昨年、日本は出生数が95万人を切り、人口の自然減も39万人超となっているということが言われ、それは、一つならずも町がなくなったことになります。
このところ、テレビでは国内の景勝地を案内する番組や近郊の散歩に相応しい所を案内していたのが、最近は、道も見つけにくい場所を辿る「こんな所に一軒家」なる番組も出てきて、そこでは長閑に明るい笑顔で暮らしているご高齢のご夫婦を紹介して、興味深いものです。
一方で、昨年在留外国人数は247万人になり、全人口の1.9%で推移しています。
外国人労働者も127万人になりました。
最近コンビニでは、東南アジアのアルバイト生しか見なくなりました。
日本の人口の自然減、高齢化、労働力不足を代替するマンパワーになっています。
留学生や技能実習生の実態は形を変えたで稼ぎになっているケースも多く
しかし、その受入れ体制や制度には、多くの課題が残っています。
そこで、政府が経済財政運営指針の「骨太方針」で人手不足が深刻な分野で、外国人の就労を大幅に認める方針を出しました。
外国人労働者受入れの、本格的なスタートに立ちました。
そして、今年はハワイ日系移民150周年にあたります。
明治元年に約150名の移民が日本からハワイに行き、今では日系5世までいてハワイ全人口の2割弱を占めています。
日本は、観光インバウンド、まちづくり等の地域活性化策を行っていく一方で、外国人の流入に対処しながら
日本人ばかりの社会構成ではない、ハワイ型の社会作りも考える必要もありそうです。
我孫子は、東葛エリアでは HULAダンス人口の多いファミリーな人気地ですから、ここから何かが始められるような気がします。