2016年07月28日

東京の政治が変わる節目に

 タレントの石原良純が、17日に鳥越俊太郎東京都知事候補について好意的な発言をしたとして、自民党東京都連が所属する国会議員や地方議員に配布した「都知事選挙における党紀の保持について」と題された文書の禁止事項にあたるのではないかとネット上で話題になっている。

 同文書は、都連会長の石原伸晃経済再生担当相、幹事長の内田茂都議らの連名で、党が推薦していない候補者を応援した場合、「除名などの処分対象になる」とし、議員本人だけでなく親族による応援も禁じる内容。「都知事選は東京五輪・パラリンピックを控えた都政のかじ取り役を決める極めて重要な戦い」とし、@党公認・推薦候補者以外の者の応援、A党公認・推薦候補者を不利に陥れる行為、B反対党の候補者の応援−を禁じている。

 石原は13日生放送のフジテレビ系「バイキング」に出演。鳥越氏が出馬会見の際に、憲法改正問題は東京都も無関係ではないとし、「自分なりに流れを少し、元に戻す力になれれば」と、出馬を決めた理由のひとつとしてあげたことについて、「東京から国を変えるって最初に言い出したのは石原(慎太郎)都知事かな。最初は、『 何をこの人(鳥越さん)は言ってるんだ。何を急に言い始めたんだろう』って思ったけど、でも東京っていうのは、それだけ世界に発信できる力があるんで、その中で鳥越さんはそう思われた。それに違和感を持つ方もいるけども、僕は東京の力ってそういうのがあるし、その中で『物申したい』って出られたんだろうな、と」と理解を示し、「鳥越さんの今までのことを見てきた方は、信頼感を持たれる方も多いんじゃないですかね」と発言していた。

 26日、石原慎太郎元都知事(83)が立候補している小池百合子氏(64)について「厚化粧で大年増の女に任せるわけにはいかない」などと、女性蔑視と受け取られる発言をした。都知事選で、党の除名覚悟で小池氏の応援を続ける自民党の若狭勝衆院議員(59)は、都内の街頭演説で、悔し涙を流した。若狭氏は、JR十条駅前での演説中、「政策ではない内容で、ああいうことを言われるのは残念だ。ぜひ、みなさんの力で小池さんを(知事に)押し上げてほしい」と、呼び掛けた。

 マイクを変った小池氏は、「若狭さんが男泣きした。男を泣かせてしまい、申し訳ない」と述べた上で、「いまだにああだこうだ言っている人がいるが、私は自分の意思で立候補した。女は聞き分けがいい、使い勝手がいいと思わせないためにも、1票を投じてほしい」などと訴えた。

 若狭氏は、26日、報道陣の取材に、慎太郎氏の発言について「日本が今後、女性を活躍させながらどう進めていくのか、という話を、真っ向から否定する話。『大年増の厚化粧の女には任せられない』と、こんなことを言われて、黙っていられない」と反発した。確かに、海のむこうで奮闘するヒラリー・クリントンに対しても、「女に任せられない」と言ったも同じだ。そう言えば、トランプ候補の発想に近いと考えれば当たらずと言えども、遠からずの石原元知事だ。

 鳥越俊太郎氏(76)が27日、東京・新宿での個人演説会後、囲み取材を開いた中で、石原元都知事が26日に、自身を“売国奴呼ばわり”したことについて聞かれ、意に介さない姿勢を見せた。

 報道陣から、「(石原売国奴という表現を使ったが、どう思うか?」と言われると、「石原さんの言葉ですからね。何が出てきても驚きません。私は売国ではありません。日本人ですから、日本人のプライドがある。そんなことは言われても驚くことはないですね。他の方に言われたんだったら、えっ、あなたが? と思うでしょうけど、石原さんでしょ? 何を言っても驚かないですよ」と答えた。

 「クローズ(内部)の場所ではなく、大勢の人がいる所で、ああいう言葉を言うというのは、伸晃氏はいただけない発想を同様にしそうな方だと思える。「今まで、(慎太郎氏が)女性蔑視をしてきたことの、典型的な表現なのではないか。僕は公平な社会をつくりたいと思う。揚げ足を取るつもりはないが、あの発言はよろしくないと思う」とも述べた。一方で、「批判はしていない。表現の自由があり、言うことは構わない。ただ、寂しい」とポツリ。若狭氏は、増田氏以外を応援した場合、親族を含めて除名処分の可能性もあるとした自民党東京都連の方針に反し、告示前から小池氏を応援している。「石原慎太郎さんを敵に回せば、(自民党の)除名にどんどん近づいている」と、あらためて覚悟を示した。

 翌日、町田市の遊説で、「私、今日は薄化粧で来ましたよ」と聴衆に呼び掛け、26日の自民党会合で自身を批判した石原元都知事に、「うそつき」呼ばわりされたことにも事実関係が異なるとして、強く反論した。

 「厚化粧」とか、かつては「ばばあ」発言まで、女性の容姿に何だかんだ言うのは、セクハラだってことも知らない時代おくれ。そんな石原氏に対して、激さずクールに「(旧い)男性はわがままで、言いたいことを言う。それは、懐を深く受け止めておきたい」と、大人の対応で応じた

 一方で、石原氏が「私があの人に選挙に出たらいいなんて言ったと(小池氏は)言うが、そんなこと毛頭ありませんから。私はあの人はウソつきだと思いますよ」とした発言について、小池氏は経緯をきちんと説明した。「私は前回(14年)、石原さんに『東京都知事選に出ないかね』といわれた。そのひと言で、本気になったです」と、舛添要一氏が初当選した前回から、都知事選出馬が念頭にあったことをあらためて明かした。

 その上で「(石原氏は)そう言いながら、田母神(俊雄)さんのところに(支援に)行ってしまいました。そのことを、ご本人は認知しようとしないのか、私のことを嘘つきと言っている。私は(石原氏に)頼まれたから、真剣に考えた」と反論した。

 また、石原氏が「(小池氏は)都連の会合に1度も出ない」と指摘したことについても「嘘をついた方がいる。それは違う」と否定。「私は、そもそも都連の会合に招かれなかった。以前、会議で『それはおかしい』と意見を述べると、次から招かれなくなり、除外された。うるさいのは、出て行け、みたいな話だった」と主張した。さすがに都議のボスとの関係がちらつく・・・。

 選挙戦に入って、ツイッター上で殺害予告を受けたこともあり、「暴言や暴力には負けない。むしろ、暴言に闘志がわいてくる」と、強気な構えを示した小池氏。「都政の意思決定が、どう行われているかはなはだ疑問だ。ひとにぎりのボスが決めていることが、ままある」と、かねて批判してきた自民党東京都連の意思決定過程に疑問を投げかけ、「知事は政党や、一部のボスが決めるのではない。議会組織に都合のいい人が欲しいと言って、決めまってしまうのではいけない」と指摘した。

 また、「これまで、片隅に置かれ、アリバイづくりのように政策に記載されてきた女性政策を本気でやる。意思決定のトップにさせてもらえれば、すぐにやる。これまで見たことない都政にする」とも訴えた。

 

参照:2016年7月26日日刊スポーツ
posted by Nina at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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