15日午前の東京外国為替市場では、米景気回復期待の高まりを背景にドルが買われ、円相場は一時、1ドル=84円18銭近辺まで続落した。84円台を付けたのは昨年4月13日以来、約11カ月ぶりの円安・ドル高水準。円はユーロに対しても売られ、1ユーロ=109円台前半まで下落している。円安進行を好感し同日午前の東京株式市場の日経平均株価は一時、前日終値比100円以上高い1万152円96銭まで上昇。取引時間中としては昨年7月以来、約8カ月ぶりの高値水準を付けた。
米国では、雇用や消費関連の指標が堅調なことを理由に景気回復期待が高まり、長期金利が上昇。これに対して、デフレから脱却できない日本は低金利が長期化するとの観測が拡大しており、金利の低い円を売って、金利先高感が強いドルに資金をシフトする動きが加速している。市場では「当面は1ドル=85円台を目指す展開になりそう」(大手証券)と一段の円安を見込む声が出ている。【窪田淳、浜中慎哉】
米国では、雇用や消費関連の指標が堅調なことを理由に景気回復期待が高まり、長期金利が上昇。これに対して、デフレから脱却できない日本は低金利が長期化するとの観測が拡大しており、金利の低い円を売って、金利先高感が強いドルに資金をシフトする動きが加速している。市場では「当面は1ドル=85円台を目指す展開になりそう」(大手証券)と一段の円安を見込む声が出ている。【窪田淳、浜中慎哉】
< 3月15日(木)11時14分配信 毎日新聞>
昨日(15日)は、前場の東京市場は日経平均10000円台を小幅続伸。3月になり、昨年7月27日以来となる終値ベースで1万円台を回復してきた。年初からの上昇相場が続いて、いよいよ第2ステージに入ったかと見られている。当面は昨年7月につけた震災後の高値(10207円)を意識するが、これをものすれば、震災前日の水準(10434円)への回復が期待できる。既に東証2部指数、ジャスダック平均は震災前の水準を奪回しているので、日経平均が震災前の水準を奪回する日は近いのではと言われている。
米国でも、NYダウが1万3000ドル、ナスダックは3000ポイント手前での足踏み状況を続けていたが、バーナンキFRB議長がFOMC後の声明で景気判断を引き上げたことや、米銀のストレステスト前倒し発表など手掛かりに、13日の米国株が今年最大の上げ幅を記録し、一気に大台乗せ。世界不況に歯止めをかけ、中東、朝鮮半島の平和、正常化へと向けなくては、みんなが困る。ひとりはみんなの為に、みんなは一人の為に、頑張ろう!