2019年03月24日

公立と私立の学費比較

子どもが中学生のときには、どのような学費がいくらくらいか? 文部科学省「子供の学習費調査(2016年)」のデータを基に試算すると私立は公立の2.8倍かかります。

◆公立中学校の学習費総額
まずは公立中学校で、1年間に平均してかかるお金の合計と内訳を見てみましょう。

●合計……47万8554円
・うち学校教育費……13万3640円
・うち学校給食費……4万3730円
・うち学校外活動費……30万1184円
(文部科学省「子どもの学習費調査2016年度」より)

学年別推移でみると次のようになります。入学年度以上に、3年生のときに学習費がかかるのは、高校受験のための塾代等がかさむためです。
・1年生……46万9153円
・2年生……39万2774円
・3年生……57万1163円

次に、学校教育費と学校外活動費の内訳について見てみましょう。
◆学校教育費の内訳

公立中学校の学校教育費の内訳は次のとおりです(年額)。
・授業料……0円
・修学旅行・遠足・見学費……2万5038円
・学校納付金等……1万3994円
・図書・学用品・実習材料費等……2万3839円
・教科外活動費……3万1319円
・通学関係費…… 3万5914円
・その他…… 3536円

◆学校外活動費の内訳
公立中学校の学校外活動費(年平均)の内訳は次のとおりです。

・家庭内学習費……1万4347円
・家庭教師費等……1万7868円
・学習塾費…… 20万2498円
・その他……4851円
・体験・地域活動…… 3167円
・芸術文化活動……1万9133円
・スポーツ・レクリエーション活動……2万3075円
・教養・その他……1万6245円

学校外活動費の中で、学習塾費が突出しているのがわかります。
◆私立中学校の学習費総額

続いて私立中学でかかる学費も見てみましょう。首都圏を中心に、「中学から私立」という選択も注目されています。私立に通っている生徒数の割合は約7.0%となっています。
私立中学校で、1年間に平均してかかるお金の合計と内訳は次のとおりです。
●合計……132万6933円
・うち学校教育費……99万7435円
・うち学校給食費……8566円
・うち学校外活動費……32万932円
(文部科学省「子どもの学習費調査2016年度」より)

学年別推移でみると次のようになります。
・1年生……157万2110円
・2年生……115万6873円
・3年生……124万 538円

私立は学習費がかなりかさみ、公立に比べて約2.8倍かかっています。しかし、高校と違って中学時代は就学支援金のようなものはないため、親の負担も大きくなります。特に、私立は入学金があるため、入学年度はほかの年よりも学習費がかかります。
◆学校教育費の内訳
私立中学校の学校教育費(年平均)の内訳は次のとおりです。
・授業料……42万5251円
・修学旅行・遠足・見学費……7万4169円
・学校納付金等……26万1545円
・図書・学用品・実習材料費等……3万7689円
・教科外活動費……5万7008円
・通学関係費……13万5961円
・その他……5812円

公立中学に比べて全般的に高いですが、特に授業料や学校納付金、通学関係費がかさんでいるのがわかりますね。
◆学校外活動費
私立中学校の学校外活動費についても、その内訳を見てみましょう。
・家庭内学習費……2万9804円
・家庭教師費等……2万3592円
・学習塾費……14万3694円
・その他(補助学習費)……7022円
・体験・地域活動……1万7560円
・芸術文化活動……4万3747円
・スポーツ・レクリエーション活動……2万7866円
・教養・その他……2万7647円

やはり学習塾費がかさんでいるのがわかりますが、実は公立で約20万円かかっているため、私立中学の塾代の方が年間で約6万円ほど抑えられています。塾に行かなくて済むように私立中高一貫校に通わせる、というご家庭があるのもうなずけます。しかし、私立に行ってなおかつ塾代がかさむのは過重な負担となります。

とはいえ、トータルでは私立の方が断然、学習費はかかります。中学の後には高校、大学と進学が控えていることも頭に入れて、無理のない進路選びをしたいものです。

出典:オールaboutマネー3/23 豊田 眞弓(マネーガイド)
posted by Nina at 20:25| 千葉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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