今月4日、ストックホルムで卓球の女子スウェーデンOP決勝が行われ、伊藤美誠(みう)は、2014年最年少でITTFワールドツアー、ワールドツアーグランドファイナルを優勝した。伊藤は世界ランキング1位の朱雨玲にゲームカウント4-0で圧勝し優勝した。これは2017年4月のアジア選手権で当時世界ランク11位だった平野美宇(日本生命)が、準々決勝で同1位の丁寧、準決勝で同2位の朱雨玲、決勝で同5位の陳夢を立て続けに破り優勝した快挙に次ぐ偉業だ。今大会の伊藤は1回戦の張薔を含めると、ひとつの大会で4人の中国人選手を破ったことになる。
伊藤は2015年シングルスでもワールドツアーで最年少優勝。2016年には、オリンピック卓球競技史上最年少の15歳でメダリストになった。 平野美宇とともに彼女達2000年前後生まれは女子卓球黄金世代とも呼ばれている。
伊藤が次に中国選手と当たるのは12月13日開幕(韓国・仁川)のグランドファイナル。女子シングルスは中国選手が3連覇中。ちなみに2014年大会は石川佳純(25)が優勝しているが、この年は中国勢は出ていない。
参照 日刊ゲンダイ