な、なんと筋肉の構成単位である筋繊維の数は、基本的に生まれてから死ぬまで大きな変化はないそうです。使わないでいると筋繊維はどんどん細くなり、かわりに脂肪はつきやすくなります。地道に家庭でのトレーニングを心掛ければ、シニアの低下した筋力も向上します。ジュニアは、それこそアスリートを目指す子供でなくても、体育の授業で週に少なくても3、4回は体力造りをしているのですから、体力に自信がなくなっているシニアの皆さんはウチトレををしましょう。
シニアが衰えた筋肉を鍛えるには、「無理をしないこと」「鍛えたい筋肉に狙いを定めること」が大事です。
立ち上がるときや階段の上り下「りで、バランスを崩して転ばないようにする「大臀筋」とその奥にある「中臀筋」です。大殿筋は全身の筋肉で2番目に大きい筋肉、弱ると慢性腰痛、冷え性、尿もれ、生理痛などの症状が起きやすくなる。中殿筋」は下半身のバランス感覚を保つ鍵を握っています。このどちらも骨盤を支えています。またふくらはぎの奥にあるヒラメ筋」は歩くとき最後に地面を押し出し前進するための筋肉で、弱まるとつまずきやすくなるほか、ひざ痛、外反母趾、冷え性にもつながりますから、ここも意識して鍛えます。
太ももの中でも、内転筋群は意識しにくい筋肉ですので、筋トレする時は必ず意識しながら取り組んでいきましょう。
https://youtu.be/_-H51AIk3E0