※ | 国境なき医師団への寄付は寄付金控除の対象となります。 |
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※ | 緊急支援対象から「フィリピン台風緊急援助」を選択してください。 |
国境なき医師団(MSF)日本は、台風30号により甚大な被害を受けたフィリピン中部での緊急援助活動に使途を指定した寄付の募集を開始しました。
現地では、多くの医療施設が被災し、医薬品・医療機器も流されました。自然災害の被災地では骨折や裂傷などが多く見込まれ、症状の悪化や破傷風などの感染症を防ぐためには、一刻も早く治療を開始する必要があります。
MSFは11月9日より緊急援助チームの派遣を開始、12日には医師3人を含む最初の医療チームが、タクロバン入りします。タクロバンでは、人員、物資、機器による支援をただちに開始する予定ですが、台風の進路上にある他の何百もの町や村との通信・交通は遮断され、進入が困難な状況が続いています。
MSFは近日中に現地の援助チームを50人規模に拡大する予定で、医療スタッフ、ロジスティシャン、心理療法士などのスタッフが、援助活動を開始します。MSF日本からも、看護師とロジスティシャンの2人が12日にセブ島入りしたほか、数日以内には他のスタッフも現地入りする予定です。
329トンの医療・救援物資も順次現地へ送られています。チャーター輸送機4便により、負傷者治療に使用する医療キット、診察用の資機材、破傷風ワクチン、テントや衛生キット、給排水設備などの救援物資をセブ島へ移送中です。また、仮設病院用のエアーテント、医療機器が今週中にセブへ向かう予定です。
一人でも多くの命を救うためには、一刻の猶予もありません。活動にご協力ください。