2014年10月26日

バターの値上げにまつわる世界事情

 スーパーの店頭などで、バターの品薄と値上がりが目につく。外国料理クッキング第三弾を開催するが、ロシアの留学生が「ブリニ」を教えてもらう。「バターがあると美味しい!」と言うので、久々に買うことにしたけれど、150グラム300円超とは、やはり高い。

 実は、バターは国産がほとんどだとう。明治や森永乳業などのメーカー各社が持つ国産バターの在庫は、8月に1万6500トン(農水省調べ)。昨年8月より3割少ない。メーカー団体が在庫の「最低限」とみる国内消費量の3カ月分を割り、1991年3月末以来、23年ぶりの低い水準だ。明治は昨冬から出荷を調整しており、森永乳業と雪印メグミルクも数カ月前には調整を始めている。

 これは、アジア諸国における中産所得層が増大して、乳製品需要が高まり、日本の場合はエサをほぼ輸入に頼るためエサ代が上昇した。将来的に割安な海外産の乳製品が大量に入る不安もあって酪農家が減り、原料の生乳が不足しているためだという。主産地の北海道の農業協同組合中央会の調査では、離農の理由に「人手が足りない」「環太平洋経済連携協定(TPP)で安い輸入品が入ってくる不安」、そして「輸入に頼るえさの高騰」などが挙がった。

 さらに生産量減の背景には、乳牛数も大きく減っていることがある。昨夏と一昨夏の猛暑が響いて乳牛が妊娠する確率が落ち、乳の出る量にも影響した。北海道別海町の酪農家は「今春以降の生産量は1割減。なかなか元に戻らない」。夫婦2人では体力的にきついこともあり、4年前は70頭いた乳牛も60頭に減らしている。

 乳製品の原料の生乳の生産量が減り、生乳の生産量は14年度は732万トンと、ピーク時の1996年度から15%落ち込む見通し。生乳は、より高く売れる牛乳に優先的に回り、バター向けは不足し、取引価格が上がっている。ふつう、国産が不足すれば海外産を民間企業が輸入して埋めると思うが、バターはそうはいかない。農林水産省は酪農家を守るためバターの輸入を規制しているためだ。高関税をかけて事実上、民間が自由に輸入できないようにして、不足分は国が調整する。そこで、14年度は5月に7千トン、9月に3千トンの緊急輸入を決めたが、同じ年度に複数回の緊急輸入は初めてだ。計1万トンは国内消費の1・5カ月分にあたるが、それでも品不足に追いつかない。バター不足は08、11、12年度にも起きた。やはり農水省が緊急輸入した08年度は結果的にバターは余ったため、農水省は必要な分しか輸入しない考え。乳業業界では、品薄が15年度も続くとみている。十分な量が出回るには時間がかかりそうだ。

 スーパーでは1人1個に販売を制限したり、200グラム400円台のバターが品切れになっていた。かつては198円で買える時もあったから価格が2倍以上、「高過ぎる」と思うとなかなか買えない。影響は中小のパン店やラーメンチェーンにも広がっている。東京の山の手のパン店では、バターをふんだんに使う種類のパンを減らしている。仕入れ先の乳業メーカーが6月ごろから、一方的に販売量を減らしたため、必要量の半分しか手に入らない月もある。「味噌バターラーメン」がメニューにある全国チェーンのラーメン店では、スーパーにバターを買い出しに行く店もある。9月末から買える量が7〜8割減り、割高でも家庭用に頼るしかない。

 品薄に加え、値上げが家計に響いてくる。雪印は7月から、明治や森永は8月から家庭用バターを値上げした。菓子メーカーなどに売る業務用も、農水省の調べでは8月は1キロあたり1309円。前年より5・8%高く、ほぼ30年ぶりの高値だという。

ブリニつくりにも乳製品をたくさん使いました。
@ロシアでは卵を良く洗って、ナイフで殻を割るのだそうです
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Aロシアではブリニ専用のフライパンを用いるそうですが、日本でつくる場合は良く熱してから、油をふき取りながら、出来るだけ薄く焼きます。ロシアでは子供たちもブリニつくりのお手伝いするが大好きだそうです。
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Bコテージチーズの作り方も教えてもらいました。意外に簡単で安上がりです。お得な情報をゲットできました
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C出来上がりました。木漏れ日の木々を窓越しにロシアの話を聞き、談笑しながら、美味しく頂きましたました。(Cは、クリックすると拡大)
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ロシア料理定番のブリニ(блины)、スモークサーモンをブリニで巻いたり、イクラ(икра)のせたり、ロシア料理に欠かせないハーブであるディル(укроп)と一緒にコテッジチーズも添えると一段と本格的。今回は、ポテトのマッシュに玉ねぎ、キノコのソテーを包んだものとジャムと蜂蜜シロップの二種類でした ハートたち(複数ハート)

参照データ:朝日デジタル (10/24)

posted by Nina at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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