2015年10月19日

働くこと、楽しむこと

 10月は陽射しが穏やかで、出歩くにももっともいい季節だ。11月までもう間もないが、あっちこちでたくさんの方に出会い、いろいろ話を聞きたいと思うこの頃だ。
 
 経営の神様と言われた松下幸之助が、かつて、こんなことを言ったそうです
 「きみ、2階があるとするわな。その2階に上がりたい、なんとしても2階に上がりたい。そういう思い、熱意があれば、そこいらの石を根気よく集めて、積み上げて、それを登って2階に上がるという工夫、知恵も出てくるし、そうや、こうしようとハシゴを考え出すこともできる。絶対に2階に上がろうという熱意のある人だけが、結局は2階に上がることができるというわけや。壁にぶつかっても、なんとか壁の向こうに行こうと思ったら、左に行って抜け穴はないか、右に行って抜け穴はないか、なければ、壁の下に穴を開けることは出来ないか。それもダメなら、さっきの2階に上がるようなハシゴが考えられないか。 懸命に考えれば、まだまだ、知恵も工夫も出てくるわね」

さらに「いろいろ聞かれて、趣味はなんですかと聞かれる。わしはこれといってないわな。仕方ないから、趣味は仕事ですなあ、そう答えたやろ。そしたら、その人が、人間は楽しむために生まれてきたんやから、そしてそのために仕事をやっておるんだから、仕事ばかりはいけませんと、そんなことを話して帰っていったわね。そういう考えもにも、一理あるけどな。だからと言って、遊ぶことが大事で、働くことは、二の次だということは、これは、どんなもんやろうかな。働かずして、なお遊べということをその人も言っておるわけではないんやろうけど、まず、働くことの大切さをやはり考えておかんといかんな。働くことが先でないと、きみ、遊ぶことも出来んやないか。 ところが、ただこれからは、遊ぶことが大事だというような、そういう話し方はようないな。遊ぶことも楽しむことも大事やと。けどそれ以上に、働くことの意義とか大切さとか言わんとな。指導者が、遊べ、遊べ、と言い出したら、日本経済はまもなく衰退して、日本は滅んでしまうわ」、いつもお客様(みんなのこと)を考えていた人らしい、逸話だ。

“面白きこともなき世を面白く”、という高杉晋作の句に、病に倒れた晋作の最期を看取る事になる野村望東尼が、“すみなすものは心なりけり”、と下の句をつけていることを知る人は多くはない。知ってるつもりの事も、まだまだ知らない事が多い。
 明日の事は誰にもわからない、だから人生は楽しい・・・・。

 子どもは愉快で楽しいが、年配の方がふと話してくださる語りも有難いものだ。それが松下幸之助だったらどんなに、おもろかったことだろう。街の中の幸之助をさがしてみよう、案外、女性だったりして。さあ、今日もいい日にしなくては。





 
posted by Nina at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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