その番組が始まるのは、NHK大河ドラマ・「八重の桜」が終わった後だ。
歴史ものは好きなので、大河ドラマはよく見ている。先週は西南戦争のストーリーを挟みながら、新島譲と妻となった八重が同志社の学校を設立する準備を描いていた。
西南戦争は、明治初期の一連の士族反乱のうち最大規模で日本最後の内戦において、西郷隆盛が命を落とすことになる。
その西郷がまだ10代のときに、「自分はいかなる才能もない」と自覚し、常に謙虚に身を処したとも言われている。西南戦争は、明治初期の一連の士族反乱のうち最大規模で日本最後の内戦において、西郷隆盛が命を落とすことになる。
それは、「こういう自分のなすべき仕事とは、才能をもった人たちの才が活きるように、彼らに仕え、また、彼らを動かすことのほかにない」と考えて“政治”的な仲介をして自分の役を私利私欲なく、果たそうとしたわけだった。
自分がなした業績など、歯牙にもかけていないというふうであった。
勝海舟は、「大きい人間とは、これだ!」と激賞している。
勝海舟は、「大きい人間とは、これだ!」と激賞している。
その勝海舟については、加納治五郎の父も、そして甥である柳宗悦の父・楢悦も、勝海舟の海軍伝習所で一緒だったという。
加納治五郎の姉・勝子は勝海舟が訪ねて来た時に生まれたというので「勝」の字を頂いたとの機縁だとされる。
参照:
櫻木健古 『人間における自信の探求』ぱるす出版
参照:
櫻木健古 『人間における自信の探求』ぱるす出版