青木功が日本のゴルフ選手として初優勝したことで知られる正月明け恒例のPGAツアー、 ソニーハワイアンオープンが13日(日本時間14日)終わりました。このところは、久方ぶりに世界での活躍が期待される日本人選手が出てきています。しかし、今回についてはやや物足りない結果で、昨年の賞金王の今平周吾が8アンダーの33位、松山英樹が6アンダーの51位となり、優勝は22アンダーで回った米国のマット・クーチャーでした。
さて、PGAツアー(ツアートーナメント)が今年10月に日本で行われることをご存知でしょうか?場所は我孫子市に隣接する習志野カントリークラブ(印西市大森)です。かつて、尾崎将司がホームコースにしていた名門コースです。キング・コースとクイーン・コースの二つを合わせて36ホールあり、そこから18ホールを選び、PGAツアーに相応しいコースにするそうで、先日その下見にきていたPGAスタッフと遭遇した人たちもいて、話を聞かされました。ゴルフ場が多い千葉はゴルフ税も入ってくるので、有り難いですし、それこそ我孫子は「青木功・ふるさと大使」なので、私の周辺でも栄誉ある世界的ゴルフツアーが開かれることを楽しみにしている人がいます。
もしタイガー・ウッズが来れば、来日13年ぶりの試合が直に見られる! ジョーダン・スピース、リッキー・ファウラー(お祖父さんは日本人)などの著名選手と言われる選手が、成田空港に到着して、日本に宿泊し習志野カンツリーに来る!、ということになります。そのプレーをまじかに見たいと、多くのゴルフファンが国内外から押しかけることになります。もちろん我孫子の人ならギャラリーのチケットを手に入れれば、連日、目の前で見るも可能なので、新たな話題です。
この日本での PGAツアー のスポンサーは、1億円お年玉で話題となったZOZOTownの前澤友作社長です。実は、社長は鎌ヶ谷生まれなので、日本各地にゴルフ場があるのに千葉のこの辺りにしたというのかもしれません。プライベート・ジェットも成田を利用したり、間もなく建設される自宅豪邸も千葉に予定されています。
大会名は「ZOZO CHAMPIONSHIP」となるのだそうで、会社の宣伝効果も考えているのはさすがです。賞金は総額11億円、優勝賞金2億円と、これまた数十億というお金をポンと提供したのでしょう。PGAツアーの中でもトップクラスの賞金で、日本ツアーで高額なダンロップフェニックスやJTカップの5倍という破格な豪華ツアーです。PGAツアーは、韓国での2017-18開催や、すでにマレーシア、中国では定期開催されてきました。日本初の PGAツアー 「ZOZO CHAMPIONSHIP」が我孫子の至近距離に決定したのなら、千葉のインバウンドにも好影響がもたらされるでしょう。
アウトドアーのスポーツでは、このところ、テニスの錦織圭、大坂なおみ、野球の大谷翔平、田中将大、サッカーの大迫勇也と世界で活躍するプレーヤーが増えています。現在ゴルフでは松山英樹、小平智がいます。彼らに続くプレーヤーが、我孫子の青木功のごとく、再び地元から現れることも期待したいです。(ふるさと納税に、青木功ふるさと大使スクールとつけたイベントを創れたら、我孫子ゴルフ倶楽部で青少年から大人まで教えるなど、我孫子も知名度を上げるのではないでしょうか。我孫子=あびこ とは読まれない以上は、検索してもらえない地方のままになってしまいます)