もっとも、地盤(初戦では引っ越したばかりで知り合いがいなかった)、看板(どこで作るのかさえも知らなかった)、かばん(お金?は、ある程度はないとダメ。しかも捨て銭になることも覚悟できないと)もあまりないなかで「海津にいな」が、市議に当選したりもしてきたのだから、やはり拾う神ありということです。
実のところ、12年前の市議会議員としての初戦では、推挙して下さった方がいて、その方の先輩(市議経験の上で先輩でも、実年齢では年下)を選挙のアドバイザーとして紹介して下さったのでした。その影響は良しにつけ悪しきにつけ大きかったと思います。しかし、今にして思うと相当に意地悪な方(泡沫候補だと言われ、告示前日には「立候補は当日でも止められる」とまでいう!?)でしたね。選挙はいいも悪いもすべてが出会い、自分の意思がどこまで強くあるか、そしてそれを選挙を通じて有権者に伝えられるか、です。
初戦で落選しても、再挑戦でリベンジの例もあるのは、そういうわけでしょう。やはり初回で当選するのは大変です。たとえば、お隣の柏の猛暑の選挙では、過去に落選した方が今年の選挙でトップ当選でしたが、初戦の落選から、二期目の選挙でトップ当選となりました。もっとも、その反対も起きます、私の選挙アドバイザーをしてくださった方は、選挙に強いはずが、下位当選で頭を抱えていました。つまり人の判断は、何かをきっかけに変わるということです。捨てる神あれば、拾う神あり。
たとえば、最近はこんなメールもありました
「11月15日に投票が行われ、海津さんが当選されていることを知りました。私が我孫子市の基本計画策定委員会に参画していた頃から、議員をされていた方が落選したり、女性は少ないが、どちらかというと低位、最下位に並んでたのに、かつてと違ってきて少々驚きました。何はともあれ、当選おめでとうございます。一期、大学院で勉学されていたので、色々新しいことに気付かれたことと思います。ご活躍を祈っています。」
今回の選挙では、国際研究をする私が通う大学院から、留学生が我孫子での選挙運動を見学しに来たこともあったので、「若い世代の投票率が20%を切る時でも、70代の投票率が60%近くあったなどはどういうことかとか、過去には、地方の市議選で プリティ長嶋、グレートサスケ、美しすぎる市議などがマスコミを賑わし、トップ当選するのも起きたこと、しかし、一般的には地盤、看板、かばんの少ない女性の当選は難しいこと」などを話ました。
海津にいなが議員になってから、フィンランドの女性議員と知り合い、彼女に誘われてエズポー市議会も見学させてもらったこともありましたが、その彼女のサポターも選挙は大変だと言っていました。あいさつ回りをするにしても、フィンランドは凍えてしまうだろうし、まして駅頭に立っていたら凍死してしまうだろうから、どうやって選挙をするのだろうか? そこまでは聞かなかったが・・・・
選挙の第一ステップは、事前説明会というものが行われ、それに出席すると、立候補の確認で電話が新聞社からあったりします。そして期間を正当に活動して、ともかく当選すれば、当選証明書なるものが授与されるのですが、メールで「市議って、バッチがあるの」と問い合わせがありましたから、参考までに写真を掲載しましょう。木箱に入って、渡されるバッチ、当選証書も立派な装丁がされて渡されます。
また、こんなメールもありました
「海津さんと知り合って、これまでよりもずっと選挙に興味を持つようになりました!!
ありがとうございます!これからは公の人ですから、立場は違いますが、我孫子を盛り上げて行きたいですね!!!」
そうそう、笑う神があれば、泣く神もあり。
選挙では、いろいろな経緯を経て、怒ったり、驚いたり、泣き笑いですが、もし、今後、私のように立候補して議員活動を通して、街づくりに貢献してみてもいいかな、または「いいね!」の街にしようとの呼び掛けに賛同くださる方は、是非とも日々の政治実践(一種の市民活動ですから)を通して一緒に、我孫子のことを考えてみてくださいね。
いいね!我孫子 我孫子!いいね
最後に選挙は、税金をつかっている「公費負担」の部分もあるので、当落に関係なく2週間以内に収支報告書も提出します。疲れてへとへとだとばかり言ってはいられない。それも済むと、いよいよ本格的に議会質疑にむけて動いていきますから、12月4日の招集日にむけて、議会質問の為に情報収集と個人質問(30分以内)のペーパーを作ります。
皆様、ここからが本番です。どうぞ、ご要望が多いのも有難いですが、傍聴に来ていただくこともよろしくお願い致します