2012年06月25日

今夏の猛暑予想および関電の電力不足への疑問

 関電の見通し「電力不足14.9%」を真に受けてに新聞各社が報道した。関西はそれほどに原発に頼っていたのだと思いきやそうでもない。節電でしのげないとの見解がなぜ出てくるのか、疑念が湧く。5月17日のTVそもそも総研(テレビ朝日番組「モーニングバード!」 )で 「関電の努力足りない‥背景にあるシナリオ?」という取材をまとめていたので参考になる。

原発事故があった東京電力だが夏の電力は4.5%足りるが、事故がなかった関電力では14.9%足りないという。しかし、努力によっては、関電が出したほどに大きくは違わない数字も出せるということでさらに原因の解説を続けた。
電力の供給が2010年と比較して東電では4150万kWから4640万kWと+490も増えている。これに対し関電は1680万kWから1923万kWとさほど増えておらず、さらに緊急設置電源が東電が221万kWに対し、関電は2万kWとかなりの差がある。そこで、緊急設置電源 なぜもっと増やせなかったのか、疑念が湧く。
緊急設置電源で東京電力と関西電力とかなり差が出ている。日立製作所によると1年間で製造できる能力が120万kWだといい、関電の2万kWは少なすぎるという。このため番組は更に突っ込んで関電に取材をした。
 
 関電ではインフラ整備が間に合わないなどの回答だったが、玉川徹レポーターは東電力が行った努力などを解説、一方で関電にも説明を求めたが特に対応してないという返答だった。さらに東電で3月まで使用していたリースを使うという手段もあるが、関電では東電などから連絡がなかったということで4月から対応しているということを話した。

 なぜ、緊急設置電源を東電並みに準備しようとの努力がされないのか?  関電は大阪市とのやり取りの中で、5月10日になって大飯原発が動けば電力が足りると言いだしたという。この電力が236万kWということで緊急設置電源を用意していれば電力不足になることもなかったと話した。 リースなど対処の努力をしなかったのかについて、追及している。

 取材する中で、関電の対応が不十分なことが分かってくる。そこで古賀茂明氏の解説によるとプランAとして1年もすれば忘れるので原発を動かすつもりでいたが反発が続き、そしてプランBとして足りないと言っていれば中小企業などが我慢出来ないので動かしてくれという声が出てくるだろうとの話がされた。思い込みだろうか。関電と経産省 再稼働にむけた 最悪のシナリオ!?

 関電の対応が不十分なことの解説の続きで、古賀氏はプランCのことを話した。去年から準備していれば充分対応できたものを、受給検証委員会なども4月にやるなどわざと遅らしているといい、計画停電にもっていきたいのだと推定した。

 取材は、受給検証委員会の植田和弘委員に話を聞いた。植田委員は安定供給を実現するところまでやるのが役割なのではと詰め寄ると、上田氏も委員会の検証は12日で終わってしまうため不満があると話した。そして検証によって電力不足の部分でおわると、そこだけが強調されるのでは政治的に利用されたことになってしまうと話した。

 すべてシナリオ通りなら 納得できないと玉川レポーターは話した。tama.jpg



 さらに、関西人も電力不足の発表に意外な感じらしい。関電や関係団体の報告書は関西人の節電意識を見くびったものだと感じているようだ。せっかくの「節電」意識を65%程度に見積もるので120万kWとして、今夏の電力需給見通しを拙速に発表したからではないかとの批判があるのに、新聞各社いっせいに、関電側の発表を鵜呑み状況だというのだ。実際に関西学院大学から、関電とは違う予想の研究論文が出されていたが、マスコミ各社は関電の発表をそのまま聞いて検証することもなしに、掲載しているというのである。マスコミなりの批判精神でチェックが怠っている見ている人が多くいるらしい。

つまり、6月になっての大阪の最大気温が30℃前後になった時も11年並み程度の使用量だが、節電実績を上げている。30℃前後の需要実績2100万kWを前提に、昨年の実績値に基づいて計算した気温感度(気温が1℃上昇したときの電力需要増加量)47.8万kW/℃という根拠できちんと計算すれば、猛暑であった2010年の大阪における最高気温36.6℃の日の今夏需要見通しは2415万kWとなり、関電が8月に原発なしで確保できるとする供給力2542万kW(政府予測の供給力2630万kW、環境エネルギー政策研究所予測の供給力2946万kW)を下回る計算もあるずなのにである。

「電力使用制限令を出さないのは、政府が経済界に対して求められる責任を取りたくないから」(関電幹部)との事情通の声も聞こえている。

出典:
◎産経ニュース 5月17日 http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/120517/wec12051723000014-n1.htm
◎関西学院大学の論文
http://www.sdgovernance.org/internal/docs/SDG-DP-JNo11-03.pdf

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    電気代不払いプロジェクト 交流会
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電気代不払いって、そんなことでも意思表示しようか、という人など
ともかく、電気について考え直す機会です。
茶話会のような感じですので、どうぞお気軽に。
ご都合のつく時間にふらりとおいでいただけます。

   「電気代不払い宣言」
  http://d.hatena.ne.jp/toudenfubarai/20120217/
  原発で作った電気はいらない。
  不透明な値上げに 憤り
  その意思表示のために、手段がないだろうか。
  もっとも効果的なのは電気代を、節約、または不払いです!
  家にいても、ひとりでもできるデモ―抗議アクション
  もしあなたが、自動引き落としで払っているのなら、
  それは原発推進に白紙委任状を出しているのと同じ。
  「自動引き落としをやめる」ことが最初の一歩になる。


■日 時:6月26日(火) 18:30〜21:00

■場 所 : SCAT(スキャット)セミナールーム
       新宿区天神町63 神楽坂メゾン2F

     地下鉄東西線・神楽坂駅下車、徒歩3分。
     地下鉄有楽町線・江戸川橋駅下車、出口2番から徒歩7分。
     ■地 図:
http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=35.42.07.045&lon=139.44.01.823&p=%C5%EC%B5%FE%C5%D4%BF%B7%BD%C9%B6%E8%C5%B7%BF%C0%C4%AE%A3%B6%A3%B3&gov=13104.55.36

■参加費:300円

■主 催:電気代不払いプロジェクト
     toudenfubarai@gmail.com
     080−6747−4157
     http://d.hatena.ne.jp/toudenfubarai/


posted by Nina at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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