我孫子に住むことに誇りを持てる「いいね!」と言われる街にしたい。2020年(オリンピック開催)に向け、観光の急増を転機と捉え、交流人口増加策により、雇用機会増、地産地消が盛んになる「手賀七策」で、財源創出型の観光立市を訴え続けました。
具体的には、手賀七策については以下の7つの「重要施策」を選挙公報に盛り込みました。
なお、基本政策についても、市議二期八年の間に取り組んできましたことと同様にしっかりと訴えました。その内容については、海津にいなの公式ホームページにあります。
1.水の館、親水広場の活用
嘉納治五郎(講道館柔道、筑波大学、日本の留学生受け入れの祖。日本の体育教育の祖。我孫子の別荘人の一人であり、農園経営ではブランド野菜を手がけた)が手賀沼に英国式の学園構想を有していたことをヒントに、県から移譲後に、子どもから大人まで参加できる国際人を目指す学園構想なども加味して、有益な活用をしたい。
2.野外音楽ステージによる旧市民会館の再建
旧市民会館の再建への声は当然ながらある。震災から4年近くがたち、我孫子の子どもたちが一同に会して、音楽の感性を養う場を取り戻したい。具体的には、1000人規模の市民、学生が集まれる場を確保し、広域での利用を前提に巨額の予算を立てずに市民の夢を叶えたい。声楽家柳兼子(柳宗悦夫人)が到来して100年の記念に、小澤征爾のタングルウッド音楽祭のような森の中の野外ステージ方式を提案したい。
3.世界文化遺産登録の可能性を調査
柳宗悦、志賀直哉、武者小路実篤らの白樺派の人々は大正時代、当地に芸術家村を形成し、バーナードリーチはじめ欧米の芸術家とも交流していた。此処での可能性を追求するために、市民が国内の世界遺産を調査しながら世界遺産登録への可能性を検討する。その過程において、子供の保養(放射能ホットスポットの修復)目的も加味する。承認活動は市民の結束力、沼浄化の意識へも相乗効果が期待されよう。
4.平和使節の派遣、受け入れ
70年前に当地から広島原爆の復旧支援に派遣された人たちも被ばく被害にあった。手賀沼公園入口の平和記念碑は、その事実を風化させない為に建立された。戦後70年の節目に国際的な平和発信を当市からも行い、海外の友好的市民とも連携していく。柳宗悦は、手賀沼を眺める書斎から海外に向けて平和友好の発信をしており、そのグローバルな視界を次世代に伝え、国際派都市に転換する可能性を見つけていく。
5.手賀マルシェ
我孫子の農家とさらに連携を強め、地産地消の取り組みを拡大して、「収益性のある美味しい健康な農業」に転換していく。
6.手賀カフェ
手賀沼公園に憩う場所を開設してほしいとの声が多い。手賀沼畔に、パラソルやイスを配置し、日曜画家などがアートする空間を作り出す。そこに人が集まり、カフェを楽しむ。規制を緩和すれば、出来るはず。交流人口を増やし、賑わいを作りたい。
7.手賀観光ウエルネス
障がいのある人もない人も、老若男女(外国人含む)も、健やかに、元気に、美しく年を重ねられるように、健康に関わる事業者、起業家を誘致、奨励する。このことから観光にも連携して、税収増加にもつなげていきたい。
どうぞ、海津にいなの提案する政策を知って頂いて、投票に行って頂けますようにお願い致します。
2015年1月17日