
こうした話しを聞きながら、この所の常磐線・成田線の我孫子駅を考えた。今や TX沿線の駅・流山おたかの森駅、柏の葉キャンパス駅の周辺が華やかだ。流山市議会では、平成18年6月19日に 「東京駅延伸に関する決議」を井崎市長の政権下で議決を得た。その後、6月26日には茨城県や市町村、企業等で構成する「茨城県つくばエクスプレス等整備利用促進協議会」が東京駅延伸の早期実現について国土交通省ほか関係機関に対する中央要望も実施された。
また、同年6月28日の首都圏新都市鉄道株式会社の株主総会に流山市、柏市、守谷市、つくばみらい市、及びつくば市との5市長の連名で東京駅延伸等の要望書を提出し、準備を進めた。同年8月2日には、超党派の国会議員で組織する「つくばエクスプレス利用・建設促進議員連盟」がTXの利用促進と東京駅延伸の早期実現の新たな決議がされたのだという。
http://www.city.nagareyama.chiba.jp/life/26/203/10696/001239.html
隣接の取手市は、常磐アートラインと銘うって活性化を図っている。兎も角、日本において鉄道と街の衰退繁栄は大きな関係がある。我孫子の魅力を作るために、ジリ貧に陥らない上向きの打開策を考えていかなくてはならない。常磐線が東京駅に繋がるということでも、我孫子での停車する便も東京駅に繋がるようにし、また特急が通過する駅になったが、これ以上の通過がないように主張していかなくてはならない。
26日は、千葉市長選で36歳の全国政令都市最年少とされる熊谷市長が再選された。前回は、当選を有力視されていた元副市長で自民公認候補が最有力視されていたところへ、突然に民主の風をうけて市議1期目なかばでの立候補、当選だった。二期目に関しては、ご本人が立候補をするかどうか熟慮すると話した上での二期目への挑戦となった。今年11月には、柏市長選挙がおこなわれる。前回、2009年当時は民主党の勢いもあって、市民ネットワーク・千葉県の推薦及び社会民主党の支持を受け、秋山氏が無所属で出馬し、57,258票を獲得し、二番手の候補者を辛くも破って初当選した。柏市は、千葉県内では千葉市に次いで借金が多いため、財政再建を図るとして出馬したのだった。二番手となった候補者は、柏議会初の女性議長となった市議(自民系)で、その後の経緯からすると今回の選挙のゆくへは、現職強しのジンクスはあっても波乱含みであろうか。TX沿線の流山市長は、過去に3期目現役の前市長(80歳)との選挙戦で一度は落選したが、その市長が勇退した後の市長選で当選して、市長として三期目となっていて、四期目の市長選に出馬するかどうなるのか、市の将来展望にもかかわることになる。
我孫子のまちづくりも、市議会や市長がどういう形で選ばれるか影響は大きい。降り立ってみたい、話題になる街でありたい。それには地域の良さを再発見がされていくように、市民の力を発揮していかないといけないだろう。我孫子は、大企業がない分、市民発意が意味をもつのだと思う。頑張ろう!我孫子市民!!