投票率および政治への関心が、アウトプットとして低すぎる、ということが課題だと思います。
夫婦喧嘩と一緒で、お互いにどちらが悪いと言い合っているだけでは、溝が深まる一方です。しかし、政治家と国民の双方が「選挙に行かないのが悪い」「面白い政治をしないのが悪い」と言い合っている。それでは、いつまで経っても平行線をたどるだけです。
明確なゴールイメージは難しくとも、「世の中を良くしたい」「暮らしやすくしたい」など、理念は共有できるはずです。それを自分の言葉で説明し、人を巻き込み、ともに未来を実現していく。そういう人が政治に参加してもらいたいと思います。
ポジティブな議論をしないと先へ進めません。まずはお互いが我慢して、一歩ずつ近づくところからはじめなければならないと思います。
また、政治の世界が2チャンネルのような世界になっているような気がします。悪口ばかり言い合い、悪口を言うことが正しいことのように思われている。しかし実際には、選挙のためでしかありません。
やはり、政治の側としては、おもしろい事をたくさんやっていくしかないと思います。まずは行政側から動く。それでみんなが振り向いてくれれば一歩前進です。まずは、そこからだと思います。