.city.uji.kyoto.jp/0000016580.html
横須賀市(宇治市による視察報告)
http://kumamoto-shigikai.jp/one_html3/pub/default.aspx?c_id=22
熊本市 
http://www.city.fujinomiya.lg.jp/municipal_government/llti2b0000002k2h.html
静岡県富士宮市
http://www.city.seki.lg.jp/0000001749.html
岐阜関市
https://www.city.higashiomi.shiga.jp/0000008565.html
東近江市
http://www.city.himeji.lg.jp/s120/gikai/_8696/_8702.html
姫路市
http://www.city.hirosaki.aomori.jp/gikai/iinkai.html
弘前市
http://www.city.omuta.lg.jp/shigikai/hpkiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=3607&class_set_id=2&class_id=444
大牟田市
https://www.city.suzu.lg.jp/gikai/Gikai_Group.html
石川県珠洲市

下記についてはPDFファイルで、インターネット検索できる。
敦賀市、会津若松市、宮古市、加賀市、他。 


昨日19日は、予算委員会の前に警察に行き、地域の方から指摘いただいた懸案事項、6号交差点の危険性改善の為に再度の相談に行き、善処を求めた。子育て世帯のご相談、ご伴侶のケアマネ介護のご心配などもうかがう事が多くなったこの頃、主婦の経験は大いに役立つなあとも思う。そして、本日は議運に上記のレポートを提出したが、参考にされるといいのだが・・・・。

10年表象.JPG

 そして本日、議会最終日に議員として10年表彰を受けるとなって、「石の上にも三年」の4倍の年数を務めてきたことは、主婦として早々或るものではないのだろうなァと思うのだ。そして、父譲りだと今にして思うが、いつも鬱陶しく私の半生に覆いかぶってきた「反骨精神」も、私自身の板についてきた感じだ。二度もの戦争に駆り出された大正の男子の父、「男は女よりエライ」のだと頭ごなしに私に吹き込んだ母、双方が戦中派で、戦後の価値観と違う中を生きてきた。子供ながらに言えぬまま反発もしたが、孫のいる今となると、すべて生きとし生けるものは愛おしい。
posted by Nina at 12:17| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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