米国で多発するようになったテロとの構図をつくったのは、ブッシュ政権の判断にも影響が大きいといえるが、確かにその以前から、世界には抗しがたい民族紛争で多くの血を流してきた歴史がある。禍根を残す歴史事実をなかったことにはできないが、これらを踏まえて、未来にむけて変えていくにはどのような方法があるか考えていくことが私たちの責務でもある。
さて、そうしたことを如実に表す指数に株価がある。一時NY株式市場の下げにも関わらず、東京は16日後場から株価は戻し、押し目を買う人が多く、最終的にはほとんど下げずにすみ、例のCNBC番組のコメントのようにアベノミクスへの期待がいかに大きいかを示すことになった。
なんと、その後にはNY株価が上昇。これは、ボストンでの無差別爆破事件に対し米国人はテロに負けるなと株式市場も支え買いに行ったかと思われる感であった。株価は、人でいえば血流と同じで社会の還流が止まってはならない、社会のモノ・カネ・情報の流れの指標でもある。停滞は悪循環をもたらす。未来へむけて、前向きに模索することのみしか、ない。
パク・クネ韓国大統領は史上初の韓国女性大統領になったが、就任直後から、今までにないような北朝鮮の核ミサイルの挑発に対しなければならない事情だ。初の英国女性首相となった、マーガレット・サッチャーのように手腕を奮って頑張ってほしい。
日本では、昭恵夫人がファーストレディーとして再注目という不思議な運をもつ人のようだ。安倍氏が前回短期に辞任したあとに、夫人は立教の修士課程に入学し、ミャンマーの寺子屋の調査をするなど、女性として家庭をまもるだけではなく、世界を視野に考えて行動し、研究、地域支援も続けていたという。ブログやフェイスブックに行動を書きつづった注目度の高い人だ。日本にラッキーを呼び寄せて欲しい!
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