もともとバレンタインデーは欧米の習慣で、男性が女性にプレゼントするのがキマリ。それも、花を贈るのが王道。日本でも花を贈るバレンタインを定着させようとの動きがあるそうです。フラワーバレンタインの活動が始まったのは2011年ぐらいからのことだといわれます。
恵比寿や青山などにある花屋では、バレンタインの頃になると花を買いに来る外国人男性が列をつくっていたそうです。 外国の方に限らず海外で生活された方なども、花を買いにくるようになっていました。客の数で言えば4年間で150%くらい伸びているとか。お洒落な男性の多い町には、花屋に男性が入ってくる光景が見られるようになってきました。じゃあやってみようかな、恥ずかしがるのではなく、カッコいいかなと敷居が下がっています。
ちょっと前(といっても昭和の終わり頃)は、スーパーの惣菜売り場に男性客がいることも、レジを打つ男性がいることもほぼみかけませんでした。しかし、最近は平日の昼間でも男性の姿を町中でみるのは当たり前、スーパーに子供連れの男性も当然のようにいてお驚かなくなりました。それでも花屋に入る男性はみかけないものでしたが、それも時代の変化で、男性が花束をもって歩いているのも見かけるようになりました。
女性のために花を買ってみる、喜ぶ顔がある。新しい感覚に一歩踏み出す、ライフスタイルをリフレッシュする、生活の変化を楽しむ男性が増えているのはいいことです。