地元の国会議員である桜田義孝衆議(自民)、そして過去には松崎公昭元衆議(民主)が柏、我孫子近隣市の放射能焼却灰の問題で政党の理論よりも地元の判断を最優先に考えている姿勢を示したのは近年になく、政治家も票だけではなく、国民全体の命の問題をしっかりと受け止めてくれるのだと心強い思いになったところがあるので、下記の桜田氏のHPのコメントを転載しておきたい。
今回の朝日新聞の報道について補足をさせていただきます。
朝日新聞において、私が10月5日に行われた千葉県北西部の市長や国会議員らとの懇談会の席上、「(焼却灰は)原発事故で人の住めなくなった福島に置けばいい」との意見を発言したと報道がなされました。しかし、私は一部市町村に汚染灰が仮置きされている現状を踏まえて『発生者責任の観点から福島にある東京電力の敷地内で管理をしたらどうかという意見もある』という趣旨を紹介し、参加した市町村長に質問をしたところであり、特段の意見を表明したわけではありません。
私としては汚染灰等の指定廃棄物の処理を含む東京電力福島第一原子力発電所事故に起因する諸課題の解決に向け、政府の一員として全力で取り組んでまいります。
以上、補足の説明とさせていただきます。
文部科学副大臣 衆議院議員 櫻田義孝
*桜田氏は、河野太郎衆議とは国会議員同期だとのこと。
国会では、選挙後に原発反対派の議員同盟の加盟議員がぐっと増えたとのこと。