2012年11月01日

海外で評価される日本の創造性を生かそう

今朝は涼しいと言うより、寒いと言う感じですね。7ー9月の上期決算が出てみると、日本の製造業もシャープ、パナソニックと巨大な赤字を出し、かつての米国RCAやゼニスを駆逐したころのおもかげはなくなって来た。事業の選択、リストラ計画を進めるだけではなく日本の活路を見つけたい。
これからは、サービス産業がこの穴を埋めて行くのだろうと思われる。おもてなしの心、情報武装化、サービス業の革新性の追求。実は、すでに産業の硬直化を迎えていた韓国は、国の本格的なテコ入れで映画産業、観光、美容ツアーにも取り組んできていたのは知られていない。
 
ところで、国別の創造力についての調査で、日本がもっとも創造力が高いと答えた回答者が36%でトップとなり、米国の26%、ドイツの12%が続いた。新しい行動を考える働きが創造性です。そして「創造的な個人に特徴的性格としては、経験に対して開放的、大胆さ、反抗的、個人主義的、敏感さ、茶目っ気、忍耐強さ、好奇心の強さ、単純さが挙げられる。」ともまとめている。

創造性というものは、個人の中に存在するものではなくて、個人が文化や環境の中に入って相互作用をする過程で出現するものだという視点が興味深いと思った。著者の少女時代と同じように、IQの高い少年少女を半世紀以上追跡調査した研究も紹介されているが、結局、並外れた業績を残した天才はほとんど出てこなかった。個人の能力ではなく社会や時代の文脈が天才を生んでいるということを裏付けている。

同調査は、コンピュータ・ソフトウェアの開発と販売を行うアドビが、18歳以上の5,000人(各国1,000人ずつ)を対象にインタビュー形式で行われた。調査期間は、 今年の3月30日から4月9日までの11日間。

日本の創造力がもっとも高いと評価した回答者は、英国やドイツで4割と高かった一方で、日本の回答者が日本の創造力をもっとも高いと評価したのは26%と、5か国中で自国に対する評価がもっとも低かった。

また、調査結果によると、6割以上が創造力は社会に必要だと回答し、それを上回る約8割の回答者が創造力こそが国の経済成長の鍵だと答えた。

他方、創造力を発揮できていると答えた回答者は約25%にとどまり、皮肉だが教育システムが創造力向上を妨げていると答えた回答者が半数に上った。

さらに、もっとも創造力のある都市についての問いには、回答者の30%が東京と答え、ニューヨークやパリを抑えて第1位になった。第2位のニューヨークは21%、第3位のパリは15%。

このように日本の創造力は、海外で評価が高く、もっとも創造力のある国と都市に選ばれたことになる。 創造力の向上による経済効果は大きいと認識されてはいるが、今までの日本では専門分野で必要な能力だと考えられていた。海外では、創造力の必要性が幅広い分野で求められている点が日本との大きな違いだろう。

日本の創造力に対する高い評価を維持するには、さまざまな業界において創造力の向上を促す必要があるのかもしれない。
posted by Nina at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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