ニュースで、13日に稲田防衛相は、運転停止が続き、存続が危ぶまれている高速増殖炉「もんじゅ」について 廃炉検討を表明したことが分かった。
高速増殖炉「もんじゅ」がある福井県選出の稲田防衛相は、「国民・県民の理解、信頼を回復するというところまでは至っていないと思っているので、ここは、しっかり検討していただきたい」と会見で述べた。これまでに度重なる事故や点検漏れが起きていたことを挙げ、初めて廃炉に前向きな考えを表明した。 他方、福井県の敦賀市長は、これまで30年間にわたって政府に協力してきたことから、地域経済への影響が大きいため廃炉にしないよう訴えたばかり。「もんじゅ」を巡っては、これまで事故やトラブルが相次ぎ、巨額の資金が投入されながら運転停止が続いていた。原子力規制委員会は去年、日本原子力研究開発機構から別の運営主体にするよう文科省に勧告していたため、敦賀市長は文部科学大臣に対して新しい運営主体を早期に決め、存続させるよう要望していた。
稲田防衛相は、「国の原子力政策にのっとり、日本で最も多くの原子炉を抱えて貢献してきた」と、福井県の役割を評価したうえで、「国は、地元経済の活性化を考えるべきだ」と述べ、廃炉による経済への影響に配慮すべきとの考えを表明した。
我孫子市議会では、本日、下記の順番で質疑が行われた。