2017年01月17日

都議会の話、議会のうちそと

東京都の区議会が紛糾しているいることを2015年にブログで取り上げている記事を目にした。統一地方選挙が終わった段階で、各地方議会では議長や委員長などのポスト選出が終わり、新体制を迎え、それが決裂して、同じ党でも歴史的経緯で2会派に分かれている、地方議会もあるのは、知る人ぞ知る。

都議会については次のような事に触れて書いていた。

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首長の提案に是々非々でやっていくのだから、
そもそも会派なんてグループは議員個人の自由な議会活動を
制限するものであり、必要ないではないか!という意見もあります。

一方で民主主義の議会においては、議論を尽くした上で
最後に決めるのはやはり「多数決」。この意思決定のプロセスを円滑に行うためには
「会派」という枠組みがあった方がスムーズで合理的である、という立場も根強いです。

以上が前提となる基礎知識。



しかしながら、地方議員たちは全員が等しく民意を受けて当選した対等な立場です。
議会運営に意見を伝えることが出来ないなどは、あってはならないはず。
民主主義における「数の論理」の本当の意味は
(よく誤解されているところですが)

「多数決に至るプロセスの中で、いかに少数意見を組み上げられるか」
という点にこそありますので、
議会には多数派の横暴ができないように様々な仕組みが仕掛けられています。
すべてを多数決で決めるような「数の横暴」が起こらない知恵が働かされています。
「議会運営委員会」への一人会派議員のオブザーバー参加など、です。

なお我孫子市議会では、質問時間は会派代表質問は、会派人数によって持ち時間が上下するものの、個人質問の時間はどの会派、無所属にも等しく与えられています。

ところが、旧態然とした議会で特に問題が発生しているのが、ブロガーの出現で世田谷区議会と港区議会だとも言われ出し、千代田区議会のドンの話も掘り返されていたのです。議会の闇が明るみに出てきた、というところでしたが、我孫子議会は他議会比較すると、そうした問題点では淘汰されて、民主的な運営を議会事務局がこころが

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港区議会ポストを巡り、会派内の対立が激化しているのだ。先の統一地方選を受け、現在の会派勢力図は、自民 13人、公明 6人、共産4人、民主、維新、社民、無所属議員10人で作る新会派、無所属1人となっている。問題となっているのはその議会ポストの配分である。

これまで港区議会は平成3年からドント方式(注1)で議長や副議長、委員会の委員長ポストなどを決めてきた経緯がある。(注2)中小会派に不利にならないように、との配慮からである。

しかし、今回の選挙の結果、新会派10人は、自公13人に次ぐ第二会派となったことから多数会派派の危機感が強まった。ドント方式で決めると、副議長ポストはおろか、委員長ポストも新会派に明け渡すことになるからだ。そこで多数会派は議会ポストを選挙で決める案を提案して来た。これに新会派は猛反発している、という構図なのである。

はてさて、会派とはそもそもなんなのであろうか?参議院のHPにはこう書いてある。「会派とは議院内で活動を共にしようとする議員のグループで、2人以上の議員で結成することができます。会派は、同じ政党に所属する議員で構成されるのが普通ですが、政党に所属していない議員同士で会派を組んだり、複数の政党で一つの会派を構成したりすることもあります。委員会の委員・理事、質疑時間の割当てなどは、会派の所属議員数に比例して会派ごとに割り当てられます。」

これは国政の話だ。国政に見られる会派が地方議会にもある。では地方議会における会派の意味は何だろうか?メリットとして考えられるのは: @政策集団として個々の議員が切磋琢磨し資質の向上を図ることが出来るA執行部側に要望を伝えたり、交渉がし易くなったりする

といったところだろうか?

しかし、地方政治は国政と異なり二元代表制である。多数会派が与党化し、首長の提案にすべて賛成に回るようになれば、議会のチェック機能は形骸化してしまう。会派のデメリットについて、会派拘束がかかれば、議員個々の自由度が奪われ、市民の多様な声に答えることが出来なくなるのだ。

地方議員が会派にこだわるというのは、正副議長ポスト、常任委員会の主要ポストをわが手に占める、議会の運営側にまわれるよう、所属議員の多数で有利に図かろうとするからであろう。ブログはそこで、 港区議会の成り行きに注目している。自民公明の各会派は、第2会派である“みなと政策会議”に対し、今後はドント方式を止め、選挙ですべてのポストを決めると宣言している。理由は「信頼できないから」というものだ。過去の経緯から所属議員との間に信頼関係が築けない以上選挙を行い、そのポストを堅持するとしている。これに対し、清家あいみなと政策会議幹事長は、「区民の3分の1の付託を受けて当選して来た議員に対して不当である」と強く抗議をしているが、自公の会派は聞く耳を持たない。

このことを港区民は知っているのか?
自分たちの選んだ議員が議会での運営権を奪われると知ったら驚愕するのではないか?15日は最後の代表者会議である。その場でこの問題に決着が着くのかどうか、地方議会の在り方にかかわる問題だけにその行く末を追う必要があろう。


注1)ドント方式:各会派の所属議員数を正数で割り、所属人数の多い順に議席を配分する方式。中小会派にも議席を公平に割り当てられる方式とされている。
注2)平成3年から委員長ポストがドント方式になり、13年から正副議長・監査ポストもドント方式になった。

参照:http://blogos.com/article/112135/
posted by Nina at 00:00| 千葉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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