昨日のミサイルによってJアラーとの対象地区となった北海道、東北、上越、北陸、山形、秋田の各新幹線が、安全確認のため一時運転を見合わせ、最大で10分程度の遅れが発生。他方、日本航空や全日空によれば、空の便はミサイルによる影響はなく、通常通り運航したとのこと。ミサイルは空を通過したはずなのに影響はなく、地上を走る新幹線が停止、不可解な現実。
地上では女性政治家の不倫報道で、離党もあり、それにツイッターでつぶやいて、賛否を巻き起こした新進気鋭の国際政治学者・三浦瑠麗さん(東大卒、法学博士。東京大学政策ビジョン研究センター講師。父親は防衛大学校教授)の真意は何だったのかと、取材記事がネット公開されていた。
「山尾しおりさんの行為を正当化するつもりはありませんし、以前から、同じ主張をしてきました。刑事罰の対象ではない不倫に興味がないだけです。ワイドショーも時間を費やしすぎだし、批判される人と報道さえされない人がいてダブルスタンダードだと思う。その問題提起です」
三浦さんが考える「たたかれる不倫」には二つの要素があるという。
「一つは言行不一致。倫理主義やクリーンなイメージを打ち出していた人が不倫をした場合は大きな批判を受けやすい。イクメンをアピールしながら、妻の出産時期に不倫した宮崎謙介元議員や、それを当時非難しておきながら自分も不倫報道された山尾議員はこれに当たる。
二つ目は、その不倫関係が婚姻を壊すかどうか。風俗通いが報じられた新藤義孝衆院議員のケースがそこまで大きな問題にならなかったのは、一事例。そこで、女性政治家が不倫で叩かれやすいのは、旧刑法の姦通罪で妻の不倫だけが婚姻を壊すと考えられていたことに通じます。男女が平等でなかった時代から戦後になって、法律は変わっても、旧価値観は変わっていないということ。
これまで多くの政治家の妻は二号(愛人)さんの存在に不問に伏したからこそ、男性の政治家の場合、昔の世論は寛容だった。しれで今も主要政党の多くの男性議員について、不倫、風俗、銀座通いが記者の間で知られていながら、時に報道されていますが、大問題には発展しない。しかし、不倫に限らず、女性議員は目立つのでスキャンダルのターゲットになりやすい。要するに、マスコミにダブルスタンダードが存在するからです。
山尾さんは党内で子育て支援で名をあげ実力者のように見られ、東大卒の検事出身であるのは実は優等生で求められたことに応えてきたタイプです。民進党は政治家として自分の身を守る術も山尾さんに教育する必要があった。民進党の女性議員の中でも、辻元清美さんはもう少し生き残る術に長けているでしょう。民進党内で大物になっていくには左派過ぎるでしょうが……。女性にも仕事で社会進出し、出会いが多くなれば誘惑や、心の迷いが生じる。議員としてどうホンモノに成長していくか、議員同士考え、協力していくべきだと思います」
携帯電話やSNSの普及により、個人的な連絡や密会が容易になったことに加え、これまでは限られた世界の話だったことが、ネット上で話題になってベッキー「ゲス不倫」のような炎上に展開する時代なのだ。誰にでも、その可能性あり、ご用心。
週末、三連休のお休みです。音楽を聴いたり、秋のゆくのをそっとみまもり、平穏な週明けを望みたい。