2014年03月31日
2014 桜咲く
京都、鎌倉、金沢、桐生などは着物の似合うまちとして、着物で散策が人気イベントになっている。我孫子も着物が似合いそうな情緒のある景観が素敵なことをもっと知ってもらい、街の活性化にも一役買いたいと、主宰の佐藤さんが立ち上げた「きもの愛好会」のお誘いでメンバーになった。みなさん気さくな方ばかりで、着物で歩くと背筋がしゃんとして腰痛にもなるし、ついでに着物の虫干しもできるし、通りをあるくと主役になる気分だと笑みがこぼれる。
月一回の散策の集合はインフォメーションセンター「あびしるべ」の前なので、スタッフが写真を撮ってFBにすぐ掲載してくれるという流れだそう。皆さまもどうぞ、一回でも試しに参加してみてください。
2014年03月30日
我孫子にカフェがある
Web検索していたら、我孫子に結構なカフェがあるのに気が付いた
1. 珈琲フェルマータ2. 倉嶋
3. コーヒークラブエムズカンパニー
4. カフェレストラン パルク
5. キナリカフェ
6.
カフェレストラン Luce
7. カフェレストラン パルク
8. ランコントル
9. 吉岡茶房
10. 珈琲フェルマータ
11.
トミー
12. cafe frame
13. woot woop
14.カフェティティカ
15. 道の駅
しょうなん
16 アクロス(クレオ内)
小綬鶏
ポワロ
イマジン(平和台病院内)
リバーサイド
チャズ
ティーフォーツー
サンリオン
石窯ピザ
プリメーラ
ジュリエッタ
ステラ
マーレ
カフェドック(にいな事務所至近)
http://tabelog.com/chiba/A1203/A120304/12029779/dtlrvwlst/4448698/皆さんもあたたかくなってそぞろ歩きに出かけたら、行ってみてください。
ちなみに、カフェドックには、新メニューとして開発して「ウナ吉」バーガーがあります。
2014年03月29日
フィギアスケートって「いいな!」
世界の著名スケーターが浅田真央を称えた。オリンピックの大舞台、SPで果敢なチャレンジをしながら転倒で減点、16位と出遅れながらフリーで完璧な演技を披露して10人抜きの6位になったが、トップスケーターがツイッターなどで賛辞を贈っていた。これは、浅田を奮起させたことだろうから紹介しておきたい。
トリノ五輪男子金メダルで「皇帝」と呼ばれ、ソチでも団体で金メダルを獲得したロシアのプルシェンコさんは浅田がフリーで成功させたトリプルアクセルを称賛。自身のツイッターに「真央、君は素晴らしかった!特にトリプルアクセルをありがとう!なんてファイターなんだ!」と投稿した。
10代のころから浅田選手のライバルだった安藤美姫さんは「メダルよりも価値のあるものを見せて、プレゼントしてくれたのかなと思います」という言葉を贈った。トップスケーターだからこそ分かる価値あるパフォーマンス。浅田にとっては最大級の賛辞に違いない。
森元首相は、相当に反省していることだろう。女性には厳しい意見を立て続けに発する方なのは、時代の流れを知らないからか・・・・。
ま、いいか、浅田真央がやっぱりスケートが「いいな!」って思いましたといったのだから。
2014年03月28日
国の天然記念物、美しい五本の桜を見るサイト
2014年03月27日
村山談話のその後
最近は市の国際化推進についての集まりに呼ばれたけれど、そういう次元でも我孫子の市民の国際性で寄与していけたらと願っている。
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旧日本軍の慰安婦に対する日本政府の謝罪や賠償を求めている韓国の支援団体「韓国挺身隊問題対策協議会」(挺対協)の尹美香常任代表は12日、韓国訪問中の村山富市元首相を「慰安婦問題に非常に大きな傷を与えた政治家だ」と批判した。挺対協が毎週水曜日にソウルの日本大使館前で開く抗議集会で述べた。
挺対協は、村山政権が進めた「アジア女性基金」による元慰安婦への償い金支給について、日本政府が法的責任を認めたものではないとして受け取りに反対してきた。
尹氏は村山氏について、野党時代の社会党(当時)は日本政府の責任を追及していたが、首相になると立場を変え「日本政府は戦後補償をできない」と言い始めたと指摘。「被害者の反対にもかかわらず、基金による(償い金)支給を強行した」と主張した。(共同)
出典: 産経ニュース 2014.2.12 22:41
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2014.2.9 20:13 [韓国]
韓国の革新系野党、正義党の関係者は9日、同党の招きで韓国を11日に訪問予定の村山富市元首相に韓国大統領府を訪問する意思があり、同党が大統領府にその意向を伝えたと明らかにした。大統領府の回答はまだないという。
村山氏が朴槿恵大統領との面会希望を明確に示したかどうかは不明だ。
村山氏は、自身が首相在任中の1995年に出した朝鮮半島の植民地支配と侵略を認めた首相談話について12日に韓国国会で講演する予定。村山氏はことし1月、「談話がつくられた経緯や談話を継承する必要性を韓国で話したい」と述べていた。
朴大統領は、村山談話と慰安婦問題での旧日本軍の関与と強制性を認めた93年の河野洋平官房長官談話が日韓関係の「基礎」だと指摘し、安倍晋三政権に両談話を継承する姿勢を示すよう求めている。(共同)
11日、村山富市元首相がソウルの国会議員会館で元慰安婦らと面談した。(ソウル=中野晃)
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産経ニュース 2014.2.12 12:46
[「慰安婦」問題]
前回の当欄(6日付)では平成5年8月、政府が慰安婦募集の強制性を認めた河野談話と慰安婦に関する調査結果報告を発表するに際し、内閣外政審議室がまとめた記者会見用の想定問答の「嘘」について指摘した。今回は、同様に情報公開請求で入手した外務省による想定問答の「矛盾」を指摘しておきたい。
A4判30枚、計24問について予想される質問と模範解答を記した文書では、こんな質問が記されていた。
「(河野洋平)官房長官談話においては、朝鮮半島出身の従軍慰安婦の募集などについて特記されているが、朝鮮半島と他の地域との間で慰安婦の募集形態などに相違があったのか」
これに対する答えはあっさりとしたものだった。
「朝鮮半島と他の地域との間で、慰安婦の募集形態などに特段の差があったとは考えていない」
また、関連して「朝鮮半島出身の従軍慰安婦の募集などについては、『総じて本人たちの意思に反して行われた』と記述されているが、これは、朝鮮半島と他の地域との間で慰安婦の募集形態に相違があったことを示しているのではないか」と追及された場合の回答文も全く同じだった。
ここから、外務省が河野談話の発表時点で、朝鮮半島もそれ以外の地域も、慰安婦の募集形態は基本的に同じだったと明確に認識していたことが分かる。
現代史家の秦郁彦氏によると、慰安婦の約4割は日本人で、朝鮮半島出身者は約2割だった。想定問答に依拠すると河野談話は、理屈の上ではこの日本人慰安婦についても募集の強制性を認めたものだとなる。
河野談話は慰安婦募集に関し「業者が主としてこれに当たった」とした上で、こう記述している。
「官憲等が直接これに加担したこともあった」
だが、進んで慰安婦になった者は少ないにしろ、日本で官憲(警察官や役人)が慰安婦の強制的な募集に直接加担した悪辣な事例があったと、これまで耳目にしたことがない。
日本がそうであるならば、想定問答が「募集形態は同じだった」と明言する朝鮮半島でも、そんなことはなかったとしなければおかしいが、河野談話の趣旨は明らかに異なる。
相互に矛盾する河野談話と想定問答の書きぶりから浮かび上がるのは、結局、当時の宮沢喜一政権が韓国のご機嫌をとるためにやってもいないことをやったと認めただけであり、そのことを外務省も十分、自覚していたということだろう。
そう考えると、慰安婦問題の追及に熱心ないわゆる人権派が、なぜ日本人慰安婦には無関心なのかという疑問も氷解する。彼らは韓国をはじめ諸外国の元慰安婦に謝罪することで、「私は良心的だ」との満足を得たいだけなのではないか。
筆者は12年10月、元慰安婦に一時金(償い金)を支給するアジア女性基金の理事長だった村山富市元首相にインタビューし、こう問いかけたことがある。
「慰安婦の多くが日本人だったことはどう考えるのか。今後は、日本人も一時金の支給対象とするつもりはあるのか」
すると、それまで能弁だった村山氏は「うっ」と言葉に詰まったきり、何も答えられなかった。同胞の元慰安婦のことなど、それまで意識になかったのだろう。(政治部編集委員)
2014年03月26日
近隣にて、多選市長の再選や女性市長が誕生か
過去に松戸市長を4期務めた川井敏久氏(71)が17日、市役所で会見を開き、任期満了に伴う同市長選(6月8日告示、同15日投開票)に5選を目指し無所属で立候補することを表明した。都市部の市長4期経験者が返り咲きを狙うのは極めて異例で、川井氏は「外側から見ていて今の市政は看過できない。現市長から市政を奪還し、大掃除できるのは4期16年の経験がある私だけだ」と意気込みを述べた。同市長選への正式な出馬表明は川井氏が初めて。
川井氏は、5人が立候補した4年前の前回の市長選で本郷谷健次・現市長に敗れ、次点となった。同選挙の最大の争点が松戸市立病院(同市上本郷)の建て替えで、川井氏は同市紙敷への移転新築を主張。本郷谷市長は現地建て替えを公約に掲げた。その後、多くの議論を経て、同病院の建て替えは同市千駄堀に移転することで計画が進んでいる。
同病院建て替えについて川井氏は会見で「(前回市長選で掲げた)紙敷移転の案は私としては捨て切れないが、千駄堀への計画が進んでいる中で(場所の変更は)難しい。ただし、病床数600床という病院の規模にこだわることはない。松戸の医療環境は大きく様変わりしており、もっとコンパクトな病院にした方がいい」と問題を提起。今回選挙の争点になりうるとの考えを示した。
前回の市長選でも問題視された多選批判については「批判は甘んじて受けとめる。『市長の座をまた欲しがるのか』との意見もあるが、立候補したのは信頼が大きく損なわれている今の市政の状況を見過ごせないということ」と語った。川井氏は松戸市議、県議を経て1994年に市長に初当選し、2010年まで連続4期務めた。同市根本在住。
今回の市長選には本郷谷市長が再選への意欲を示しており、近く正式な出馬会見を行う見通し。
また、鎌ヶ谷では任期満了に伴う市長選(6月29日告示、7月6日投開票)で、市議の岩波初美氏(54)が12日、会見を開き「自主財源を確保できる市政への転換を図る」として無所属で立候補することを表明した。岩波氏は「現市政は3期12年間で組織が硬直化し、市の課題である自主財源の確保ができていない」と指摘。「体質改善し、無駄を省いて、効果的な市民サービスを提供できる市政にしていく」と述べ、省エネ産業の誘致、道路網の整備、市役所改革などを基本政策に掲げた。「しがらみのない市民の力を結集して選挙に臨みたい」として、10日付で「みんなの党」を離党したことも明らかにした。
岩波氏は山梨県出身。1991年に市議に初当選し、現在3期目。同市長選には、これまでに現職の清水聖士市長(53)=3期=が再選を目指して出馬を表明している。
2014年03月25日
徳洲会は無医村の改革から始まった
徳洲会グループのHPを覗いてみると、その創始者徳田虎雄氏は、1938(昭和13)年、兵庫県高砂市で生まれ。2歳の時に両親の故郷である、奄美群島の徳之島(鹿児島県)に移住。そこで3歳の弟が急病に倒れたときの経験が、人生を大きく左右します。当時の徳之島には、満足な医療ができる施設や設備はありませんでした。一刻を争う急病人や、本州まで行く費用がない島の人々にとって、病気は命を落とす事態に直結したのです。 弟が急変し、当時小学3年生だった虎雄は往診を頼むために、夜道を駆けて村の医者を訪ねました。しかし医者はすぐには動いてくれず、弟は息を引き取ってしまいます。
この時虎雄氏は「医師は急病人であれば、何があっても診るべきだ。どんな人であろうと助けるのが医師の役目だ。それなら自分が医師になろう。そして多くの急病人や困った人を助けよう」と強く誓ったといいます。その後、一念発起して大阪の高校に転校した虎雄は、二年の浪人生活を経て大阪大学医学部に入学。家庭教師や肉他労働などのアルバイトを続けながら、医者をめざして勉強に励みました。
農村・離島の医師不足、当時の公立病院による急病人のたらい回しの業界の常識を破って、虎雄は「いつでも、どこでも、誰でもが最善の医療を受けられる病院」の設立を決意します。それが「休日、夜間の急病救急医療体制」を始め、患者さんと同じ視点から数々の画期的方針を打ち出した、徳洲会グループの原点になったとあります。政治を変えるために選挙に打って出る、その為には国を変える、それを手っ取り早くするためには金の力も絶大となると、駆け引き以上に思わぬ落とし穴にはまってしまうのは残念です。
2014年03月24日
北朝鮮のこと
拉致問題では、北朝鮮政府は関与を認め謝罪しました。(2002年9月小泉純一郎首相訪朝)
しかし、また国際法上の問題(拉致・誘拐・人身売買)となることは、かつての日本軍は民間業者に請け負わせ証拠を残さないようにしてきて、但し、募集したいくつかの例では軍が関与した書面が残っており、一方で独立した韓国でも同様な政府主導で慰安婦を募っていたとの書面が出てきて、いずれにせよ人権の尊重は時にないがしろにされる事件がおきてきていました。新政権下では、いよいよの解決へ向けて頂きたい。
2014年03月23日
我孫子の観光をどう考えるか
2014年03月22日
外国人ボランティアによる被災地支援
昨秋より、観光復興の研究プロジェクト加わっている。被災地での観光インバウンドの盛り返しをどのようにしていけるか、情報交換をしながら、調査をしているが、多くを失い環境も激変したなかで観光を再開できるかどうかは、放射能の状況によっては再興が危ぶまれるケースがある。しかし、長期的に見ていくならば、復興ツアーの取り組みによって新たな東北の姿も確認できるのではないかという意見も出てきた。さらに、これまでには起きえなかった人材の活発な流入もみられるのは好ましい現象ではないかとの視点も出ていた。復興支援のマンパワーが、企業派遣で行った場合もあったが、期間が終了してもそこに残って活動を継続しようと、派遣先の企業を辞めて、現地において復興支援の目的で仕事を起して活動を続けている。
そこで、私も外国人の知人らから被災地支援に行って、外国人がそこで住込みのボランティアをしている話なども耳にしていたので、Web検索しながら、少し調べてみた。すると、震災3か月後に石巻において、外国人ボランティアについて菅原理沙氏がレポートをしていた。そこには、「日本人の私でさえ、被災地に行くことに多少の不安を抱いていたし、震災により国外に避難した外国人が多くいたということを知っていたので、外国人がボランティアのために被災地に来ていることに驚いた。」と記してあった。
東日本大震災の際に、多くの国・地域から被災地に寄せられた支援が続いていたが、外国人のボランティアも入っていたということだ。被災地に団体および個人も少なくなかったのだ。確かに、一時期に帰国しようとする在日外国人が増えており、菅原氏のレポートによると17 日には東京入国管理局に早朝から殺到、正午時点で2,500 人以上が施設外にまで長い列をつくった。震災発生前の1 週間は、約14 万人であった外国人出国者数が、震災発生の翌週には約24 万4 千人に急増した。しかし、その翌週には約14 万9 千人、その翌週には7 万5 千人とだいぶ落ち着いた。
その様な外国人の国外退避が増えた中で、ボランティア活動をするために日本に残り、被災地入りする外国人もいたことが1年後の日経新聞の記事としてもレポートしたものがあったので、転載して紹介したいと思う。
「自分のできることで、できるだけ長く被災者をサポートし続けたいと思った」。米カリフォルニア州からやってきたバートン・スーさん(39)とキャサリン・スーさん(32)夫妻は、今年1月から岩手県一関市でフラダンスや絵で被災者の心をケアする活動を続けている。きっかけは昨年5月にボランティアとして日本を訪れたこと。被災した人々の心が深く傷ついているのを実感し、1年間の予定で日本に戻ってきた。
■経済損失約2500万円
簡単な決断ではなかったはずだ。バートンさんはソフトウエアエンジニア、キャサリンさんは企業の人事担当者の仕事を辞め、車も売った。夫妻が日本に来なかった場合に得ていた年収と、来日中の出費をあわせると、経済的損失は約30万米ドル(約2460万円)にもなるという。しかも日本語は話せない。
それでも「経済的には厳しいが、1人でも多くの人を励ますことができるなら、何よりうれしい」と屈託がない2人。絵やフラダンスを被災者たちに教え寄り添い続けることが、何よりの支えになると信じている。
「たくさんの災害を見てきたが、東日本大震災の被害ほど、ひどいものは見たことがない」。こう話すのは、家族ぐるみで被災地での支援活動を続けている米ジョージア州のグレッグ・トンプソンさん(57)。妻(57)と、震災直後の昨年3月下旬に被災地を訪れ、12日間の支援活動に参加。その後も9月に10日間、10月にも1週間、被災地を訪れた。息子のウィルさん(23)も大学の休みに3週間、岩手県でボランティア活動を行ったという。
世界中の被災地を訪れた経験があるグレッグさんは、人手が不足する活動も心得ている。昨年3月の訪問時には、原子力発電所の事故の影響でボランティアの希望者が少ない福島県での活動を志願。いわき市の避難所に食料などを届け続けた。
「私たちの力は小さいかもしれないが、1人でも助けられればと思う。まだまだ支援は必要。米国の人々にも決して忘れてほしくない」とグレッグさん。今年9月にまたボランティアに訪れるつもりだという。
■すでに今夏のボランティア殺到
被災地の復興の支え手として存在感を増す外国人ボランティアたち。その実数はどれくらいだろうか。被災3県の社会福祉協議会によると、震災ボランティアの延べ人数は宮城県が45万9063人(3月11日時点)、福島県が14万6943人(同)、岩手県が33万6840人(同9日時点)。「その少なくない割合を外国人が占め、今もサポートを続けている」と多くのボランティアセンターは口をそろえる。
被災地支援のボランティア派遣を手掛ける非政府組織(NGO)クラッシュジャパン(東京都東久留米市)の場合、これまでに活動した約2400人の震災ボランティアの半数を外国人が占める。しかも、今なお海外からの問い合わせやボランティアの申し出はひっきりなし。年明けからは今年6〜9月の夏休みに被災地で活動したいという申し出が増えており、調整に追われているという。
震災から1年たち、受け入れ体制が充実したことが大きい。当初、ボランティアは4人以上の団体に限っていたが、昨年10月ごろから個人での参加も受け入れ始めた。その結果、新たな参加者だけでなく活動を繰り返す外国人も増え、今も確実に一定数のボランティアを被災地に派遣できるという。
■安全確保を徹底
原発事故で避難区域が設定されていることもあり、ボランティアの安全確保も進めている。今年1月、米海軍に勤務経験のあるナタン・ウィリアムスさん(41)を安全管理を担うセーフティーチーフとして採用。ボランティア派遣先の放射能測定などリスク管理の体制を整えた。
もっとも、個別の組織が体制を整えるだけでは不十分との見方もある。クラッシュジャパンのエグゼクティブアシスタント、鈴木りべかさん(25)は「日本でのボランティア活動では、政府と非営利組織(NPO)の連携など課題が多い。今後も外国の人々から助けを受けるため、日本側でやるべきことも多い」と指摘する。たとえば地域ごとの放射能の汚染レベルなどは国レベルで対外的に情報発信することが不可欠とみる。既に多くのボランティアが放射能などのリスクを承知の上で、日本を訪れている。その覚悟に何もせず甘えることは許されないのも確かだろう。
「放射能拡散の不安を感じながら暮らす被災地の人々を思えば、私たちが短期間の支援活動をするのは大したリスクではない」。そう話すのは米ミシガン州に住むケビン・クロースさん(38)。今夏、ボランティアとして初めて来日する予定だ。
こうした「これからも忘れない」海外の人々の友情と善意に応えるためにも、日本人は彼らの安全を全力で確保しつつ、より一層復興に力を注いでいく必要がある。復興を陰から支え続ける外国人ボランティアの日々の献身を決して忘れてはならない。
出典:日経新聞
12012/3/14
(電子報道部 岸田幸子)
2014年03月21日
春の彼岸
2014年03月20日
着物は楽し!
近隣センター並木本館の会議室1で月二回の集まり(第1、3の月曜)
は夕方のごはんを早めにまたは遅めにするひとなら可能な 18:30〜20:00
ワンコインで、あらゆる着付けの相談が出来る。
私などは袴をはいてみたいと話したら、素敵な刺しゅう入りの袴を取り出してはき方を実地研修できたので、さらに楽しくなってしまった。気楽に着るには着慣れること、数多く帯結びをしているうちに10分で着つけられるという次第だ。みなさんもお試しあれ!
そこで聞いた情報が、驚き
> 合わせの洗える着物が777円(初タグ5千円のもの。新品)、大特価!
> それを見せてくれましたが、羨ましい限りの上ものでした。
> モラージュ BANKANは 無料で帯結びの講習会もやっているそうで、
> 金曜日、日曜日の 11時〜12時の1時間 18時〜19時の1時間
> 土曜日 の14時〜15時の1時間
> 初めてさんからリピータ―さんまで大歓迎で、お太鼓風半巾帯結び
> 手ぶらで、お買物のついでに1時間ほど”帯遊び”ができるとか、
> 7137-0690 10:00〜21:00
> http://www.mallage.com/kashiwa/shopDetail.php?id=10
>
2014年03月19日
子どもの甲状腺がん、フクシマでの影響
子どもの甲状腺がんは「100万人に1人か2人」とされているが、福島県では東日本大震災当時18歳以下の子ども約27万人のうち33人が甲状腺がんと診断され、摘出手術を受けた子どももいるという。
■福島県立医大が情報を一括管理、「詳しい検査結果も知ることができない」
子どもの成長や発達を促す甲状腺ホルモンをつくりだす甲状腺は、原発事故による「放射性ヨウ素」を取り込みやすい。そのため、子どもほど放射線の影響を受けやすい。
福島県では東日本大震災から7か月後に、甲状腺検査を始めた。検査は2段階。1次検査では、異常がないとされるとA1判定。5ミリメートル以下のしこりや甲状腺に水分が溜まってできるのう胞が20ミリメートル以下の小さいものがあるとA2判定。それを超える大きなしこりやのう胞が見つかるとB判定、C判定とされ、2次検査が必要になる。がんの疑いもあるためさらに詳細な検査が行われる。
ところが、現地ではこうした検査や診断のあり方に疑問がもたれているというのだ。
報道ステーションでは、東日本大震災から3年目を迎えた2014年3月11日、「子どもが甲状腺がんに… 母が苦悩の告白」として報じた。
番組では、「『甲状腺がんのことを他にしゃべると就職にも差し障るかもしれないから黙っていたほうがいい』と医師に口止めされた人がいた」ことや「診断は県立医大のみ可能。個人病院で診断を受けようとしたが断られる」こと、「他の病院では県立医大と同じ検査方法を取らないといけない」こと、「受診者は流れ作業のようだった」こと、「2次検査まで半年も待たされた」こと、「県立医大が情報を一括管理していて、詳しい検査結果も知ることができない」ことなどを、甲状腺がんに罹った子どもを抱える母親の証言などをまじえて、まとめていた。
さらに、福島県立医科大や福島県民健康管理調査検討委員会などが当時18歳以下の県内の子どもに甲状腺がんが出たことについて、「原発事故との因果関係は考えにくい」との認識にあることに、疑義を示していた。
番組を見ていた視聴者からはツイッターで、
「医者から圧力をかけられるなんて。子どもが甲状腺ガンになっただけで、地獄のような思いなのに」
「詳しい検査情報を開示しなければ、どうすればいいのかわからないじゃん」
「福島では27万人で33人もの(甲状腺がんの)発生が確認されているが、原発事故との因果関係はないと云うのが国や県の公式見解となっている。これだけでも、有り得ない嘘だと判る筈なのだが…」
と、番組に同調する声が多く寄せられていた。
J-CASTニュース 3月13日(木)19時52分配信
チェルノブイリで見られた「0〜5歳の甲状腺がんは見つかっていない」
報道ステーションでは、甲状腺の第一人者で検査の責任者でもある、福島県立医科大学の鈴木眞一教授にも、きちんと話を聞いている。それによると「同じやり方で検査しなければ、異なる診断が出てしまい混乱を招く」ということのようだ。
とはいえ、県立医大にとって番組は、どうも「消化不良」であるらしい。番組中では言いたいことがうまく伝えられなかったと考えているようだ。
2014年3月12日にホームページに公開した「見解」によると、甲状腺検査の実施や判定の権限を県立医大に「集中させている」との番組の指摘について、県立医大は「県立医大が主体であるものの、実施の権限が県立医大に集中しているわけではない」と否定。検査は、福島県内の医療関係者が実施できるよう準備を進めていて、「14年度は県指定の県内医療機関でも検査ができる体制が順次整っていく見通し」という。
また、 甲状腺がんの発症と原発事故との因果関係については「番組内ではチェルノブイリとの比較において、被ばく線量についてほとんど触れられていなかった」と指摘。そのうえで、「チェルノブイリと比べて、福島における県民の被ばく線量が低いことがわかってきている」としている。
加えて、福島県で見つかっている甲状腺がんの患者の平均年齢が16.9歳(2013年12月末日現在)で、従来より知られている小児甲状腺がんの年齢分布に非常に似通っていること。チェルノブイリでは放射線の感受性が高い0〜5歳(被ばく時年齢)の層に多くの甲状腺がんが見つかったのに対して、県内では現在のところ、その年齢層で甲状腺がんが見つかっていないことや、甲状腺がんの発見率に地域差がみられないことから、「現在見つかっている、甲状腺がんと診断された人については福島第一原発事故の影響によるものとは考えにくい」と説明した。
出典:J-CASTニュース 3月13日(木)19時52分配信
2014年03月18日
論文の掲載という過程
Nature Interview; "I was so naive. I didn't understand why no one believed me. In addition, I didn't know what kind of data to convince the people. Therefore, I just tried to collect the data which can never be created by other cells."
it took for 5 years after this. i guess she (or someone who was controlling her) could not wait for it anymore, resulting in the "fabricated data" which can be never created scientifically.
原発の頃から、絶え間なく発信する武田邦彦教授はある種の層に支持をされている論客だが、今回は、論文の撤回≠STAP細胞は存在しない とも発言している。
時事ニュース 3月15日
すべての著者が撤回に同意しない場合でも、(STAP細胞ができたという)結論を支える証拠が提出されなければ(編集部として)取り消しを決定する可能性がある」とした。その場合には、撤回に同意しない著者がいることを明示するという。
STAP細胞論文2本のうち主要な1本は、マウスの細胞に外部から刺激を与えるだけで万能細胞(STAP細胞)に変わるというアイデアを考案したチャールズ・バカンティ米ハーバード大教授が責任者。しかし、同教授は14日の声明で「(論文の)データが間違いであるという有力な証拠がない以上、撤回されるべきだとは考えない」として、当面は理研調査委の最終報告を待つ考えを示している。 論文が撤回されると、学術的成果としては白紙に戻り、STAP細胞が存在するとは認められなくなる。
日本テレビ系(NNN) 3月15日(土)1時48分配信
理化学研究所の小保方晴子さんらの研究チームが発表した新しい万能細胞・STAP細胞の論文に様々な疑問点が指摘されている問題をめぐり、論文の共同執筆者であるハーバード大学のバカンティ教授がコメントを発表した。
「私はこの論文を取り下げるべきだとは思わないが、重要な決定になるので、どんな判断をするにせよ、他の執筆者と話し合いをしようと思う」と述べている。
読売新聞 3月15日(土)14時50分配信
理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子ユニットリーダー(30)らが発表した新たな万能細胞「STAP※細胞」の論文に画像の流用や加工などがあった問題を巡り、論文のチェック態勢の不備があらわになっている。
科学研究は専門化が進み、関係する研究者や研究機関の数も増える傾向にある。主な論文著者は小保方リーダーのほかに5人おり、いずれも先端医学研究の第一人者ながら、分業体制により、STAP細胞の作製を含めた論文の検証がなおざりになった。
論文の作成は主に小保方リーダーと笹井芳樹・副センター長が進めた。理研は「小保方リーダーの経験では力不足なので、論文をどのような流れにするのかは笹井副センター長が指導したと思う」と説明している。
笹井副センター長は全体を見渡す立場にあったが、そのほかの研究者は細部まで目が行き届かなかったとみられる。
STAP細胞作製の着想は、小保方リーダーのほか、留学先の米ハーバード大医学部のチャールズ・バカンティ教授、大学院生時代に指導した大和雅之・東京女子医大教授が関わったとされる。バカンティ教授は論文に責任著者として名を連ねているが、執筆にはほとんど関わっていなかった。大和教授とともに、論文全体のチェックは難しかったとみられる。
14日朝、NNNの取材に対し、論文の共著者の一人、丹羽仁史・理化学研究所プロジェクトリーダーは、「STAP細胞の存在を信じて揺るがない」と答えた。
丹羽氏「(Q:STAP細胞の存在を信じているんですよね?)科学的に否定する根拠がない。自分で見たことを(信じる)土台にしている。ちらちら(細胞の分化を)見ながら、途中経過を見ながら実験している」「(Q:そもそもSTAP細胞はあると考えられているんですか?)それも含めて、全てきょうの発表を聞いてから質問してください」
丹羽氏は論文の不備を認めたものの、撤回するかどうかについて「自分の意見は伝えてあるが、どういう会見になるかはわからない」と語った。
☆日本とアメリカの論文の違い・・・細胞論文の考え方について
URL http://takedanet.com/2014/03/post_d7ab.html
引用:
論文が査読(審査)を通るのはアメリカの方がはるかに通りやすい。
アメリカでは論文が不出来でも、そこに新しいことや価値のあることがあれば通る。
日本の論文審査はどんなに良いデータがあっても欠点があると罵倒される。
日本では時には、「これが何の役に立つのか」という拒絶が来たりする。
不出来だからといって記載されている事実の価値がないわけではない。
あまりに形式に厳密な学者が日本では多い。
特に若い人の論文に過度の正確性、厳密性を求めると進歩につながらない。
学問はもともとわからないことをしているので、本人に悪意がなくても間違いの論文も審査を通る。
「査読付きの論文」というのが金科玉条のように言うのは学問の本質を知らない人で、新しい研究をやったことがない人が言うことだ。
中には間違いの論文、故意のいい加減な論文があるが、それは学会の中で淘汰されていく。
マスコミが騒ぐと奇妙な結果になることが多い(環境ホルモンがその例)。
2014年03月17日
カリフォルニアで慰安婦像・碑に、日系人らによる訴訟
米国内ではすでに慰安婦像・碑が設けられた4都市以外にも、新たに設置する動きがくすぶっている。原告は訴訟を通じ、将来、提訴される可能性があることを周知することにより、自治体や議会による新たな設置の動きに歯止めをかけようとするだけでなく、日本と朝鮮の関係悪化になるような展開には配慮も加えて進めてほしいと思うが、どうだろうか。
2014年03月16日
国会の審議も日々に関係する、皆でチェック(監視)しなくては
また、慰安婦として従軍した女性に関し「筆舌に尽くし難いつらい思いをされた方々のことを思い、非常に心が痛む」と語った。自民党の有村治子氏への答弁。
首相は日本の植民地支配と侵略を謝罪した95年の村山富市首相談話などにも言及し、「歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでいる」と強調した。
首相はこれまでも歴代内閣の歴史認識を継承する考えを示しているが、河野談話見直しを明確に否定したのは初めて。韓国政府が朴槿恵大統領と首相との首脳会談に応じる条件として、従軍慰安婦問題への誠意ある対応を求めていることに配慮し、首相自身の立場を明確にしたとみられる。
ただ、菅義偉官房長官は河野談話の作成過程で韓国政府と擦り合わせをしたかどうかについて、「談話作成過程の実態を把握することが必要だ。しかるべき形で明らかにすべきだ」と指摘。検証作業を行って調査結果を公表する方針には変わりがないことを示した。
菅義偉官房長官は13日午後の参院内閣委員会で、従軍慰安婦制度への旧日本軍の関与を認めた河野洋平官房長官談話に関し、元慰安婦とされる女性の証言は検証の対象としない考えを明らかにした。菅氏は「慰安婦(聞き取り)の部分は非公開を前提に行い、裏付けを取っていなかった。検証は不可能だ」と述べた。民主党の神本美恵子氏への答弁。
◆元慰安婦証言、裏付けなし=石原元副長官が国会答弁−河野談話◆
菅長官は女性の証言について「当時の文書を確認するだけにとどめたい」と説明。一方、談話作成をめぐる当時の日韓両政府の交渉内容に関しては、「実態を確認し、扱いを検討したい。国会から要求があれば(結果を)提出する」と語った。 河野談話の扱いについては「従来の内閣と同じように継承する。見直しはしない」と重ねて強調した。(2014/03/13-18:06)
【国会関連】
三年の検討条項 井上信二環境副大臣 渡辺道太郎
県内、処分場の決定プロセスの見直しでななく、進める 子どもの健康管理調査の格差がついている栃木県を含めて福島がんなどの増加の見込みがないとされる 特段の健康調査の必要がない
2014年03月15日
クリミアがロシア領に組み込むことの世界の煩悶
国際法違反と米国が問題視して、ロシアを国際社から孤立化しようとも呼び掛けている。
こうなっては、北方領土の話し合いを準備してきた日本も対ロシアの独自外交の余地はなくなったでしょう。
一方、ロシア経済は今後かなり悪くなるでしょう。なかなか難しい状況になってきた。
親類がロシア人と結婚届を出すことになってきて、一事が万事、世界のことは我が家のこと、という感じなので、ロシアとの関係にも関心をもっていた。ちなみに、私の選挙の手伝いをしてくれることになっていた彼女は、そうした最中に「紹介したい人がいるのだけれど・・・」と言い出すうちに、大震災が起きて、世界的にも原発事故がの放射能が大問題になって、各国大使館は退避勧告が出てしまう。
すると「彼のお母さんが日本にいくなと止められている」と言うので、そうだな日本に来ないのは無理もないとはずだと思っていたら、「神戸に行くということにして、来ることにしてる」とか言い出して、日本から脱出するように説得にくるようなのだった。
こんな時に來るならいい人だろうということになって、しかも、ロシアからのお土産に何がいいかと注文をきいてくれたのでガイガーカウンターを頼んだので、事故の一か月後には手に入っていたというわけでした。
生きていたら、みっけものと思えるような日本の状況で、子供のことは見守りつつ、出来ることを頼まれ
たら、手をかせればまたそれも哉、というところです。
2014年03月14日
癒されて、元気づけられて
http://videotopics.yahoo.co.jp/videolist/official/music/p0d7874609b1131e0d2ea81fd675be163
2014年03月13日
良いことばかりにはいかないけれど
最近は女性たちが活躍して、なでしこJAPAN、そして小保方晴子さんが、若手の女性研究者として注目されました。小保方さんは近隣市の千葉県出身、宇宙飛行士・山崎直子さんと同じ松戸市です。
2011年3月に東日本大震災の際に小保方さんは一時帰国していた。震災の影響(放射能で海外の入国が危ぶまれた時期でもありました)で米国の就労ビザが得られず、ハーバード大学に戻れなくなった。そこで、野依教授(ノーベル賞)が理事長となっている理化学研究所に入ることになり、有能な国内の共同研究者を得た。最初のSTAP細胞を作製する鍵になった酸性溶液を見つけるまで何度も失敗を繰り返したが、諦めることなくいろいろな刺激方法を試みた結果、ついに2011年末ごろ、多能性を示す緑色に光るマウスの1匹目が生まれたことを確認した。理系論文がNature誌などに発表されると注目課題は、追実験で再現が可能かどうかの確認が各研究所で始まるので、今回のような問題指摘がされている。
今月5日、理研はSTAP細胞の作製に関する実験手技解説を
Nature protocol exchange に掲載すると発表。また、小保方さんがNature誌発表後の先月にSTAP細胞の再現実験をスタート、再度成功していたことを明らかにしたが、理研は、現段階では「論文の取り下げを視野に検討している」との見解を示している。
柏駅通り魔犯(中学は我孫子へ転校)のこともあり、大震災による近隣周辺放射能ホットスポットの影響、著しい時代の変化、など等思い返しました。昔の女性たちが頑張ってきたように、淡々と日々を大切にして、頑張ることが大事です!
今日の午後は、千葉の女性たちと作戦会議です!!
2014年03月12日
アラフォー女子の奮起、世界へ
一方、オリンピック勝者の米国は日本と引き分けたあと、デンマーク、スウェーデンに負け、米国4位と言う予選結果になっています。順位としては後手の日本が、デンマーク、そしてスウェーデン(同6位)には2−1で逆転勝ちし、2勝1分けの勝ち点7でB組1位となった。さすが、逆境にめげない、日本女子さながらです。震災直後の女子サッカー世界大会で、澤主将を中心に手堅くまとまった選手たちが、並み居る強豪のボールを何度もくらいついて、遂には運までも味方につけたかのようなシュートを見せて初優勝をもたらして、国民を鼓舞してくれたのは脳裏に焼き付いています。
そしして、宮間が主将となって迎える12日、午後2時10分(日本時間同11時10分)からの決勝で初制覇を懸け、A組1位のドイツと対戦です。ここまでの宮間の大活躍が日本1位に更に弾みをつけるか、これには応援JAPANの士気が上がるというものです。
オリンピックでは41歳の葛西の活躍もあり、30代後半アラフォー奮起の予感がしてきますから、ちょっとの夜更かしをする人が多いのでは。
「FUKUSHIMA(福島)」の文字を記した大きな
「日の丸」が展示された。
写真・3月12日6時2分時事通信配信
2014年03月11日
大震災の傷跡は完全に癒えることはないけれど
芦屋の友人は、震災2年の間に出された芦屋の記録を残そうと、書物、資料256件が整理されて纏めていった。そして、文の最後に「今は打ちひしがれている人たちも、またこのホームベースに立って打って出ていったて欲しい。そんな願いを込めています。」とある。彼女自身、震災の直前にマンションのローンを組んでいたのだから、打ちひしがれた気持ちになった一人だったのだろうし、その気持ちを振り切るのにはそうはを簡単ではなかったろうと分かる。実のところ、たまに電話をかけても、自分が出来ることに限界があると分かっているので、適切な話題をみつけるのも難しい。そうした状況を自らが乗り越えるために、忘れるために当時はパソコンに向かっていたのだったのが分かったから、この冊子が出来た時には後方支援よろしく、量販を引き受け、新聞にも紹介されたものだった・・・・。
震災はその人の人生を変えてしまう。人生設計を狂わせてしまう。頑張りきれない人も多くいる。そして、忘れる前に取り上げられない面がたくさんあるということだ。TVの取材に映るのは復興の様子だけれど、分かりにくい心の部分は画像にはできない。ストレスは癌を誘引するというのだから、併発した方も多いだろうし、福島では自殺者の報道がいくつかあったが、阪神淡路大震災でも少なくはなかっただろうと思う。忘れないでいるより、辛さを忘れるほうが人の心理としては救われる。今でも亡くなってしまった友人のことを思い返すと私自身も辛いのだから、当事者のご家族は乗り越えなくてはならないものが幾重にも大きい。だから、行政はその役割として過去を教訓にして、常に安全な備えをして、率先いくべきだ。
2014年03月10日
福島を撮りつづけた映画『遺言』
4日の東京新聞で、中村敦夫さんが映画 『遺言』 を紹介していました。
「体験する映画 遺言
〜 原発さえなければ 〜」
ドキュメンタリー映画は、フォトジャーナリストの豊田直巳さんと野田雅也さんが制作したものです。
3.11直後の3月12日、福島第一原発事故が起きて以来、800日間、現地に入って撮影を続け、その映像を編集し、長編記録映画が出来上がりました。
福島を忘れないためにも、上映されたら、一度は観にいかなくてはと思います。
2014年03月09日
東日本大震災、鎮魂の竹宵イベント
3.11から3年となる。悲しい現実だけれど目を背けることはできない。テレビでは東北の被災した人々が亡くしたものの大きさもさることながら、なんとか地域に元気を取り戻したいと力を合わせておられる。我孫子も常磐線でつながった駅の一つだから、東北出身の方や親せきを持つ方が少なくありません。何人かが、エスパ前での鎮魂イベントに関わっていて、カンパなども行われていたので、私も参加して、物産をかったり、お話をきいてきました。
テレビでも、いくつかチャンネルを回すとこの週末は特に、そうした関連の番組が多いし、話を聞いているうちに、ティッシュに手を伸ばしていたのは、私や夫ばかりではないと思う。亡くなったご家族を偲びつつも悲しさを乗り越えて頑張っているそれぞれの生活、津波のすさまじい映像を久々に見て、3年前を思い出したことでしょう。地域を根こそびもぎ取られるという、壮絶な被害にあったけれど、その海を愛して、ふるさとの味わいとしてきた切なさとともに現在も暮らしておられることに思いを馳せる・・・。
そうした東北支援に奔走する一人の方から、立派な芽かぶをいただいた。見るのも初めてだが、その磯の香りがほのかにした、この数年、海に行くこともはなかったけれど、久々の自然な潮の匂いがした。
家に帰って、教えられたように濃い茶色い「本当の生」のぬるっとした芽かぶをつまみ上げて、鍋にたっぷりの湯で湯通しした。するとすぐにきれいな緑色にかわった。小さな子供がいたら、びっくりしただろうと思う変化です。細く細かく刻んで食べるそうで、居酒屋の刺身などの皿にのって出てきたするのを思い出すと分かり易い。刺身以外の食べ方としては、食べ方としてはポン酢ジュレをかけてサラダにしたり、お醤油と七味でピリ辛炒め、ごま油で炒めてもいけるということです。
因みに、現在のワカメは養殖されていて浅瀬でつくられており、海もワカメそのものも厳しく管理・検査されているので、放射能による汚染は全くないといっていいそうです。風評被害で、嫌煙されていた時期もあったが、これまでワカメの養殖のされ方について知る機会がなかった人も、海のそ底で採られているのではないこと、管理状況などの現地をみてくることもされて理解が進み、新たなワカメファンが全国に誕生しているのが救いだそうです。被災地を忘れない一方で、本物の海の幸の豊かさ知ってほしいということです。
2014年03月08日
東京大空襲の前後に起きたこと
戦争の最終局面に至る1945年3月10日未明、東京がいよいよ大空襲となったということは、その過去の記憶であって、戦後世代には想像の域であるが、こうした中で空襲による火災に立ち向かった年少消防官(泉澤祐希)、学徒消防隊(市川知宏)の若者がいたことも知られていない。
こうした戦争にいく未満の若者たちがどのように街を守ろうとしたのかを描く、NHKスペシャル特集ドラマ「東京が戦場になった日」(3月15日・後7時30分)が、東京大空襲の時期に合わせ、放映される。戦争によってアジア、世界を相手の戦線を張った先の戦争で日本は相当なる加害者でもあったが、沖縄のみならず全国各地が戦火にあえいだ。針までも弾丸、軍艦の鉄にするとの資源不足で開戦したが、結局は戦前戦後の飢えと貧困をGHQに救ってもらう羽目になった。この戦争の咎を国民総ざんげだとしたが、軍部の指揮の矛盾について指摘できたものはいない。なぜなら、その中には軍資金をため込んだかしていた輩もいたはずで、政界に煙幕を張って日本の戦後を画策し今もあちこちにその影響を残しているような気がするが、狡猾なしかけに尻尾はつかめないだろうから、国民が覚醒することでマスコミばかりがすべてを正確に報道できるなどとは考えないほう良いのだろう。
戦後の部分で市川役を演じた米倉斉加年(79)は、当時を振り返って、福岡に学童疎開していたが「戦争は昨日のように覚えている。2歳にならずに栄養失調で死んだ弟のことを思い出しながら撮影した」と語っている。「戦争が起これば普通の人が巻き込まれることをこれほど強く訴える作品はない」とも熱く語っていたという。大空襲は、全国各地におかれた軍事工場のある都市にも多数の爆弾の嵐となった。千葉市もその例にもらず、工場付近にあった小学校及び師範学校にも焼夷弾が落ちて、多くの年若い子女の命も奪われた。泉澤の母役は工藤夕貴(42)が演じる。
2014年03月07日
なぜ心は奇跡を生むのか、心の力とは
現在は浜松医科大学名誉教授である著者の人生観を変えた 禅の不思議な力《信じる》ことが人生を良い方向に変えられるという。
◎心の力で病は治る◎なぜ心は奇跡を生むのか
◎奇跡は毎日起きている
◎よいことも悪いことも思い出さない
数年前には、長年の無理がたたり過労からうつ症状を経験。その時処方された薬はまったく効かず、症状を悪化させるばかりだったという。
耐え難い苦しみの中で、きっかけとなったのが「禅」の教えだったそうで、写経と読経、そして座禅を絶え間なく行うことで、うつの症状から脱却できた。般若心経の読経が一万回を越したくらいから次第に楽になり、自然に眠れるようになった。このような自分の体験をもとに「苦を除き、楽になる生き方」を示すことは、今、自身がなすべきことだと「決意」になったという。
因みに、プロフィール詳細は1935年、静岡県清水市生まれ。慶應義塾大学医学部卒業、同大学院修了。
ニューヨーク州立大学大学院助教授、浜松医科大学教授を経て、現在、同大学名誉教授。医学博士。
テレビ、ラジオ、全国の講演を通じて、心と体の健康に関する幅広い啓蒙活動を積極的に行っている。
主な著書は市民図書館に多数蔵書されている。
・責めず、比べず、思い出さず─禅と大脳生理学に学ぶ知恵』(コスモトゥーワン)、
・長生きしたけりゃ、医者の言いなりになるな!
・脳が若返る 脳内至福物質の秘密
・病気がイヤなら太りなさい 肥満はヤセより長生き
・誰も知らないサプリメントの真実
・定年後は「いきいき脳」を鍛えよう
・脳から「不安」を追い出す10の方法 ウツな気分を振り払い、自分を取り戻す
・不安神経症・心配性を自分で治す実践ノート
・ ボケ、寝たきりにならない30の方法 「いつまでも健康人間」でいたい…
・毎日の暮らし方で脳をいきいき NHK健康ライフ
2014年03月06日
3.11の我孫子での鎮魂イベント
我孫子のエスパ(イトーヨーカドー)のガーデンコートがメインステージとなり、8,9日の週末と11日に日程が組まれています。
今回は岩手県陸前武田の物産も販売されます。
主催:NPO住み良いまちづくり研究所
後援:我孫子市・教育委員会、歯科医師会、商工会、社会福祉協議会
協賛:ライオンズクラブ・Alink他
特別協力:我孫子ショッピングプラザ
311take-yoi (1).pdf
2014年03月05日
隣市の県議が終末処理場について千葉県を追求
たまたま、テレビをつけましたら県議会の中継だった。柏選出の県議が、袖ケ浦の施設での驚くべき、死傷暴行の事件が起きたことの件の責任を追求する質問をしていたので、驚きだった。そこで、聞き捨てならない事ばかりが報告されるので、チャンネルを変えることもなく見いっていたら、我が町我孫子への放射能廃棄物の終末処理場の質問をされていたので、さらに県からの答弁が気になり、最後まで見てしまった。
手賀沼終末処理分場の件では、調停が不調で裁判にまでなっているものの、我孫子選出県議らは殆ど追求らしい追及は立場的なこともあってか、厳しく質疑していないので、隣市の県議が逆に追及しているのには胸がすきました。再質問でも踏み込んで質問も母親たちは、涙がでそうなくらい有難いと感謝だった。なにぶん、平成26年まを目途に最終処分場を見つけてそこは放射能物質を移すについても、副知事の答弁は相変わらずで、現段階でも検討中とは不安だ。柏から指定廃棄物として、大量に持ち込まれた経緯も含めて両市共通の問題でありますので、持ち込んでいる側であった隣県議に宜しくお願いするしかない。
45項目もの質問には、従軍慰安婦のことも現在は、国会で河野談話も検証が取りたざされて国際的な政治課題になっている。
今後のオリンピックで冬季は韓国、夏季は日本となっているので、これを機に加害者/被害者意識だけを主張するのでなく、歴史をみんなで見直す時期でもあると考えれば、現時点で、国会だけでなく、県議も市議もきっちり考えて、確かな見識を示してほしいものだ。
2014年03月04日
千葉・柏市の路上で通り魔か
お隣りというより、近所と言える柏市で、男性が男に背中などを刺され、死亡。その近くで、別の男性も手を切られていて、警察は殺人事件として男の行方を追っています。
3日午後11時半ごろ、柏市の路上で「不審者がナイフを持っている。人が倒れている」と近所の女性から通報がありました。警察官が駆け付けると、若い男性が背中などを何カ所も刺されていて、病院に運ばれましたが、死亡しました。警察によりますと、刺した男は20代から30代とみられ、身長170cmほどで、サングラスとマスクをしていたということです。また、近くでは、20代の男性がナイフを持った男に「すいません」と声を掛けられ、払おうとした際に手を切られました。警察は、殺人事件として男の行方を追っています。
安全神話は日本でも昔話になっているけれど、お隣の町でこのような無差別殺傷事件とも思えることが起きるのは考えられませんでした。どこにいても、不審者はいるのであって、つくし野あたりは連続して空き巣・車上あらしのパトロールカーや防災無線の注意勧告の呼びかけがあります。自分がちゃんとして暮らしていても、いつ何時、事件に巻き込まれるのか油断がなりません。
出典:テレビ朝日系(ANN)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20140304-00000003-ann-soci
2014年03月03日
橋下発言の功罪
さて、少し振り返って、2月20日、日本維新の会の議員は、衆議院予算委員会の場で、(1)「慰安婦」を強制連行したことを示す証拠はない、(2)「河野談話」は韓国人の元「慰安婦」16人からの聞き取り調査をもとに強制性を認めているが、聞き取り調査の内容はずさんであり、裏付け調査もしていない――などと主張し、「新たな官房長官談話も考えていくべきだ」と「河野談話」の見直しを迫った。
答弁に立った菅義偉官房長官は、「当時のことを検証してみたい」、「学術的観点からさらなる検討を重ねていく必要がある」などと対応し、2月28日には政府内に「河野談話」の検証チームを設置することを明らかにした。また、安倍晋三首相が、維新の会の議員に対して、「質問に感謝する」と述べたと報じられている。
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橋下徹・大阪市長が2014年2月1日、大阪維新の会全体会合で大阪市長を辞職する意向を表明した。辞職後に行われる市長選に再出馬し、大阪維新の会がすすめる政策「大阪都構想」について市民に問い、議会で反発もみられたが、再選された。言いっ放しにしなかった点は評価出来ると思います。
日韓併合の動きが出る中で、大韓帝国は側は刺客を放ち、Durham Stevens暗殺なども 知りませんでした。戦前戦後から韓国はこうした点で、果敢に情報戦でも活動する団体が維持され、Durham StevensについてもWikiに韓国語の情報が掲載されている。
国際ロビーに敏感な韓国、後手の日本。ロビー活動は韓国が国を挙げて盛んでも、日本では右翼街宣では、国際的観点でアピールするにはレベルが低いです。国際的な支持もされるように、きっちり論証して、双方の齟齬を解くには、学術レベルでの両国の協力体制ができるかどうかでしょう。松井やより氏が国際法廷で、原告団の側にたって協力したのも、たどれば韓国側からの申し出に女性ジャーナリストらが協力に応じたからだったと分かる。その結果、関係が良くなったかといえば、韓国側の訴求はそういう意図ではなかった。
今後は、両国の和解への筋道を探るために、日本側も真摯に動かなくてはならないでしょう。強制性、米国の蛮行などなど取り上げての議論などは、意味ある論争ではないですから、どこかに新たな解決策を導き出していく、橋下発言はその為の一歩として、政治生命をかけたのなら、後世にも評価されるでしょう。
そこで、これまでの経緯を各者のブログから拾ってみました。
」」」」」」」」」
安倍晋三政権も発足五カ月が過ぎた。好調を持続するアベノミクスで、内閣支持率は高止まりしたままで政局は安定。5月15日に今年度予算が成立したことで、通常国会は終盤戦を迎えたが、与野党攻防の火種となる衆院定数是正も「0増5減」法案の会期内処理が確定しているため、次国会への先送りが確実。会期末をにらんで法案の仕分けも進み、国会審議はもはや「消化試合」の様相だ。与野各党はすでに参院選準備に全力を挙げている。そうした中、飛び出した橋下徹・日本維新の会共同代表(大阪市長)のいわゆる「従軍慰安婦」発言の波紋が参院選の構図を大きく変えつつある。みんなの党の選挙協力解消宣言などで野党共闘は事実上崩壊し、維新の支持率は急落した。このため、7月21日投票予定の参院選情勢は自民、公明による与党圧勝の流れが加速し、自公過半数どころか自民単独過半数すらささやかれる状況となった。
“橋下騒動”の発端は5月13日午前の橋下氏のぶら下がり会見での発言だった。記者団から「歴史認識と従軍慰安婦問題」を問われた橋下氏はこう発言した。
「当時は日本だけじゃなく、いろんな軍で慰安婦制度を活用していた。あれだけ銃弾が雨嵐のごとく飛び交う中で、命をかけて走って行く時に、そんな猛者集団というか、精神的にも高ぶっている集団に、どこかで休息させてあげようと思ったら慰安婦制度が必要なのは、これは誰だって分かる」
橋下氏は同夜から、ツイッタ―などで「私は従軍慰安婦は全く認めていない。ただ、当時の各国はそれを必要としていたという客観的事実を言っただけ」と釈明に努めたが、新聞各紙には「従軍慰安婦は必要だったー橋下氏」などセンセーショナルな見出しが躍った。ただ、これだけなら「一部の言葉を切り出して歪曲したマスコミの誤報」という橋下氏の反論も成り立ったかもしれない。しかし、これに続く同日夕の沖縄米軍についての発言が騒動を拡大させた。
◇国益損する外交問題にー「慰安婦」発言
「だから僕は、沖縄の普天間に行った時、(米軍の)司令官の方に、もっと風俗業を活用してほしいっていう風に言ったんです。そしたら司令官はもう凍りついたように苦笑いになってしまって。米軍ではオフリミッツだと。そんな建前みたいなことを言うからおかしくなるんですよ」
一連の発言への各国マスコミなどの集中砲火に対、橋下氏はこれまでのようにツイッタ―で反論した。
「アメリカはずるい。アメリカは一貫して公娼制度を否定する。しかし、米軍基地の周囲で風俗業が盛んだったことも歴史の事実」(5月14日のツイッタ―)
こうした発信は世界にばらまかれ、韓国や中国だけでなく、米国も国務省のサキ報道官が「言語道断で侮辱的」と極めて厳しい表現で一連の「橋下発言」を非難した。同報道官はオバマ大統領の側近としても知られており、米政府の強い不快感を公式の場で表明した形だ。この時点で橋下発言は「日本の国益を損する外交問題に発展した」(外務省高官)ことになる。橋下氏は大阪市長だけでなく日本維新の会の共同代表。海外からみれば日本の政治を代表する野党党首で、しかも「日本の政治を変える力をもつ新実力者」とみられていたからだ。
◇特派員協会会見も“反転攻勢”にはならず
これまで強い発信力でさまざまな批判を乗り越えてきた橋下氏は、騒動開始から2週間たった5月27日昼、外国特派員協会での記者会見で“反転攻勢”を試みた。各国特派員に真意を説明することで国際的なバッシングをかわそうという狙いだ。
満員の会見場で橋下氏は珍しくメモを見ながら発言した。一連の発言とそれに対する報道を踏まえて英文のメモも配布しての見解表明。その内容は@慰安婦問題を正当化する意図は全くなく、マスコミ報道は誤報だA日本以外の国々も女性の人権を蹂躙した過去と向き合わなければならないB(従軍慰安婦に関する)河野談話は強制連行の有無に関する表現があいまいなので、きちんと明確に表現すべきだーという主張が柱。その上で、在日米軍に風俗業の活用を提案したことについては「米軍、米国民を侮辱することにつながる不適切な表現だった」と発言を撤回し、謝罪した。
これに対し、各国特派員はさまざまな角度から質問を繰り出し、会見は3時間近くに及んだが、橋下氏の答えは「同じことの繰り返し」(出席者)でこれまでのような「売り言葉に買い言葉」という場面もなく、橋下氏らしくない慎重さだけが際立った。各国特派員の反応は概して冷淡で、中国、韓国は厳しく報道したが、米国は「新味なし」との判断で報道を見送るメディアも少なくなかった。
その中で、永田町に波紋を広げたのは一連の発言についての「政治責任」の部分。橋下氏は「今回の発言で国民がノーと言えば、参院選での維新の会は大きな敗北になる。選挙結果で、私が代表でいられるか、議論が生じる」と答え、参院選の結果次第で代表辞任もありうることを示唆した。
◇女性の支持激減、みんなは選挙協力解消
日本の大手紙などは一斉に世論調査を実施した。その結果、慰安婦問題での橋下氏の発言については「不適切」とする回答が7割を超え、「風俗業活用」発言に至っては8割以上が「不適切」と答えた(産経・FNN合同調査、5月25,26日実施)。また、政党支持率と参院選比例代表の投票先でも維新は急落、昨年末の衆院選以来維持してきた自民党に次ぐ2位から陥落した。特に、女性の支持が激減し、6月23日投票の東京都議選の維新候補者から「女性にパンフレットを渡そうとしても受け取ってもらえない」との悲鳴があがった。
こうした事態を深刻に受け止めたのが、維新と選挙協力を進めてきたみんなの党の渡辺喜美代表。「橋下発言」を受けての記者会見で「価値観の違いが明らかになった。一緒にやることはできない」と選挙協力解消を宣言し、党役員会を開催して正式に協力関係解消を決定した。これに対し橋下氏も「選挙の有利、不利での判断」と反発し、維新とみんなの協力関係は完全に消滅。25選挙区に及ぶ協力体制も白紙に戻り、選挙区によっては互いに対立候補擁立を検討するという事態に陥った。
渡辺代表としては「このまま選挙協力を続ければ、抱き合い心中になりかねない。ここで維新と決別すればみんなの党が第3極の星になって支持が拡大すると考えた」(周辺)とされるが、案に相違して各社世論調査では支持率が維新と同様に下落した。参院山梨選挙区などでは従来同様に選挙協力を維持するなど「言ってることとやってることが違う」(維新幹部)ことが有権者に見透かされた結果だろう。
一方、「野党の支持率トップ」に返り咲いた民主党は「これで民主党の獲得議席が増える」(選対幹部)とニコニコ顔だが、「維新が勝手に落ちてきただけで、民主党の支持率は全く増えていない」(民主と若手)のが実態。そもそも、維新の支持層は「タカ派的体質を持つ保守層」(選挙専門家)とされているだけに、「維新が失った支持は自民党に戻った」(同)とみるのが自然だ。各社世論調査でも参院選比例投票先では自民党がさらに増えて平均でも4割を上回り、逆に民主党以下各党はドングリの背比べのようにひとケタ台にひしめき合う状態だ。
◇自民肥大化、野党は「敗残兵の群れ」に
世論調査の数字だけで選挙結果を予測するのは難しいが、現在の数字を基に比例代表選での獲得議席を推計すると、自民党は改選48議席の6割を超える30議席に迫り、民主、維新、みんな、公明はそれぞれ3〜6議席程度となる。47の選挙区でも1人区の31選挙区のほとんどは自民が獲得、2、3、4、5人区の16ある複数区でも同党は「最低16、うまくいけば18議席」(党選対)と予測されている。となれば自民党の獲得議席は控えめに計算しても70議席を超え、非改選議席(50)との合計で120議席超となり、単独過半数(122議席)獲得も夢ではないことになる。もちろん、自公合計でも大幅に過半数を超えるが衆院のように3分の2(参院では162議席)には届かない。
一方、維新は比例で5議席前後、選挙区でも4〜5議席とされ、合計でも一桁にとどまる可能性が大きい。当然、春までは確実視されていた「改選議席で第2党」という目標は達成できず、「第3極から第2極にレベルアップして憲法改正のための保守再編の中核になる」(維新幹部)という野望も砕け散る。大惨敗を免れれば民主党も分裂の動きが収まり、参院選後の勢力地図は「自民肥大化と野党のミニ政党化」という過去にも例のない構図となり、3年数カ月後の衆参ダブル選挙をにらんだ政界大再編への流れも失速する可能性が大きい。
しかも、民主党の海江田万里代表も参院選敗北なら代表辞任を“公約”しており、「一桁当選の敗北」で橋下氏が維新共同代表辞任ともなれば、両党とも後継代表選びで党内紛糾は必至。加えてみんなの党も渡辺代表と江田憲司幹事長の対立という内紛を抱えており、このままでは「参院選後の野党は敗残兵の群れと化し、自民党のやりたい放題」(民主党長老)となりかねない。
◇政治不信拡大で過去最低の投票率も
こうした状況を見据えて自民党の石破茂幹事長は「国民の自民党への信頼が完全にもどったわけではない。慢心すればすぐしっぺ返しがくる」と党内に警告を繰り返す。たしかに「国民の多くは積極的に自民党を支持しているのではなく、野党に愛想が尽きただけ」(首相経験者)というのが実態だろう。参院選の投票率は過去4回は50%台半ばで推移してきたが、今回については選挙専門家が「過去最低だった1995年の投票率44.5%を下回るのでは」と口を揃える。「無党派層を中心とする自民党に入れたくない層がほとんど棄権にまわることで自民圧勝、野党惨敗という結果となる」という分析からだ。
いま、国民はアベノミクスの成功に「日本復活」への期待をふくらませ、デフレ脱却・経済再生に一丸となって取り組む政治を渇望している。にもかかわらず昨年暮れまで政権党だった民主党は維新の失速に喜び、株価の乱高下を騒ぎ立てて政権の足を引っ張ろうとするばかり。“橋下騒動”のもたらしたものは結局、「政治不信の拡大」と「政党政治の無力化」であったと言われても仕方がない。
(平成25年5月29日記) 泉 宏
出典:山崎 努(参議)
http://www.yamachannel.gr.jp/contents/scramble/scr_60.html
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元外務省国際情報局長・孫崎享氏は、「橋下氏は、女性を性的な対象として使った点で日本も他国も同じと主張するが、日本の慰安婦の場合、軍と政府の関与が大きい。占領下の日本でも、米軍が自ら女性をあっせんする組織をつくってはいない。欧米のメディアは到底納得しないだろう」
(朝日新聞デジタル 2013/05/28 03:04「橋下氏の「釈明会見」、識者の見方は」より抜粋)
橋下会見を端緒にして、従軍慰安婦の事実認定をめぐっても各サイトのコメント欄でも議論になっていたので、気になった意見を下記に抜粋。橋下弁護士として、大正時代に築かれた日本最大級の遊廓と言われ、最後の色街ともいわれる飛田新地の料飲組合の顧問を務めていた。1958年の売春防止法施行以後は料亭街『飛田料理組合』となっているが、現在も当時の雰囲気を残している。大部分の「料亭」は看板は料亭であるが、営業内容は1958年以前と何ら変わりがない。表向き料亭に転向[1]することにより、料亭内での客と仲居との自由恋愛という脱法行為として売春防止法を逃れられたためである。
同様に大阪市内には松島新地(西区)や今里新地(生野区)等、現代に生き残った旧赤線がある。
現在料亭(本来の料亭)として営業している「鯛よし百番」は、大正中期に遊廓として建てられた建物を使用しており、2000年に国の登録有形文化財となった。ただし、歴史的な建造物や町並みは評価されつつも、依然として飛田新地の中は観光地ではない。その地域の成り立ちや性格上、写真撮影はタブー視されている。
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米兵の性のシビリアンコントロールが機能せず、米軍基地周辺の住民の人権が蹂躙されていることは否定できない事実ですし、海外メディアの特派員は冷静で理性的な視点で報道するべきでしょう。
2013年5月28日 12:31
橋下氏の今生きてる世代にも罪があるかのような説明は納得できないし罪もない子供に罪の意識を植え付けてはいけない。
この点だけは石原氏が正しいと思う。生まれてきた子が生まれながらにして犯罪者というのはあってはならない。
それを許したら世界のほぼ全てを占領したといってもいいモンゴルやマケドニアの子供たちは毎年毎年、世界に謝罪をしなくてはいけなくなる。
2013年5月28日 14:10
民族の問題でなければ、米軍が利用した、日本と韓国の慰安施設の慰安婦碑も作ろう。ライタイハンやアメラジアンの問題もある。当時の慰安婦の大半は日本人でした、これに強制性よりは、死活問題があったことは悲惨だが、公娼制度の時代に親による売買もあったと言える。唐ゆきさん、果ては海外棄民といわれる移民者がうまれたのも、日本国内で食いつなげない人々がいたと教科書で、本で知った。パンパンと言われる戦後の売春婦には夫を亡くした戦争未亡人もいたのは事実だ。女性の人権よりは、子供を家族を養う術としての悲しい選択を迫られての事だろうが、結果、心身の病気になるなど身を滅ぼすことになる。
国外に長期滞在し、特定の国の若者から言われの無いハラスメントを受けたコトの有る日本人はみなそう思っていると思いますから。
2013年5月28日 14:30
日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)が 平成25年5月27日、日本外国特派員協会で行った記者会見に対して国内外から様々な反応が寄せられている。橋下氏は在日米軍に風俗産業の活用を提案した件については撤回して謝罪。慰安婦問題に関しては「真意と正反対の報道が世界中を駆け巡ったことは極めて遺憾」とした上で、「慰安婦を正当化しようとは思っていない」と釈明している。
慰安婦が実際に強制的に行われたものなのか、そしてそれに国が関与していたのかという議論は別にして、橋下氏の発言は、国が強制的なものではなかったという立場をベースに行われています。(しつこいようですが、それが正しいかどうかはまた別の話です。)それなのに、国外のメディアはまるで、橋下氏が「女性を強制的に連れ去り軍隊にレイプされることは戦時中必要だった」と発言したことになってしまっています。
1945年9月〜10月あたりには、米太平洋艦隊横須賀基地には米
艦隊司令官の命令で慰安婦施設が運営されていました。
旧軍や政府が慰安婦を強制連行したかどうかという、狭義の強制性の問題。不実の汚名を甘んじて受け入れる必要も無い、というのも事実だが、だからといって反韓感情に駆られて下手に騒げば、今回のように歴史修正主義や戦争犯罪の正当化、右傾化と受け止められるのがオチだ。
国内では「いわゆる慰安婦問題」という狭義の強制性のあるなしに固執し、ここで日本の名誉が左右されるかを考える人達がある。 橋下氏もその一人だし、安倍総理もそうだろう。一般市民の間にもこうした主張はある。
しかし、当事者である韓国を除いて、諸外国、特に欧米にとって、この点は瑣末な問題に過ぎないと思われる。
慰安婦についての全体的責任を認めるなら、狭義の強制性は罪の軽重の議論に過ぎないからだ。
喩えは悪いが、多くの罪を犯した者が、全体の罪を認めながらも、ある一つの容疑だけを頑なに否定するようなもので、その容疑を晴らしたところで大して名誉は回復しない。
2013年5月28日 14:36
結局は、国が大人になり「私は自分がやったことの非は認める、そしてこういった事が起こらないように子々孫々に自分が何を犯したのか伝えよう。さあ、あなたはどうしますか?」と会話することだ、と私は思います。被害を受けた方は、被害を与えた方よりも遥かに長く屈辱を記憶するものです。
橋下氏の主張を追っていれば分かりますが論点は一貫しています。表現を修正しているだけです。そもそも、従軍慰安婦の問題について朝日新聞をはじめとする偏向メディアの誤報により、あたかも、日本のみの特殊な問題のように思われていることが問題で、論点を強制連行の有無に絞り、その点について世界共通認識を取るべきと言っているのです。全く当たり前の話です。Ryon OnsenLove (5月27日23時04分)
「狭義の強制性」が論点ではないなら、慰安婦問題は日本だけの話ではなく、万国共通の「戦場と性」の問題と言うことになると思います。日本の特異性が「狭義の強制性」にあるからです。(だから、日本が間違っていないという話ではありませんが。)
これまで国際的に主張すべきことを主張できていなかったと思っています。女性基金の活動やその中での総理による手紙など、できる限りのことを日本はやっていると思います。誤った証言などを排除した事実関係の整理と日本のこれまでの対応を政治家には堂々と主張して欲しいです。
外国から右傾化と見られるのは嫌だから黙っていようというのでは余りにも情けないと思います。
2013年5月30日 00:44 Ryon OnsenLove
ものすごく根源的な質問なんですが、従軍慰安婦というのは「自称私がそうでした」という人の言葉がすべてな訳ですよね。なのになぜ、「その人の言うことを無条件に信じる」と言うことが、従軍慰安婦の条件になっているのでしょう
muto(5月27日21時52分)
「無条件に信じる」かどうかは置いておいて、証言のみでそれを証拠として事実認定することは可能です。例え公文書といった物的証拠が見当たらなかったとしても。従軍慰安婦の場合、いたるところのたくさんの元慰安婦たちの証言が一致しており信ぴょう性は十分であると結論づけることが可能なのです。
heiwaga iine(5月27日22時53分)
(略)逆に同じ理屈で言うと、元日本軍隊は強制連行はなかったと証言しているので、それも証拠になるということですかね。当事者の証言だけでは証拠にはなり得ないですよね。元慰安婦の証言の矛盾点もまた、多数指摘されているわけですし。
Ryon OnsenLove(5月27日23時57分)
この問題はメディアのあり方と取り上げ方の問題と考えている。
その観点で昨日からの会見の模様を伝えているテレビメディアを観ているが、やはり問題の本質を捉えているとは言い難い。
なぜ韓国は女性基金による慰安婦へのお詫びと補償を受け取ろうとしないのか、米国の各州議会で日本の「性奴隷」制度を批判する決議を起こさせているのか。
この状況をきちんと取り上げていないから、橋下が「なぜ日本だけが」という台詞が責任逃れと捉えられてしまうのだろう。
恥ずかしながら女性基金を通して元慰安婦に送られた日本国総理大臣の署名入りの詫び状も今回の騒動で初めて知った。
もっとこの問題で日本は何をしてきたのか、これから何をすべきなのかを考えるべきであり、メディアもその任を負うべきだと考える。
2013年5月28日 16:20
日韓双方に歴史認識の齟齬があってそれを政治的な問題にするのであれば、証拠や証言を踏まえて決着を着けよう。個人的には女性に対する一方的な差別扱いに対しては反対だ。また米兵等による女性への虐待は罰せられるべき。
昨年からの発言を読んだ限りではこういうスタンスが読み取れます。
しかしそれは散々議論の対象にしてきたことなんですよね。
それより問題なのは
何故参院選を控えたタイミングで慰安婦問題に発言したのか?
が最大の疑問です。
現在野党に課せられた任務は、一方的な自民党体制を阻止する為に自民党から多くの議席をもぎ取ること、なのに国内外で批判合戦しか起きない話題を出しては指示どころか空気が読めない人と思われるのが関の山でしょう。
また、仮に自民党と協力体制を取るにしても、今の状況では橋下氏が望む、議論が出来る協力体制は得られず、上下の支配関係しか得られないでしょう。
まるで誰かが絵図を描き、自民党や石原氏を代表とした太陽の党一派が望むように事が進んでいるような、そんな気すらしてくるくらいです。
2013年5月28日 14:03
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石原代表、橋下氏発言「大迷惑」 参院選次第で進退も
日本維新の会の石原慎太郎共同代表は6月18日、共同通信のインタビューで、共同代表の橋下徹大阪市長による従軍慰安婦発言が党勢低迷を招いたことについて「大迷惑だ」と批判した。参院選の結果次第では、橋下氏の進退判断もあり得るとの認識を示した。橋下氏を擁護してきた石原氏が厳しい姿勢に転じたことで、日本維新の混乱が拡大する可能性もある。
石原氏は、橋下氏の責任をめぐり「(参院選の)結果を見て、その素因をつくった橋下氏がどう理解するかの問題だ」と指摘した。
橋下氏の慰安婦発言について、石原氏は「言わなくてもいいことを言って、タブーに触れた。いまさら強弁してもしょうがない」と述べた。
2013/06/18 20:10 【共同通信】
以上
2014年03月02日
危険なスキーとご近所さんの閉店
一人は、コースが分からずに気が付いたら駐車場に降りてしまうは、リフト乗り場が見えずに一番下のゲレンデに降りてしまって、音信不通。
待てどくらせど合流できずに、心配だけがよぎった。こんなスキーも初めてだったが、全員無事で何よりだった。そして、帰ってきたら近所のケーキ屋さんから閉店の挨拶状がきていたので、いよいよかと寂しい気分になった。
急遽、ひな祭りにかこつけてファミリーパーティを準備することになって、やおら雛人形をセッティングすることに。2月のバレンタインに知り合いに送ったりもしたけれど、いよいよ自宅用にも買って、しばらく楽しむことにした。ケーキは、ふわっと優しい味で、とても美味しい。色々な変化があるけれど、こうやって日々を紡いでいくのだなあと、甘酒によった。
2014年03月01日
韓国では、「3・1独立運動」の記念式典
一方、ソウル中心部の「大韓民国歴史博物館」で、旧日本軍の従軍慰安婦問題を告発する展示会を始め、ソウル駐在の外国メディアを対象としたプレスツアーを実施した。同問題に対する国内外の関心を高める政府の取り組みの一環。韓国政府は1日、ソウルの歴史博物館で、フランスの漫画祭に出品した漫画などを扱った慰安婦問題に関する展示会を開催、韓国政府が日韓の歴史問題に関連し、外国メディア向けのプレスツアーを開くのは異例。展示会初日(1日)に、趙允旋女性家族相が挨拶し「この問題を多くの人が知って共感し、早く被害者の名誉が回復し傷が癒やされなければならない」と述べた。現政権下で、元慰安婦問題を「人類に普遍的な女性の人権問題」(政府関係者)として国際社会に訴え、日本政府に対応を迫る方策をとっている。
1月末には、尹炳世(ユンビョンセ)外相が、元慰安婦が共同生活する施設を外相として初めて訪問した。国連安全保障理事会の討議でも慰安婦問題を取り上げるなど対日関係で重要視する姿勢を繰り返し示している。韓国が政府を挙げて同問題の解決を目指す姿勢が記念日により鮮明になった。 韓国の女性家族省は2月11日には、元日本軍従軍慰安婦の「記念日」の制定を目指す方針を初めて明らかにした。記念日の制定は、同省が朴大統領に報告した2014年度の業務計画で明示した。韓国では元慰安婦が1991年に初めて名乗り出た「8月14日」を記念日にしようと民間の支援団体が運動を続けてきた。同省はまた、元慰安婦の証言など関連記録が17年にユネスコの世界記憶遺産に登録されるよう作業を進めることも改めて表明。国際機関や人権団体と連携して国際シンポジウムを開き、「慰安婦被害者問題の解決」を目指すとしている。
2月13日には、ソウル日本大使館前に設置された慰安婦像の前で「日本政府の謝罪と補償」を続けてきた集会が、1100回目を数えた。欧米からも支援者が参加。元慰安婦を記憶するための像を韓国や米国に続き、ドイツにも建てる計画が紹介された。独人牧師のポール・シュナイスさん(80)は「集会はドイツも知られている」と話し、問題解決を訴えるため、来年中にもベルリンなどに慰安婦像を建てたいと報告した。元慰安婦・吉元玉(キルウォノク)さん(85)は「我々のようなむごい目に子孫たちが遭わないようにしてほしい」と訴えた。
ソウル日本大使館前の集会は、1992年1月に始まり、毎週水曜日に開かれている。2011年12月、通算千回を記念して、元慰安婦の少女時代を題材にした像が支援者らによって大使館前に設置。日本政府は違法であるとして撤去を求めるが、今も設置されたままだ。米国でも同じデザインの像が建てられ、今後も米国内各所で設置される計画が進んでおり、一部の日系人、サポーターが抗議している。