2014年10月22日

三陸鉄道の開通はクエート国の支援大、観光客増で21年ぶりの黒字に

岩手県の沿岸を走る三陸鉄道は、今年4月に全線で運行再開したことを当ブログ(4/7)でも取り上げました。国内だけでなく海外からの支援も受け、2013年4月3日に盛〜-吉浜の運転再開がされたことも報道されました。

 東北地方太平洋沖地震に伴う津波によって、三陸鉄道に甚大な被害をもたらしました。路線各所で駅舎や路盤が流出し、車両も3両が使用不能となってしまいました。しかしながら、地震発生後のわずか5日後には久慈駅 - 陸中野田駅で運行を再開、被害が軽微な他の区間についても3月末までに運転再開し、被災者を勇気づけてきました。

 新車両の導入には、なかなか動かない日本の対応をしり目に、イスラム圏のクウェート国が即決の多額支援を申し出てくれて、当地の人々も感動を呼びました。その恩-を忘れないようにと車体の前面にはクウェート国の国章、運転席ドア横にはクウェート国に対-する感謝の文章が日本語・英語・アラビア語で書かれています。

 NHKドラマ「あまちゃん」(2013)に取り上げられ、「三鉄」のモデルとなったのが三陸鉄道だと知られて全国の注目を集めました。先に開通した北リアス線と共に、南リアス線吉浜〜釜石も開通し、被害が大きい区間についても、岩手県の補正予算や国土交通省の第3次補正予算から復旧費用が拠出される目処がついたため復旧工事が進められ、2014年4月6日、全線で運転を再開したものです。本数はまだ以前より少ないものの、地-域の足として、観光客の足として、そして復興の足がかりとして活躍しはじめました。

 駅周辺の被災によって定期利用者は震災前の半分の水準にとどまっているものの、観光客の乗車が去年の倍近くに達し、9月末までの上半期で黒字が6000万円を超える見込みとなりました。実は、三陸鉄道の半期決算が黒字となるのは、1993年以来、21年ぶりです。魅せるものがある地域は、人の関心が集まる観光の影響で、復活する例といえそうです。東北の多くの土地柄からしてアクセスが復旧すればこれまでにない人の流れが生まれてくる可能性が感じられます。

参照:
TBSニュース 10月22日
posted by Nina at 00:00| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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