2014年05月05日

年金開始時期も少子高齢化の影響か

オーストラリアには法律で規定された定年はない。いつまでも年寄り扱いされず働けてよさそうだが、豪政府は高齢化問題に対処するため、年金支給開始年齢を2035年までに70歳に引き上げる方針を示した(5/2)。これは少子高齢化の傾向を示す先進国の中では最高齢となる。子どもの日の話題としてはシビアな話題かもしれないが、作成した表と共に見て頂けたら今後の
参考になるのではないか。

 1908年に年金制度が導入されて以来、男性は65歳、女性は60歳で年金受給資格を得る。ホッキー財務相は、既に年金を受給しているオーストラリア人には影響は及ばないとしながらも、「この予算に基づいて長期計画を立てることが非常に重要だ」として、現行の「受給資格年齢」は終了するという政府の見解を強調した。

 オーストラリアと日本を比較してみると雇用環境は日本のようには改善していない状況ではなかったことも影響してきたのか、政府は数年前から高齢化問題に取り組んでいる。前政権は2009年に、「人口統計上の時限爆弾」を爆発させないためとして、国民年金の受給開始年齢を段階的に引き上げる方針を示した。

国際雇用比較グラフ.jpg

 豪州アクチュアリー会(Actuaries Institute of Australia)は、同国の65歳以上の高齢者の数は、今後30年間で約350万人から約700万人へと2倍に増加し、全人口の約22%を占めるようになると予測している。また85歳以上の高齢者の数も、50万人弱から140万人へとおよそ3倍に増加し、医療保険制度を圧迫することが予想される。オーストラリア統計局(Australian Bureau of Statistics)の発表によると、オーストラリアの現在の人口は約2340万人で、平均寿命は男性が79歳、女性が84歳となっている。

 経済協力開発機構(Organisation for Economic Cooperation and Development、OECD)の最近の報告によると、OECD加盟国の中で70歳を公式な定年年齢としている国はないが、日本や韓国では定年は公式には60歳とされているにもかかわらず、実際には70歳に近い定年年齢が男性に適用されているケースもある。

出典:
【翻訳編集】 AFPBB News
http://ecodb.net/exec/trans_country.php?type=WEO&d=LUR&c1=AU&c2=US&c3=CN&c4=KR&c5=JP&c6=RU&c7=BE&c8=ES&s=
posted by Nina at 00:00| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
カテゴリ
日記(3398)
ニオュ(0)
歴史(0)
chiba(60)