2015年09月29日

自民党ハト派(護憲派)の行くへは

 安全保障関連法案への反対行動をしてきた学生団体「SEALDs」の主要メンバーらに、殺害予告が寄せられていたことをニュースで知った。それによると、通学する大学に、本人および家族に対する「殺害予告が来ました」ということだ。 SEALDsの代表は、15日に行われた参議院の特別委員会の中央公聴会に、野党側の招きで出席し、法案の成立に反対の意見を述べるなどの活動をしている。
 
 世の中には、様々な意見があってしかるべきで、それをこのような形で圧力をかけるというのは卑怯だ。同じ考えでないといけないということはあってはならない。まして、このような脅しをかけているなどとは、法案を通した側にとっても、関連性を疑われて迷惑なはずだ。いろいろな意見を民主主義のルールにのっとって
決める、のであって言論の自由は保障されて当然、それでこそ法治国家だ。学生が考えて、主張する、ましてこれからは18歳も選挙権を得るというのだから、考えて、主張することは大事なことだ。

 コラム(星浩)に興味深いことが書いてあったが、様々な考えが大政党であってもあるということだ。安倍政権のもとで絶対多数の自民党だが、その中で総裁選に挑まんとした女性議員の動きは頼もしくもあったし、そういう経過が全くないより健全だと思ったものだ。コラムでは、自民党のハト派と言われる人々の感慨などが紹介されていた。首相であった人も、人生いろいろと言ったが、政治の向きもいろいろであるということでもあったのだろう。そして、「あとは後世の人々が判断する」ということだが、冷戦が終わっても、ミサイルをどこに向けられるのか不穏の日本海周辺、高圧的に軍事力を示す国に対してアジア諸国が不安の色を隠せない事情、国としてではなく勢力を誇示するテロ集団、その中にあって、平和憲法の意味をしっかりと継承する教育がされていれば、このような脅しを書く人はいないのではと思うがどうだろうか。

 
 総裁選で、自民党・宏池会の若手議員が野田聖子前総務会長の推薦人になろうとしたら「派閥幹部から『安倍晋三首相に刃向かうわけにはいかない。絶対にやめろ』と迫られた」そうだ。かつて宏池会といえば、宮沢喜一氏や河野洋平氏のような「護憲派」の集団だった。今回の安保法制は、ほとんどの憲法学者から「違憲」と指摘されているのに、宏池会から違憲論は聞かれない。

 宏池会が弱体化してきた背景を、私(星浩)は三つの視点で考えている。
 第一に長期的な構造。宏池会の基本理念を、現会長の岸田文雄外相は「軽武装・経済優先」と説明する。宏池会の創設者、池田勇人氏が師事した吉田茂氏の政治哲学とも言われてきた。ところが、吉田氏自身は「軽武装・経済優先」を普遍的理念だと考えていたわけではないという指摘は多い。小沢一郎氏は、自民党の実力者だった1993年の著書で「吉田首相は、冷戦下の戦略として経済優先の政治を選択したにすぎない」と書いている。

 冷戦下では米国が日本を「反共の前線基地」として重視し、「軽武装」の日本を守ってくれたが、冷戦後はそうはいかない。日本も「普通の国」になるべきだというのが小沢氏の主張だ。宏池会が、国際情勢の変化に応じた新しい理念を示せているとは思えない。


つづき
posted by Nina at 00:00| 千葉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
カテゴリ
日記(3390)
ニオュ(0)
歴史(0)
chiba(60)