3月26日、任期満了に伴う千葉県知事選は、現職の森田健作氏(67)が3選を果たした。投票率は31・18%で、前回の31・96%を下回って、全国最下位から二番目となる。我孫子市での投票率は、県平均よりは上回ったがそれでも31.43%と低調だった。因みに流山市は29.76%
森田氏は3期目を「集大成」と位置付け、東京湾アクアラインの通行料値下げや、2020年東京五輪・パラリンピックの競技会場の誘致など2期8年の実績を強調。自民、公明両党の支援を受けて組織票を固め、知名度も生かし幅広い支持を集めた。浦安市長を5期務めた松崎秀樹氏(67)や元県立高校教諭の角谷信一氏(62)=いずれも無所属=ら新人3人は及ばなかった。
浦安では、知事選立候補のため松崎秀樹前市長が辞職したのに伴う市長選挙、市議補欠選が同日で行われた。元県議の内田悦嗣氏(52)が初当選。元市議の折本ひとみ氏(59)元市議の岡野純子氏(38)の二人の女性候補をった。過去最低だった前回の市長選投票率(40・56%)を少し上回った45・20%であった。