琥珀は、映画『ジュラシック・パーク』によって、一躍人々の関心の的になりました。映画は、琥珀の中に閉じ込められた恐竜の血液を吸った蚊の化石から恐竜のDNAを抽出し絶滅した恐竜を現代に蘇らせるというショッキングなストーリーでした。
近年、この琥珀中からも昆虫化石が相次いで発見され、古生物学はじめ遺伝子工学の研究者らの注目を集めています。岩手県久慈地方は、国内最大の琥珀産地として知られています。バルト、ドミニカと並ぶ世界三大産地であり、中でも最古の8500万年前、中生代白亜紀後期というまさに恐竜時代に属するものです。
今もメタセコイヤが自生する久慈の森で、恐竜時代・白亜紀層の鉱脈に位置する久慈琥珀博物館は、古くから琥珀採掘の行われた土地です。国内では唯一、昭和59年には三陸鉄道開通に合わせ建設した琥珀専門博物館では、太古の失われた世界を包み込んだ”タイムカプセル”ともいえる貴重な琥珀の全てを一堂に見る事ができます。そんな久慈琥珀にとっても、東日本大震災の痛手は大きく入館者はゼロとなった時期があったという。
各地で自然災害が頻発する、被災地では旅行のキャンセルが増えて、二重三重に地元産業に打撃になるそうです。夏休み、東北地方は涼が取れる場所として旅行先に選ばれることもあるので、琥珀博物館にも訪ねてみて頂きたいです。
同様に、日本で唯一の鳥の博物館にも全国から観覧にきていただけるよう、工夫、PRしていかなくては!
9月から映画「トリガール」も上映のこの機に、我孫子に来てねと伝えて行かなくては!!
鳥博、杉村楚人冠記念館、白樺文学館の三館共通券が一か月利用できることも、プレゼントに打ってつけです。