2013年03月10日

東京都慰霊堂

横網(よこあみ)公園には「東京都慰霊堂」や「復興記念館」があります。3月10日の両国界隈の白樺ゆかり散策の機会が慰霊祭の日程と重なっていたのでこちらにも行って、手を合わせてきました。

大正11年(1922年)、当時の東京市は陸軍被服廠の移転に伴い、跡地を買収し公園の造成を進めていました。その最中に発生したのが、翌12年9月1日の関東大震災でした。このとき、この界隈の人々が被服廠跡に避難しましたが、運び込まれた家財道具を伝って火が広がり、多数の焼死者、身元不明の方々がでました。その後、東京市(当時)は、東京を復興させた大事業を記念し、多くの市民の供養をするために、公園内に震災記念堂(現東京都慰霊堂)と復興記念館を1930年(昭和5年)に建設しました。その後には、東京大空襲の戦火にまみれた身元不明の遺骨を納め、死亡者の霊を合祀して慰霊する施設となっています。

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毎年、9月1日が防災の日となったのは関東大震災にちなんだものでしたが、制定の前年の1959年(昭和34年)には、伊勢湾台風が襲来して、多くの人命を失いました。その制定の当時の8月〜9月1日頃は台風の襲来が多いとされ「災害への備えを怠らないように」との戒めも込められているのだということで、今は異常気象が度重なりこの時期より台風発生は変則的です。「防災の日」が制定されるまでは、9月1日に行われる行事は、関東大震災犠牲者の慰霊祭が中心であった。しかし、「防災の日」が制定されてからは、全国各地で防災訓練が行われる日となっています。

日本は、非常に大きな災害に幾多となく襲われて、力を合わせて悲しみを乗り越え、慰霊をしているのだと改めて実感しました。公園の一角には、弔霊鐘(中華民国仏教団寄贈)、関東大震災朝鮮人犠牲者追悼碑なども設置されてありました。


posted by Nina at 00:00| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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