在沖縄米軍トップのローレンス・ニコルソン沖縄地域調整官は5日、先月22日に沖縄本島沖で発生したAV8ハリアー攻撃機の墜落事故を受けて一時停止していた同機種の運用を7日から再開すると正式に発表した。
ニコルソン氏は米軍キャンプ・フォスター(沖縄県北中城<きたなかぐすく>村など)で記者会見し、「徹底的に調査し、安全に飛行を再開できると判断した」と説明した。しかし、沖縄県が求めている事故原因の説明については、「調査完了まで言及できない」と明らかにしなかった。
ハリアーは9月22日、沖縄本島の東約150キロの海上に墜落。米海兵隊は翌日から「全機が運用基準を満たしていることを確証するため」として、運用を停止した。
出典:毎日新聞 10月5日
【佐藤敬一】