2016年07月01日

弱者でも住みやすい日本に 

 29日、自民党の小池 百合子元防衛相(63)が、都知事選に立候補の意向を表明した。小池氏が環境相時代に、共に富士山の清掃活動を行った、アルピニストの野口 健氏は「歴代の環境大臣に、それまで何度もお会いして、『富士山のごみの現場に来てください』と、どなたにも言ったけど、どなたもいらっしゃらなかったんですね。小池さんが環境大臣になって、『富士山に1回、現場に来てほしい』と言ったら、その場で『私、行きます』と言ってくださって。本人が、自分でやるべきだと感じたことを、すぐに動くタイプで、時間をそこにはかけないですね」と話した。

 こうした証言から、小池氏は、ここぞという時には、自分の判断で、一気に勝負に出るタイプだということがわかる。都知事選出馬の思いを、「崖から飛び降りる覚悟で挑戦したい」と語った小池氏。 小池氏は「いつも都知事選というのは、最後の後出しじゃんけんで勝つと言われているんです。私はね、そうやって後出しで勝とうとかね、そういうのをやめて、早く政策論争を都民の前でやった方がいいと思っているんです」と述べた。 今回、小池氏が仕掛けたのは、「先出しじゃんけん」だった。女性の活躍推進を掲げる安倍晋三首相は、小池氏を出馬させたくない森氏(オリンピック大会組織委員会会長)の意向をいかに受け取るのかが注目されている。小池氏の決断は、東京には清水の舞台は似合わないとのウイットか、崖から飛翔した。

  次の都知事は、これまでのことを刷新できる『五輪の顔』。豊富な経験と安定力は不可欠だが、世界に発信していける人物が必要だと条件をあげる。党都連関係者が最有力候補にあげるのは小池百合子元防衛相だ。前回の都知事選でも石原慎太郎元都知事らが擁立を打診し、自民党が模索した経緯がある。小池氏は「(自民党の公認・推薦なしでも出馬する?)それは仮定の話でございます。これから見極めていきたいと思っております。都連についても、説得をしてまいりたいと、お願いをしてまいりたいと、こう思っております」と述べた。表舞台の顔に女性が座るというのは、それこそ刷新ではないか。.

 一方、選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられることについて、インタビューした記事があった。
性的少数者(LGBT)支援を行うタレントのはるな愛さん(「ミス・インターナショナル・クイーン2009」で、日本人として初めて優勝)がそれに答えて、次のようなやり取りがあった。選挙だから、改めて社会を考えて声に耳を傾ける機会にもなる。
 −18歳のころは何をしていたか。政治に関心はあったか。
 性同一性障害だったが、当時はそういう言葉もなくて、戸籍の性別を変えられるような制度もなかった。私たちはもっと影の存在で、人通りの多い道を歩くと指をさされるような時代。全然今とは違う時期を過ごしていた。そのころは全然政治に関心はなく、18歳には投票権もなかったから、流される時代だった。
 −初めて投票した時の記憶は。
 やっと大人として認められた、社会に認められた、と思った。特に、こういう生き方をしているから、社会や世間からずれて生きているような気持ちが当時はあった。必要とされているのかな、社会の一員なのかなとか。不安な生き方をしていたから、選挙権をもらって投票に行った時に、やっとみんなと同じスタートラインに立っている気持ちになった。
 −LGBTの人の中には、投票所入場券の性別と外見が違うことで確認されるのが負担との声も。
 私も確認される。入場券は「男」で来ていて、見た目は女性。受付で確認される時に、そうですかで終わったらいいが、「なんや、女と思ったら男やんけ」と言われたこともある。関西なので、面白く言うのだろうが、せっかく選挙に来たのに、そういう曲がった目で見られるんだと思った。特別なエリアなんだなと思った。自分の物差しで見てしまうところが日本の特徴なのか分からないが、すごく残念だ。
 −要望はあるか。
 いろいろな人が普通にいるよというのを分かってほしい。私は女の子の戸籍を手に入れたいと思っているタイプじゃない。これは一概に言えなくて、LGBTも多様になってきた。私がバラエティーに出始めた時は、おネエ枠がいなくて、一人で男っぽい役をやったり、恋愛トークをしてみたり。それが逆に、LGBTの人たちから言わせると、女の格好をして男の声でしゃべって、私たちと一緒にしないでほしいという声もたくさん頂いた。
 −投票先はどう決めているか。その判断基準は。
 マニフェスト(政権公約)をしっかり見る。インターネットでも調べられる。一から見て、本当に社会を変えてくれそうな人を選ぶ。いろいろな人が一緒に日本で生きているんだと、きちんと理解している人を選びたい。そういう人は弱みも分かるし、痛みも分かってくれるから。
 −政治の世界でもLGBTをめぐる問題の解決に向けた意識は高まっているが。
 今でもマンションを借りられないとか、いまだに差別は根強くあって、理解できない年齢の人には、本当にできないことなのかもしれない。口先だけでLGBTのことを認めているような議員さんが増えるのは本当に困る。あそこ(の党)がやっているから、うち(の党)もやろうというようなやり方で票を集めるのは残念。差別的な発言をするなど残念なニュースはいっぱいある。
 今の日本は形ばかりで、米国で同性婚が認められたから追い付かなければという勢いだけで賛成と言ってみたり。逆に、LGBTのことを勉強もしないで、反対と言ってみたり。世界の基準に追い付こうとしても、全然まだまだだ。(2020年に東京で)五輪もある中で、真にグローバル化しているのか、国際社会から見抜かれると思う。
 −選挙権を持つ若者にメッセージを。
 LGBT、障害者、やりたいことができない若者。そういう弱者にとっても住みやすい日本に変えていこう。これからの日本を生き抜くみんなこそがリアルに考えないといけない世の中になってきている。今は自分の考えをしっかり持っている若者もたくさんいる。もっとみんなが声を上げていかないと、問題が増えていって、本当に住みにくい日本になるのではないか。諦めずにもっと考えていくことが大切だ。

 これまでの澱を刷新する、時代を開く選挙になってほしい。

つづき
posted by Nina at 00:00| 千葉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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