2015年03月31日

ソウルの道路陥没にアドバイス

ソウル市長の朴元淳(パク・ウォンスン)は、韓国より20年進んでいると評価される日本の道路陥没防止技術を積極的に導入しようと、2月1日から5泊6日の日程で訪日していた。ソウルでは、このところ相次ぐ道路陥没で、トラックが横転、交通人が落ちるなどが起きて、事後対応から未然防止へと方針を転換しようとしていた矢先にも、また3月にも道路の陥没が起きた。

 東京はソウルよりも地質がぜい弱であるため、地震や下水管の老朽化で毎年約1000件の道路陥没が見つかる。そうした予防対策を取ってきたことで事故につながるケースは1%未満にとどまっているという。年度末になると予算消化のように道路工事が増えると訝しんでいる向きにも、隣の芝生より青いという事実を改めて知ると、行政の予防対策に安堵感をもつ。塞翁が馬というように、かつては教えを受け、そして教える側になるという隣国同士の付き合い、信頼関係を醸成できれば禍も福にできよう。

 ソウル市によると、ソウルの年間道路陥没件数は681件(2014年7月基準)で、このうち下水管の老朽化による陥没件数が85%を占める。東京都は下水管は使用開始から30年を過ぎると道路が陥没する割合が高くなるとして、老朽化が進んだ下水管の取り換え工事をしている。都が下水道管理に使う予算は年間6兆9579億ウォン(約7430億円)で、ソウル市(6910億ウォン)の10倍以上に当たる。

ソウル市と東京都は2日、「道路陥没対応業務技術協力に関する行政合意書」を交わし、道路陥没先進技術分野での交流を進めていくことで一致した。ソウル市は東京都から陥没道路の調査方法や復旧に関するノウハウなどを学び、自主開発した舗装路面のくぼみを見つけるシステムなどを教える

 朴市長は、道路や消防災害安全の専門家に会い意見を聞く。また、東京ゲートブリッジを訪問し、橋梁維持管理システムを見学する。ソウル市は過積載車両による橋梁の損傷を防止するため、日本の先進システムを積極的に導入していく方針だ。

参照:
東京聯合ニュース2月2日
posted by Nina at 00:00| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
カテゴリ
日記(3388)
ニオュ(0)
歴史(0)
chiba(60)