「すべて良き書物を読むことは、過去の最もすぐれた人々と会話をかわすようなものである」
哲学者 ルネ・デカルト
何のために本を読むのかといったら、自分のパワーを最大限に世の中に生かしていくために本を読むのです。
知識をインプットするためではなく、自分の力を世界に向けてアウトプットし、多くの人と絆をしっかり結んでいくために本は読まれるのです。
いつの世も、このほんのちょっとの積み重ねが、人生を大きく変えていく、そのちょっとはみ出した人に光が当たることがあります。この世に大きなものを残した人は、そんな世間の常識をものともしなかった人ばかりで、感動するのです。そんな人たちが、人生でやり続けたことがあります。それは、本を読むことだそうです。
ですから、自分から人に会いに出かけていって、自分流にでも学びを続けることは大事です。この世には、自分の魂を熱く燃え立たせてくれる、素晴らしい本がたくさんあります。たとえ、学校で勉強の出来が悪くても、本を読むことさえ忘れなければ、立派に世の中をわたっていけるというのは、人間であるから出来ることです。
「感奮興起」という言葉は、心を揺り動かされて、奮い立つことですが、まさに読書こそが感奮興起の起爆剤になります。本を読み、自分流の学問も続けたいと思います。
選挙の後、久々に大学院に行って、教授と真面目に論文の話をしてきました。
誰にでも、挫折したり、奮起したり、見直したり、そして励ましが得られる場合も、嬉しいことです。
海津にいなにとって、柳宗悦の書いた数々の本を知ることができたのは、心を動かされる源泉であり、そのきっかけを与えてくれたのは我孫子に来たから・・・
ある意味、感謝です。