2018年10月28日

日本の育児事情、そもそも論として再考察

フランスでは「里帰り出産」という言葉もなければ、出産のために長期間里帰りしたという人の話も聞いたことがない。特に欧米では、無痛分娩が主流です。無痛にすることで、不要ないきみ・痛み・母子への負担を減らしますので、産後の母子の回復が自然分娩よりも早いのです。

ベビーの時から自室でスリープトレーニングをして、夫婦は二人の寝室で眠ります。日本で子供が小さいうちは添い寝して一緒に寝て、泣いたらすぐにあやす愛情効果について予想通りフランス人にはかなり不評である。それは「旦那がかわいそう」だというものだ。

里帰り出産の現状を調べてみると、欧米では里帰りしての産後の過ごし方はしないものの、他の国ではさまざまのようだ。

・「ベトナムでは里帰り出産はあまりないですが、妊娠から出産まで旦那さんの母親かお嫁さんの実母が来てくれることが多いです。孫の世話を見てくれることが一般的です」(ベトナム/30代前半/女性)

・「里帰り出産は聞いたことがありません。妊娠時より母親がお手伝いに来ます(奥さんの母親の方が多い)」(ブラジル/40代前半/女性)

・「里帰りも、親や兄弟が嫁を手伝いに家に来ることもあります。後者の方が一般的だと思います」(フィリピン/30代半ば/女性)

・「里帰りする人もいますが、妻の家族が出産や産後のお手伝いをしに妻の住居へ行くというパターンが多いです」(トルコ/40代前半/男性)

・「人によって違いますが、基本的に妊婦さんが里帰りするよりは妊婦さんを支えるために地元から両親が来る場合が多いです」(ロシア/20代後半/男性)


子育てしやすい、社会とはどういうものなのか、社会通念ではなく、妻の本音、夫の本音で再考してみたい問題だ。



アメリカでは産後の2週間、ヨーロッパ等の他国では3ヶ月程度、お父さんが産休を取得し、産後のお母さんを支えながら育児を行うのが一般的です。

また、産後10日間もの間、毎日、かかりつけの助産師さんの訪問を受け、授乳や沐浴の他、お母さんの心身のケアをしたり、それらのアドバイスをしてくれたりといったサービスの受けられる国もあります。

日本の場合ですと、授乳や沐浴の手法については入院の5日間のうちにお母さんに向けて行われるという場合も多く、産後の入院には、これらのスキルをお母さんに身につけされるためにあるのだ、という声もあるようです。


里帰り出産した人の里帰り期間を見てみると、2カ月間以内という人が最も多いが(45.4%)、これだけ長い期間、夫婦が別々に暮らすと言うことがありえない。その間は旦那は赤ちゃんに会えないのか?、旦那は蚊帳の外なのか?、旦那はそれでいいの?旦那も奥さんも互いに会いたいと思わないのか?、元々夫婦関係が悪いってこと?と頭にハテナがいっぱいのようである(ただこのなかに、「その間の旦那の家事や食事はどうするのか?」という質問がないところもフランス人らしい)。

これが日本人とフランス人の家族観の根本的な違いだ。芥川賞作家の藤原智美氏は、著書「家族を『する』家」のなかで独自の家族観をこのように論じている。
posted by Nina at 07:34| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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