今回、議会請願「移植ツーリズムを禁止する法律等の整備に関する意見書」を国へ提出を求める請願が出され、委員会では「継続」審査ではかられた。http://www.epochtimes.jp/2017/04/27075.html
日本では2010年に臓器売買に関する刑法の法改正を行っていますが、海外に渡航して移植を受けることに関して規制をする法律はありません。年間数十億ドルの利益を生み出す移植ビジネスによる犠牲者は、中国の弱者がドナーになり、そうとは知らない患者がその提供を受けるというおぞましい実情があるという。昨年は参議院会館で、この事を告発する映画『HARD TO BELIEVE』(おぞましい事実)が紹介されました。
そこで、我孫子市民も立ち上がって、日本人が不法な臓器移植ツアーの客になることがないようにと、市民運動で国に意見書を出そうとの請願が提出されたのです。
(提出された請願内容は、市議会ホームページに公開されています。文中にある、マタス氏とキルガー氏は、この問題の取り組みを評価されて2010年ノーベル平和賞候補となった。ガットマン氏も2017年同賞候補。)
委員会で継続審査となった場合でも、本議会で再び各議員の継続して調査・審議を行うかなどの意思を問います。本議会最終日は、9月20日、議会運営委員会(市民の傍聴は、開始時間前に申請で可)が1時開催、2時から議場で各委員会の報告、討論、採決となります。
グローバル社会に生きる私たちは、世界の人々の人権についても考える必要があります。そこで、国連UNHCRでは、「難民映画祭」を9月30日(土)〜11月12日(日)に開催、東京、札幌、名古屋、大阪、福岡、広島で上映されます。13の難民に関する映画が上映される貴重な機会です。テーマは、シリア、アフリカ(ソマリア、ナイジェリア、中央アフリカ共和国)、イランの難民やそれぞれの国における紛争や人権抑圧の現状等です。
世界の難民問題について、映画を通じて身近に考えてみる良い機会になると思いますので、この機会に皆さんもご覧になってください。入場料は無料です!
国連難民高等弁務官事務所 (UNHCR)
公式サイトはこちら!
http://unhcr.refugeefilm.org/2017