2016年08月30日

夏の渇水のあとは、台風到来

 異常気象がしょっちゅうとなると、それは常套化というのだろうか。

 市役所から、各議員あてに災害対策本部の設置、対処方法など等が日に何度も連日Faxで報告がくるようになった。浸水水位、被害家屋数などの連絡が来て、そして最後に対策本部が解除した時刻などが連絡されるが、途中でFax用紙が足りなくなってしまって、取り替える事になったくらいだ。

 被災地区の方に様子を聞くのも偲ばれるが、「実態を見に来てくれ!」との連絡いただく場合もある。しかし、一瞬の放水のようなどしゃ降りに行ってみた時は水も引いて、被災箇所は消毒の職員が右往左往という現場に出くわす事もあった。同じ地区でも一区画違うだけで、状況は全く違うし、それこそ今回は布佐は雨が降らなかったよ、という話まで!!!!ポンプを取り付けることになった水害地区は降らなくなり、水害対策で管を太いものに取り替えたら、ゲリラ豪雨には対応できなかったなど。実のところ、対策も自然相手ではなすすべもない、当該地の建設中の調整池が機能することが早く望まれる。

 しかし、今回の「Uターン台風」は初耳だ。その台風10号が今日、東北地方を直撃すると見られ、もし太平洋側に上陸すれば、統計開始(1951年)以来の事になるらしい。台風が接近すれば、前回と同様、暴風で木がなぎ倒されたり、道路が冠水するなどの災害が懸念される。東北はやはり他と違って心配なことは、福島第一原発の汚染水が溢れ出さないか、ということです。2013年10月21日、東京電力は台風27号接近にともない、前日に降った豪雨によって、汚染水を貯蔵していたタンクの周囲の堰から汚染水が漏れ出したことを発表した。これにより、海への放出が認められている国の基準値を超える高濃度のストロンチウムの流出が確認された。

 今回、台風10号の接近に備えて、東京電力は地下水の汲み上げ用ポンプの増設などの対策はとっているということだが、連続する台風に、地下水の水位も上がっていく。しかも、例年8月にふる1ヶ月分を超える雨量になる場所もあるとの予想があり、台風27号の時よりも被害は大きくなるかもしれず、心配は尽きない。我孫子のご近所でも、先日大雨でちょっと近所にでかけた帰りに、60センチも溜った親水箇所で動けなくなった84歳の女性が、幸い通りかかった知人に助けれたとの話を聞きいたばかり。こういう時は外出は控え、安全には十分に気をつけてお過ごしください。

 オリンピック誘致で、安倍首相は原発の事情はアンダーコントロールだと宣言したが、アベノミックス見直しを図るなどは、やはり手ごわい見えぬ敵が多いということだ。さらに、計画通りにいかないのが、国と東京電力は汚染水対策の切り札として原子炉建屋などの周囲に凍土壁の擁壁工事。いまだに凍結が完了せず、遮水効果に疑問が出ている。原子力損害賠償・廃炉等支援機構が7月に公表した「廃炉のための技術戦略プラン」に初めて原子炉建屋をコンクリートで覆う「石棺方式」が記載されたが、内堀雅雄・福島県知事は「石棺」という言葉が復興を諦めることと同義語だとして、「到底容認できない」と反発した。

 このように、5年以上経っても福島第一原発の後始末のメドも立っていない。しかし、予定通り(?)全国の原発を再稼動させようとの段階だ。復興予算は被災者の生活には東夷ところでばらまかれているとは、現地の声ですが、もはやマスコミからは聞こえす。岩手、宮城、福島の被災三県では今も、仮設住宅で暮らす被災者の方の数が今年2月現在で、5万7千人を超えていた。数年間の暫定的な施設として建てられた仮設住宅が、今回の大雨に耐えきれるのか。こんな時に、台風が東北を狙い撃ちするかのようにUターンするのを何ともできず、悔しい。そこで暮らす皆さんに大きな被害が出ないよう、くれぐれも用心、対処して台風一過となるようを心よりお祈り致します。
posted by Nina at 15:28| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
カテゴリ
日記(3388)
ニオュ(0)
歴史(0)
chiba(60)