国会中継を見ていた。野田総理の時も安倍総理も、原発について日本のトップとしてはアンダーコントロールを演じるが、その統治が終わってしまって、違う結果がでたとしても後の世のことまで彼らは責任は問われないということだ。お目出度い話ばかり、鵜呑みにはしていられない。
そして、都内には、懇意にしている女性区議がいるので、時々、その区議会をチェックしていると興味深い話が出てくる。 その文教常任委員会文教委員会にて二年前に、「川場移動教室における放射能対策を求める陳情」が審査されてた。議会では関連の案件のやり取りががあり、特に下記のやり取りはその不透明な都内のホットスポットもどきを取り上げての質疑です。コミュニティーの細やかな目配りを真骨頂にしている彼女のような議員がいて、母親たちの側に立って質問がされるが本当のところ都内だってホットスポットがあるだろうと思うが、そこは表沙汰にしたくないのです。彼女は都内でも有名住宅街の議員ですが、地価は下落、転出者が続出、イメージダウンになるのが目に見えるから、母や強しで質問をするのです。
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「区民健康村施設の除染作業の実施について」
川場移動教室で区内の小学校5年生が利用する「ふじやまビレジ」「なかのビレジ」の除染作業について区から報告がありました。
■概要
@ふじやまビレジ
野外炊事場周辺:草地のはぎ取り、砂利入れ替え
工房前からマスつかみどり池までの一帯:草地のはぎ取り
ドン・キホーテ像脇通路:表土のはぎ取り
農作業畑:反転耕
Aなかのビレジ
駐車場:表面砂利及び下層コンクリート除去、アスファルト舗装
野外炊事場周辺:草地のはぎ取り、砂利入れ替え
食堂前広場:表土入れ替え
キャンプファイヤー広場:高圧洗浄
森の村前庭平面部:草地のはぎ取り
農作業畑:反転耕
B期間など
作業期間:4月10日から5月10日
除去したコンクリートの処分:処分を受け入れてくれる施設が見つかったのでそちらで処分
広報について:区のホームページにて、作業前と作業との空間線量を区民に周知
■桃野質問、区側答弁(抜粋・要約)
議:はぎ取った土などはドコへ行くのか。
区:ふじやまビレジのテニスコート付近の空き地に1m〜1.5m穴を掘って埋める
議:暫定的に置くのか、それが最終処分か?
区:8000ベクレル以下のものなので国の基準に基づき施設内においておく
議:埋めてあるところの安全対策は?
区:穴の底に防水シート、ロープで囲う、表示をして立ち入らないようにする
議:除染後の数字、確認はどうするのか?
区:0.23マイクロシーベルト/時まで線量が下がっているか区の職員が確認する。下がっていなければ引き続き除染作業を続ける。
議:区の職員が測定している地点から少し離れると、線量が高いところがあると測定に同行した区民から聞いているが事実か
区:区の定点観測は子どもが普段活動している場所で行っている。その方達が少し離れた崖ぶちを測ったら、そこは多少高かった。
議:移動で通る道、崖ぶちは少し高かったというのであれば、高い場所は周知徹底して子どもたちが立ち入らないように対策をとるべきではないか。
区:全てを0.23にするのはあり得ない。区としては子どもが長時間滞在する場所は0.23以下にする。
通り道、道沿い脇が0.3や0.4でるかもしれないが、そこに危険だという表示をするのは村の感情からしていかがなものか。
0.5以下であれば現状では全て除去、調査は難しい。
議:「区としては」ということで区のスタンスはわかった。
しかし放射線の問題は専門家でも幅広く意見がわかれている。
一つの現実をみてもその捉え方は様々。
保護者の皆さんはよく勉強されていて放射線に関する豊富な知識の中で個別に判断をされている。区が安全だと言っても「うちは行かない」という家庭もある。
「2泊3日という時間なら安全だと判断した」
「子どもが長く活動するところは除染した、しかし、全部はできない、通路はやっていない」という現状も含めて保護者の皆さんが自分の気持ちに従って判断できるように、オープンに情報をだして頂きたい。要望する。
区:実施する学校において丁寧に説明する。
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貴方(貴女)だったら、どう捉えて、どう行動するのが良いと思われるでしょうか
コミュニティーのコミュニティーによる、コミュニティーのための政治が必要です。
それには、一人一人が考えていく姿勢が重要なのだろうと思います。
放射能のホットスポットと言われる我孫子ですが、都内でも斑被災地があるが、さほど話題になって取り上げられるわけえでもなく、お母さんたちがどう頑張るかが、鍵のようです。
どうぞ、皆さまのお知恵を頂けますよう、よろしくお願いします。