2019年05月16日

プラチナ思考で取り組んでみる

常任委員会の視察から戻り、環境や地域問題を改めて見直さなければと思っていたところ、プラチナ思考で考えると、難問が解決していくように思えてきました。

工業社会のもたらした豊かさは、また問題も産みました。日本を含むポスト工業化社会では、次のような課題があり、新たな社会モデルを必要としています。

第一に、地球規模の環境問題です。特に温暖化の問題は地球の存続の重大な問題です。
第二にに高齢化です。経済的豊かになると寿命が伸びます。教育機会が男女業同に与えられますが、出生率が下がります。結果として高齢化が進みます。これは日本だけの問題ではなく、やがて新興国も含めそうした状況を迎えます。
第三は需要不足です。生活に必要なモノが一通り揃っている先進国では、新興国からの安価な輸入品の増大などで、つねにモノ余りが起きて慢性的な需要不足状態になります。技術革新による生産性の向上も需要不足の原因になり、これは雇用問題を引き起こしたり、金余りの結果、バブル経済とその崩壊を繰り返す原因となったりするのです。

振り返ると日本は周辺から技術革新の術を得てきました。古代は稲作栽培で農業集約化を中国から、工業化社会では欧米から学び、今日の繁栄を築いてきました。それでも明治維新後は、工業化を達成し帝国主義の末尾にも加担して、20世紀の終盤までに工業化が進んでいたなら先進国と呼ばれるようになり、その余剰もアジアの一国ながら享受しました、それは人口では10億人足らずに留まっていました。しかし、1990年のベルリンの壁の崩壊後、世界中で市場経済が発展、工業国化の進展がありました。それは、世界中が豊かになると同時に、新たな問題を生むこととなりました。

21世紀の今日、世界は3つの難題の解決を迫られています。日本のこれからの10年間は、本当に重要な時間となります。プラチナ社会という高齢化社会モデルを国内で実証し、それを産業化できれば、世界中に輸出することができます。80年代の大量生産型の製造業に勝る強い産業が誕生することになるのです。

世界最高齢者を抱える高齢化大国として日本は世界で最初にこの問題を取り組まねばならない国となったのです。
敗戦から22年後、日本はGDPで世界2位となり、経済力では、トップ・ランナーの仲間入りをしました。
POST工業化社会のフロントランナーに立ったということです。

他国に先んじて高齢化=衰退すると考えると、悲観が蔓延します。
もともとあれば、消費意欲も停滞します。現在の日本はこうした状態にあると言えます。
逆に、難題解決の機会を世界で最初に取り組むともいう事ができます。
世界で最初に難問を解決できれば、世界で尊敬される国になります。
産業でも優位に立て、それこそが、真の先進国だと見直されるのです。
フロントランナーは、キャッチアップの時代とは大きな違いがあります。キャッチアップであれば、行き先も道も見えています。予測や評価が可能です。しかし、フロントランナーは、行き先(目指す社会)も道(手段)も自ら造らなければなりません。
精度の高い予測や評価はもとより不可能なわけですが、ち密に戸籍をつくり、データ化してきた実績とお上、公、水戸黄門や大岡裁きに対して、災害復旧に向かってくれるからと信頼をすることで、やはり地域はまとまってきていた。
できる、できない、損か、得かの議論を延々としているだけでは、フロントランナーとは言えません。
必要なのは「やる」という意志です。これまでも、幾多の災害、戦禍、被ばくという経験を乗り越えて立ち上がってきた日本は正直に前に進むしかない国なのです。

かつては、人間の力は弱いものでしたが、今や、自然にさえ影響を与えることができるほどの強大な力を手にしています。意志さえあれば、ほとんどの問題は化学的に立証するまでもなく解決可能なのです。

プラチナ社会の実現を通じて新たな産業を創ることが必要です。プラチナ社会を実現するということは、快適な社会を創るということです。
そのためには、環境、医療・健康、教育、インフラ整備・維持管理等の分野で解決すべき課題が膨大にあります。こうした分野は産業ではなく、社会コストとしてとらえられてきました。しかし、より快適な社会を創るために使うお金は、コストではなく、投資して利益も生むと考えるべきです。
そして、その投資が持続するには産業として、成立するようにすることが必要です。

それには、民の活力を活用することはもちろんですが、規制緩和、制度や技術基準の見直し、リクス資金の調達や公的助成、既得権益者との調整等、官の役割も重要です。もっともこれは、大きな政府を支持するものではありません。必要なのは、市民が支え看ている民主的賢い政府です。

18世紀以降、農業社会から工業社会へ転換することで、多くの産業が生まれ今日の産業社会を創りました。
そこでフロントランナーを努めた欧米諸国は、多大な先行者利益を享受しました。
これからの数十年で、世界は次のステージに移行しようとしています。これをプラス思考の上をいくよう、プラチナ思考で考える、日本が世界に先駆けて牽引するよう実現するようにしていけば出来そうです。21世紀の社会的課題を解決するために、それを公共事業で内向きに終わるのではなく、地域に循環する産業化することで新しい産業と雇用を創出するのではないかと考えを転換するのです。SDGsを率先する事で持続可能な社会システムを確立する。これが課題解決先進国、フロントランナー日本再生への道筋はプラチナ思考にするのが、いいです。


参照:三菱総研HP
posted by Nina at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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