市のHPでどなたでも確認できますが、15年度予算方針も「歳入に見合った歳出が基本であり、歳入が伸びない中では歳出の抑制と効率化に取り組む必要がある。新たな事業は、震災からの復興、放射能対策、緊急性・必要性の高いものに限る」としています。
これに対し、海津にいなが提案している「手賀七策」は、我孫子の持つ潜在力を顕在化させ、人口減に歯止めをかけ、交流人口の増加や定住人口の回復で税収を増やし、地方創生の呼び声の今、私たちの街でも雇用の促進対策をして、この街から出ていくのではなく、足元から元気にしようと言うものです。
隣の柏市と比較してみると、はっきりすることがあります。
街が持つ稼ぐ力の差です。
柏の人口は40.9万人、我孫子の人口13.3万人の3.08倍です。
これに対し市民税は柏が我孫子の3.39倍、固定資産税は3.81倍あります。
歳出面では、商工費の差が大きいです。柏は20億円、我孫子はわずか3.5億円です。
商工業の振興、観光事業の支援に我孫子の財政からはほとんど予算を捻出することもないのです。
それと我孫子市の職員の人件費削減というものの、柏の人件費を見てみると我孫子より格段に進んでいるのです。柏市にみならえば、あと10億円職員の人件費の無駄を省けるはずです。その分を観光事業に向けて「手賀七策」を進めると、柏市のもてる稼ぐ力(雇用、起業)に今ならまだ追いつけるはずです。
どうでしょうか。
漠然としていたことが、柏との数字の比較で明快に問題点が見えてきます。
我孫子であれば、持てる観光資源を活用し、観光施策で街おこしを進めるべきなのです。商工費の予算拡大に加え、財政投融資を使った観光産業の活性化があります。さらに加えて、地域経済活性化支援機構が地域の観光ファンドに出資できるようになったのですから、この機に素早く利用すべきです。観光ファンドが地域の観光業に出資する。そして、民間資金を呼びこむのです。
海津にいなは、国内外において視察、大学研究機関での研究に加わり、また多くの観光人材のネットワークに加わっており、こうした蓄積を我孫子において生かす時運がやってきたと考えるようになりました。選挙の準備については、大変な急発進ではありますが、サポートをするよと言ってくれた仲間たちの協力を得て、その輪を広げて立候補いたしました。賢明なる我孫子の皆様には、戦後最低の総選挙の投票率の後ですから、無投票ではなく、選択肢の一つを提示して、我孫子の持てる力を示していただきたいと私は願っています。
どうぞ、皆さまには、18日の日までに、海津にいなとともに市民が我孫子を進めていく市政を選択して下さい。投票に行ってください。
2015年、最初の選挙において、全国に恥じない投票率となり、千葉県内の先駆けとなる女性市長の誕生を現実のものとさせて頂けるよう願っています。
(同時期に九州でも市長選が執行)
*参考「日本の女性首長」
http://kamifubuki.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/post-9d59.html
