その少し前の週末23日、国際女性ビジネス会議には約1000人もの女性が集まって、様々なテーマで女性啓発セミナーが行われた。
自民党を離党、都民ファーストを立ち上げて(後に代表辞任)なんでも恐れず立ち向かう新たな女性像をつくりあげた人は、「ファーストペンギン」になろうと会場に呼びかけました。つまり、清水の舞台から飛び降りるつもりで、国政から都政へとバンジージャンプを果たし、都議選圧勝した。怖くても、見事にダイブすれば、後からついてくる人はたくさんいると話した。10分後には多忙のため、拍手喝采をうけ退席した。
「子供ほけん」を語るのに、子供の前にまだ結婚しないのかと聞かれるのがつらいと、笑いを取りながら、聴衆を惹きつける話は老獪な政治家のようでした。私など一生あの境地にたどり着けそうもありません。
女性4人の実力派が、今やメディアで活躍するとは。しかも、子育てをしながら、という話がちらほら折込みながら、新たなワーキング・ウーマンの騎手たちは頼もしく世相を斬りました。
有森ゆう子さんと脳科学者の対談でした。有森さんがランナー哲学を語る時、我慢しきれなくなったのか、スマホをいじるのは噂通りでした。マナー違反ではないですか、ね。そして対談が終わると会場を走り去り、二度とお戻りにはならず・・・。最速の有森さんは会議の閉会後までも姿がありました。自分と闘う厳しさは、脳科学を超えてみせて、これまでの人生が「できない」と思わないでやってきた結果だと話して、女性たちを鼓舞したのでした。