2014年10月03日

「ふしぎな岬の物語」、千葉の良さを伝える

千葉県がスポットライトを浴びることになる映画は、鋸南(きょなん)町の明鐘(みょうがね)岬、国道から脇に入った絶壁の上に小さな喫茶店「岬」がある。ここをモデルにした映画「ふしぎな岬の物語」が、海外の映画賞を受賞で注目される。

モデルになったプレハブづくりの小さな店には、店主の入れる一杯のコーヒーを求めて人が絶えない。店が編んできた人間模様を題材にした映画はカナダで開かれているモントリオール世界映画祭で最高賞に次ぐ審査員特別グランプリに輝いた。  

女優の吉永小百合さんが主役の喫茶店主を演じるとともに、初めてプロデューサーを務めた。吉永さんが「岬」を訪れたのは昨年暮れで、コーヒーを飲み『ずっといたくなるようなお店ですね』と言っていたのだという。両親が経営していた食堂のそばに、木造の建物で喫茶店を開業した1978年よりずっと一人で切り盛りして、定休日はない。ジャズが流れる店内は十三席。狭いが隠れ家のような雰囲気がある。晴天時は夕日が沈む富士山を見ることもできる。地元の常連客からトラック運転手にバイク愛好家…。裏手にある鋸山のわき水を利用したコーヒーの味は、次第に知られるようになった。しかし店は2011年の震災前一月、火事で一夜のうちに焼失。玉木さんは「やめるという気は起きなかった。お客さんから『コーヒーを飲みたい』と言われて勇気づけられた」と振り返る。常連客もボランティアで再建作業にかかわった。開業当初から、趣味のダイビングをした時にはいつも立ち寄る機械修理関連の会社員、佐藤晴彦さん(60)は、ブラインドや換気扇などを取りつけた。「客はみんな実家へ行くつもりで店に来ている」

 ダイビングインストラクターで、二級建築士の鳥居奈々さんは店外にブロック造りのトイレを建てた。十年ほど前からの常連客で「いつまでも元気で店を続けてほしい」と語る。

 映画の中の「岬カフェ」のセットは、「岬」の横に建てられた。映画の中でも、カフェは火災に見舞われる。常連客らの助けを得ながら、女性店主が再建にこぎつけるエピソードは、玉木さんらの人間模様と重なる。

 公開は10月11日の間もなく。ちばらきけんでも千葉がぐっと近くなる!?
posted by Nina at 11:33| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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