森高千里(もりたかちさと、熊本出身の歌手・47)が15日、公式Webで熊本に住む家族の無事を伝えるとともに、「言葉になりません」とショックを受けている心境をつづり、被災者や被災地へのお見舞いの気持ちを伝えた。かつて、藤原紀香は阪神大震災で被災し多経験から、人を慰め元気づける芸能界での仕事を決意し、その後も積極的にボランティア、被災地の復興のお手伝いをして美しい人は行動も美しいとの手本になった。
森高は熊本のPRマスコットキャラクター「くまモン」の生誕3周年記念曲「くまモンもん」を歌うなど、故郷との縁を大切にしている。「熊本はあまり地震がない地域なので、かなり揺れたので両親を含めみんなビックリして、かなり怖かったようです。家の中の棚や食器、飾ってあった絵等、、、いろんな物が落ちてきて割れてしまったようです」と地震の際の状況を説明。「テレビでも地震の状況が映り出されていて、私もかなりショックを受けています」と記した。
そして「亡くなられた方、怪我をなされた方がたくさんいらっしゃると聞いて、言葉になりません。どうかもう被害がこれ以上ひどくなりませんように。そして避難されてる方が早く自宅に戻れますように祈っています。まだ余震もかなりの頻度で起こっていて、ほんとうに怖いと思いますが、どうか早く余震もおさまりますように」と祈る気持ちを伝えた。
我が家は、九州とは遠いものの、海外から「日本は、また地震なのか、大丈夫か。親戚、友人は大丈夫か」と心配してメールがあった。昼のNHKニュースで報道されてたが、益城町の町民センターには、地震発生後半日で食料、水、医薬品が届けられ、手術も出来る救急車両も配備されていた。その後も余震が続いている。日本は、戦国時代、大戦も経て、平和を享受する時代になっても、やはり地震、水害などの天災がいつ何時くるかわからない、助け合い、お互い様の知恵を出し合わなければ生き抜いていけない。刹那の命をどう生きるか、禅が学ばれ、道(書道、剣道、茶道、柔道など)を究めようとするし、あくなきイノベーションを求め安寧の世をつくろうとするのだろう。