2019年03月14日

育児の応援、乳児用液体ミルク

 乳児用液体ミルクの製造・販売の解禁され、江崎グリコが2019年3月5日に「アイクレオ赤ちゃんミルク」を、明治が3月下旬に「ほほえみ らくらくミルク」を販売することになって液体ミルクが話題になっている。液体ミルクは18年8月に厚生労働省が省令を改正し、国内での製造が可能となった。厚生省の承認と、消費者庁から「特別用途食品」の許可を得ることで販売となった。消費者庁の規定では、液体ミルクおよび粉ミルクには「乳児にとって母乳が最良である旨の記載」を義務づけている。

 WHOとFAOが07年に公表したガイドラインでは、「最適な乳児の成長、発達及び健康を達成するためには、誕生後6ヶ月間は母乳のみで育てることが好ましい」としている。かつて、母親たちはなんとか母乳を絞り出そうとして、泣きそうになることがあった。出ない新米ママもいるし、体質的にもちょっとしか搾乳できないということがあるので、赤ちゃんが育たないのではと心配事が重なるとそれがまた母乳の出ない原因になるストレスになるからだった。徐々に母乳が出やすくなると悩みも解消していくが、今度は外出の時にどうするかという問題になった。これは、一世代前の話だけれど、授乳スペースもないし、おむつ替えの場所などある訳がなかった、まして布オムツオンリーで、やむを得ない外出のみに留めないとオムツのストックがなくなる非常事態になってしまう、そういう育児事情であったため、女子供は戦力外となる・・・というわけで、子供が大きくなるまで働くなどさせる男は社会的にメンツを保てないと思うので、「女房を働かせるわけにはいかない」時代が長かった。それが、紙おむつの開発が米国の製品以上に細やかな品筆改良がされて、コストダウンも進み、トイレットトレーニング(オムツの外れる時期)がまったり3、4年も延びる事情を生んでいるけれど、育児環境が社会変化で変わってきているというわけである。

 女性が輝く時代という働き方改革のそんな中で、厚労省が改訂を進める「授乳・離乳の支援ガイド」案では、育児環境の変化や最新の科学的知見を踏まえて、「授乳の支援に当たっては母乳だけにこだわらず、必要に応じて育児用ミルクを使う支援も必要である」「母子の健康等の理由から育児用ミルクを選択する場合は、その決定を尊重するとともに母親の心の状態等に十分に配慮し、母親に安心感を与えるような支援が必要である」と提言した。

 さらに、「完全母乳栄養児と混合栄養児との間に肥満発症に差があるとするエビデンスはなく、育児用ミルクを少しでも与えると肥満になるといった表現で誤解を与えないように配慮する。また、6か月間の母乳栄養は、小児期のアレルギー疾患の発症に対する予防効果はない」と乳児用ミルクをめぐる誤った情報を否定した。


 子育てママたちのツイートは今や瞬時に伝わる、まさに時代を変える先鋒になっている。⽇本では現在、「⺟乳」「粉ミルク」「両者混合」の3通りの授乳スタイルがあるが、世界の多くの国々では液体ミルクがポピュラーな選択肢としなっていた。とりわけ、⼥性の社会進出が進んでおり育児先進国と呼ばれる北欧で広く普及しており、粉ミルクと液体ミルクの販売量の割合はスウェーデンでほぼ半々、フィンランドでは液体ミルクが9割以上となっている。
 お隣り韓国の統計庁長は「1918年の出生率は1.0未満になるものと予想される」と衝撃的な報告があった。その前年の出生率が、統計を取り始めた1970年以降、史上最低の1.05人まで落ちていたので深刻に事態を受け止めての事だった。つまり経済協力開発機構(OECD)加盟35カ国の平均1.68人を大きく下回っていることはもちろん、韓国の出生率が世界の中で圧倒的な最下位で、人口減は国力維持に影響するからだ。日本での育児環境がどんどん変わり、働くママたちが外にいても赤ちゃんが困らないようにしようとなってきた。液体ミルク、紙おむつによって、日本の女性たちは男女同等の活動ができるということなのか。今までは何だったのかしらと思うけれど、国際的に日本女性が表舞台に姿を見せる時代がくるのかもしれない。


参照:J-cast(3/13)
 


 
posted by Nina at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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