2014年08月15日

中国共産党機関紙が、“異例”の反日ドラマ批判

 日中の関係悪化となる要因には、尖閣諸島を含むの領海問題、日中戦争中の1937年(昭和12年)12月に起きた南京事件に関して、事件の存否、規模(誇大に表現されている場合があること)を論点とした論争、国政を預かる政治家の靖国参拝が取り上げられるたびに溝が大きくなる。
  
 その一つの要因となる、南京大虐殺記念館に関しては、またいろいろな諸説があって、別の意味で気になっていた。それは、Wikipediaで「日本社会党委員長を務めた田辺誠は1980年代に南京市を訪れた際、当館を建設するよう求めた。中国共産党が資金不足を理由として建設に消極的だったため、田辺は総評から3000万円の建設資金を南京市に寄付し、その資金で同紀念館が建設された。3000万円の資金のうち建設費は870万円で、余った資金は共産党関係者で分けたという。」との驚愕の内容が記述されてあった。そもそもが、戦後のの中国では南京虐殺の事件があったかどうかすら認識がさほどはなかったが、日中も国交が回復されていない時期が長くあり、その後に日本のジャーナリストの取材で話が掘り起こされていくうちに、中国共産党の発表する南京での死者の数が莫大になっていく。そこへ、上記のような社会党と中国共産党の関係構築が密であったころに、社会党書記長からの申し出で、記念館創設の申し入れとその諸費用についてお金の流れが出来たとのことなのだ。
  
 私は、ムルロア環礁での未臨界核実験への反対の声が世界から高まる中で、広島の原爆被爆者について関心を深めていた頃だったが、実は華僑ネットワークでは、原爆被爆者については中国での虐殺行為の数からすれば、当然の報いだとの書き込みが多くされていることを調査の中でしって、驚いた。実は、南京の虐殺数が30万人とも喧伝されて巨大な石碑までが立って反日愛国教育が続いていることを認識していなかったこともある。そこに、上記のような社会党云々の記述を見つけて、事実関係を確かめる方法はないものかと考えていた。しかし、昨年には社民党ビルの移転もされるとなると事実関係を記す記録もうやむやになるのではとと考えて、移転する前に確認しておこうとメールを出してみた。しかし、ナシの礫であった。
 しかし、最近に改めてWikipediaを見直してみると、「(そういう)話が流布されているが、話の出所とされている浜田幸一『日本をダメにした九人の政治家』の中では実際にはそのような言及は一切なされておらず、現在までのところこの話が事実かどうかも話の出所もはっきりしていない。」と書き改められていたのに気付いた。私の質問のメールが読まれ、なんらかの気づきに繋がったのかもしれない。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E4%BA%AC%E5%A4%A7%E8%99%90%E6%AE%BA%E7%B4%80%E5%BF%B5%E9%A4%A8

 社会党がある時期、中国共産党や北朝鮮に人的な連絡の出来るパイプを持っていたのは知られているので、さもありなんとは思っても、田辺が浜田にどう話したかの実証はないという事なのだから闇の中である。もしも、当時の社会党員らが日本のした事に自責の念での申し入れのだったら、それを受けて中国共産党は逆に問題を拡大したのだとしたら、当初にあったことは日中関係の再構築ではなくて、互いの党の宣伝と強化にしかなっていなかったとなる。この辺のことの事実関係は、きっと研究者がなんらかの手がかりを探しだして、進めていってくれるよう、終戦の日に期待したい。

下記のような報道も多少とも改善の兆しになってほしい、一つなので紹介しておきたい。

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 15日の「終戦の日」を前に中国共産党の若手エリート組織の機関紙が、中国で大量に制作されている反日ドラマについて批判する異例の記事を掲載した。

 14日付の中国共産主義青年団の機関紙「中国青年報」には、紙面全体に中国各地で制作されている反日ドラマの撮影シーンなどが掲載された。中には日本兵役の男性に子供が刀を向ける写真も。中国青年報は反日ドラマについて、「歴史を忘れた娯楽に成り下がっていて、若い世代が本当にあの歴史を認識しているのか心配させる」と論評。さらに「我々が日本側に歴史を忘れるなと批判するなら、自らの文化・歴史を遊び事にしてはならない」と、事実を逸脱してまで反日感情をあおる現状を戒めた。

 中国青年報は共産党の若手エリートを養成する組織の機関紙で、中国国内に浸透している反日ドラマの状況を批判するのは異例のこと。


出典:
日本テレビ系(NNN) 8月14日(木)21時35分配信
posted by Nina at 09:26| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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