トム・ラス&ジム・ハーター 『幸福の習慣』(ディスカヴァー)は、「ウェル・ビーイング(幸福・人生の満足)」を提唱する。これを意識してくらすと、好循環な日々が続くということらしいので、皆様にお福分けしておきましょう。
@「仕事の幸福」(仕事に情熱を持って取り組んでいる)
仕事とは、生計を立てるための仕事だけではありません。ボランティア活動、子育て、勉強などを含む“一日の大半の時間を費やしていること”が仕事です。“心から好きで毎日していること”も含まれます。
A「人間関係の幸福」(よい人間関係を築いている)
強い信頼と愛情でつながっている人間関係を持っているかどうかによって決まります。
B「経済的な幸福」(経済的に安定している)
あなたの人生を支える資産を、効果的に管理運用できているかどうかによって決まります。
C「身体的な幸福」(心身共に健康で活き活きしている)
健康状態が良好かどうか、日々やらなければならないこと、やりたいと思っていることをするのに十分なエネルギーに満ちているかどうかによって決まります。
D「地域社会の幸福」(地域社会に貢献している)
住んでいる地域に深く根をおろして、つながっている感覚があるかどうか、地域のコミュニティとどれくらい深くかかわっているかどうかによって決まります。
重要なことは、1つの要素だけ突出してうまくいっていても、残る4要素をないがしろにしていると、“日々幸せを感じる生活”は手に入らないということです。
5つの要素それぞれについて、少しずつでも良い状態を目指して行動していかない限り、人生をよりよく生きる能力を活かしきることはできないのです。月曜日から、プラス思考で次のことを考えてみてください。
@一日のうちの大半を費やしている時間(仕事)をワクワクして過ごすことができるなら、人生はこれほど楽しいことはない。
A身近(夫婦や親子、兄弟、友人たち)な人間関係がうまくいっていないのなら、人生はつまらない。
食事は、何を食べるかではなく誰と食べるかですし、旅行は、どこへ行くのかではなく誰と行くのかともいわれるからだ。
Bお金がなければ、食べ物を買うこともできないし、住むところを確保することもできなければ、服を買うこともできないし、病院に行くこともできない。また、誰かを幸せにするためにお金を使うこともできない。
C健康であることは、全ての行動の源となる。
健康で元気なら、エネルギーは湯水のごとく湧いてくる。
D世のために人のために生きるということは、まずは、自分の住んでいる地域のために生きること。
「近き者説び、遠き者来る」という言葉の通り、身近な地域の人たちが喜べば、遠くからもその魅力につられて人がやってくる。
どうもバランスが大事、ハーモニー(協調)のこころがけ、幸福の習慣を身につけて、和をもって貴し!?
日本人の生活習慣が良いようです。面白い話、つまらない話といろいろありましたが、英気を養って、週明けに備えてください。