2014年08月13日

8月15日に向けて

2007年、アメリカ議会で開かれていた従軍慰安婦関係の公聴会について、米国人知日家のマイケル・グリーン氏(元米国国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長)は「米議会がこの問題に関与するのは大きな間違い」であり「反日、反米、親北朝鮮の民間活動団体(NGO)などが絡んでいる」ことを指摘しつつ、慰安婦問題自体は「歴史家に任せるべき」であり、「日米とも政治家がこの問題に関与すれば国益を損なう」と断じています。さらに、「強制性があろうとなかろうと、被害者の経験は悲劇で、現在の感性では誰もが同情を禁じ得ない。強制性の有無を解明しても、日本の国際的な評判が良くなるという話ではない」のであり、本質的には「慰安婦問題で同情されるのは被害者女性だけで、日本が政治的に勝利することはない」ともいっています。まさに正論でしょう。

 この問題は政治問題化させるのではなく、両国、または第三国の歴史学者を加えて真摯な事実検証にゆだね解決していくべきでしょう。


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マイケル・グリーン氏に聞く 「慰安婦」歴史家に任せよ
-2007年3月4日付けの読売新聞4面より当該部分を抜粋-

(中略)

−−−米下院では、民主党のマイケル・ホンダ議員らが慰安婦問題で日本に公式な謝罪を求める決議案を提出し、外交委員会の小委員会で公聴会が行われた。

 「米議会がこの問題に関与するのは大きな間違いだ。特に外交委員会は、北朝鮮の人権侵害、台頭する中国の挑戦など、対応すべき問題が山積している」

−−−日本政府は公式に謝罪しているにもかかわらず、決議が繰り返し米議会に提出されるのは、なぜか。

 「韓国系の住民の多いカリフォルニア州出身議員らが推進しているからだ。反日、反米、親北朝鮮の民間活動団体(NGO)などが絡んでいることもある」

−−−自民党の「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」が河野官房長官談話の見直しを議論しているのをどう受け止めるか。

 「仮に決議案が採択されたとしても、米国の日米同盟に関する政策に与える影響はゼロだ。米メディアの報道も今のところ低調だ。しかし、日本が反発すれば事態は悪化する。共和党や民主党の一部議員が、決議案の問題点に気づき、修正や廃案をめざして動き始めたが、日本の政治家が反発すると収拾が難しくなる。日米とも政治家がこの問題に関与すれば国益を損なう。歴史家に任せるべきだ」

−−−安倍首相は「(旧日本軍の)強制性を裏付ける証拠は無かったのは事実だ」と発言している。

 「安倍政権の外交政策、特に国連での対北朝鮮制裁決議採択や、中韓との関係改善に向けた首相の指導力は、ワシントンでも高く評価されている。ただ、慰安婦問題は、高いレベルが政治介入すればかえって複雑化する。強制性があろうとなかろうと、被害者の経験は悲劇で、現在の感性では誰もが同情を禁じ得ない。強制性の有無を解明しても、日本の国際的な評判が良くなるという話ではない」

−−−昨秋、下院で開かれた公聴会で靖国神社問題について証言し、日本の立場に理解を示したが、この問題では批判的なのか。

 「慰安婦問題で議会に呼ばれたら、残念ながら日本を擁護できない。靖国問題と慰安婦問題は違う。どの国にも戦争で亡くなった英霊に敬意を表す権利があり、中国に介入する権利はない。クリント・イーストウッド監督の映画『硫黄島からの手紙』がヒットしたのは、米国人だけでなく日本人の犠牲者に対する同情を呼んだからだ。しかし、慰安婦問題で同情されるのは被害者女性だけで、日本が政治的に勝利することはない」


 上記について、2007年3月19日付けの各紙が、社説でこれを一斉に取り上げています。
民主政権末期の2011年12月、当時の野田首相との日韓首脳会談において、李明博大統領は旧日本軍の従軍慰安婦問題を集中的にとりあげ、日本側に優先的な解決を求めるという継続的な問題の要素でした。 会談では首相は「わが国の法的立場は決着済み」としながら、「これからも人道的見地から知恵を絞ろう」と応じたことに対し、日本の新聞各紙の評価は賛否が割れていました。つまり、取り組んでも埒があかな、場合によっては険悪化する、誤解の上塗りになるようなことだったのです。

 ことここまで来てしまった以上は、日韓の歴史問題をまずは、両国の学術的研究レベルで協力し、真摯に検証してしかるべきではないか。8月15日は日本の終戦記念日であると共に、韓国では独立記念日であった。
私自身、このことに気づいたのは米国に短期留学していた際に、授業で自分の国について発表するということが課題になって、「韓国は8月15日が独立記念日」と言う話を聞いた時だった。どこから、独立したのだろうと考えて我に返った、そんなことも思いもよらない日本人だったこと足を踏んだ方は痛くないが、踏まれた方は「スミマセン」の一言がない場合はたまらなく不愉快であるというのは事実だった。


参考HP:http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20111219/1324269081









posted by Nina at 05:09| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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