サッカーの名選手だった中田英寿氏は最近は、日本文化の伝道師となって、講演会、イベントで活躍中です。
最近は、日本酒を海外に紹介する活動もしているという事で、次のようなインタビューでの言葉が目に留まった。
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自分しかできないことを見つけることと、自分が好きなことを見つけること。そのふたつを同時にやること。みんな「それ難しいよ」って言うんですけど、難しいからやるんじゃないのって思うんですよね。好きなことを見つけるというのは難しいですよ、当然。だって、好きな人を見つけるのって難しいでしょ。
Q―確かに難しいですね。
なんで人を見つけるときにはみんな努力するのに、自分が好きなこと、やりたいことを見つけるために努力をしないのか、僕には意味がわからない。努力というのはちょっと変な言葉で、嫌いなことに対してやるのが努力だと思うんですよ。好きなことは別に努力しない。だから僕は努力というのをあんまりしたことがなくて、好きなことしかやらない。だけども、好きなことであれば誰よりも一生懸命やる。
だから、夢をかなえるということよりも、どうやって自分が楽しい生活を送るか、楽しい日々を送るか。「楽しい」を作るためには、自分を追い込まなきゃだめで、それは海外であろうと日本であろうとかわらない。行く場所によって今までの自分のやり方と違うやり方をする人たちもいっぱいいるけど、そんなことにいちいち理由をつけてたら何も進まない。この国のシステムがこうだからとか、この会社がこうだからとか、この人がこうだからと言いがちになるけど、それを前提として、まずは自分を考えることだと僕は思います。(了)
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そうかもしれない、だから柳宗悦も兼子も、我孫子に来てからつながりを持った人たちとの中で始まった、民衆の生活の中にある美=民藝の意義を体系化して世に認識させるために、自分たちを追いこんでしまうようにも見える事にも、果敢にやり続けられたのだと、合点がいってきた。
そろそろ、私の論文にも明るい春の兆しが先が見えてきそうだと今日は、なんだか気持ちが久々に軽くなった。この一年は暗中模索だったから・・・・。
ひょっとして、我孫子の景観は柳宗悦がいっていた、レオナルドーの自然観とつながるSomethingがあったのかもしれない、などと思えてきた!!
乞うご期待、そして、もし民藝や柳宗悦、白樺にも関心のある方は、もう一つのブログもご覧ください。